tag:blogger.com,1999:blog-44136556892048773212024-02-21T15:13:58.579+09:00Tsulala の EVE宇宙 放浪生活今日も放浪なのです。如月つららhttp://www.blogger.com/profile/03842287109987468188noreply@blogger.comBlogger76125tag:blogger.com,1999:blog-4413655689204877321.post-46383875475907165732021-10-15T12:56:00.001+09:002021-10-15T12:56:25.301+09:00絶対ここを出ないからね!<p> 我々カプセラは不死身だ。<br />
違うだろうか。</p><p>>>></p><p> いや、厳密にいえば我々カプセラは死ぬ。<br /> しかし死んでも多くの場合は蘇る。<br /> のんびりぼんやり羊水の中に眠ってばかりいる私だって、これまで何度か死んだ経験はあるのだ。</p><p> そして同時に思い出す。<br /> この宇宙は、それはそれは恐ろしい場所なのだと。<br /><br /> だからオールドアースの夢から醒めて、クローンポッドから外に出ても、宇宙が怖くて船に乗れないのだ。<br /> 船に乗っても、ステーションから Undock することができないのだ。</p><p> </p><p> それにしても記憶が整合しない。</p><p> 私は確か、WHの中にいたような気がするのだ。<br /> でも目覚めた場所はステーション。<br /> どうやら Hi-Sec の、しかもスクールのステーションにいる。カルダリだ。出身校だっただろうか。思い出せない。<br /><br /> 船はT2探査船だ。確かクローク機能を搭載している。<br /> 混乱しつつ真雪を起こす。<br /> そう、課金だ。世の中、金だぞ諸君!<br /> たしかそういうキャラだったんじゃなかったっけ私。<br /><br /> 真雪もなぜかステーションにいる。スクールだ。<br /> おそらくふたりとも出身校にいる。<br /> ということは、私たちは何らかの理由でWHから逃げたか、WH内部で死んだことにされたのだろう。<br /> じり貧ながらも、WHはスリリングで楽しかったような気がする。いや血生臭くてひたすら恐ろしかった記憶の方が強いか。</p><p> いろいろなものが、あちこちの星系の、あちこちのステーションに転がっている ── 確信。</p><p> いろいろな船に乗って、いろいろな場所を旅した記憶がある ── 好奇心。</p><p> いろいろなことを学んで、私たちはWHで生活していた ── 核心。</p><p> でも、最後の方だけ、ひどく記憶が曖昧だ。<br /> 何があったのか、まったく思い出せない。</p>>>><p> ただ驚いたのは、未だに FlatSleeper 社があって、真雪がCEOのままだということ。<br /> もちろんオールドアースの白昼夢を見ているときだって、私の神経伝達ケーブルにはEVE宇宙の情報がときどき流れてはいた。</p><p> でも、誰かが活動して、誰かが守ってくれていたその Corp に再び戻り、私が活動して私が守ることが出来るのだとしたら、その意味はすこし変わってくる。<br /> Podの頼りない姿さえ凜々しく感じるのに、CovertOps を「Proteus」と名付けているその事実が、私の当時の恐怖心を物語っている。</p><p> </p><p>/-----</p><p>※ CovertOps<br /> クローキングユニットを搭載して任意に使用することで、一切のレーダ/センサから船体を隠蔽することのできるT2フリゲート。<br /> 探索性能にも優れ、偵察や危険区域の渡航に使われることも多い。</p><p>※ Proteus<br /> 言わずと知れた Gallente の誇るT3クルーザ。<br /> ブラスタ使いなら一度は乗ってみたい憧れ。<br />(しかしWHで一度くらい壊してしまった気がするんだよねぇ……)</p><p>-----/</p><p><br /></p><p> 平たい眠り ── つまりは死をモチーフに名付けられたその所属タグを、懐かしむ。</p><p> Corpを維持するのって大変なのに。<br /> あちこちにオフィスがあったり(使えない)資材が転がっていて、大変なのに。</p><p> 誰か(だいたい見当は付く)が私たちの帰る場所を守ってくれていたのだ。<br /></p><p> 私は伝えたい。<br />「私たちは帰ってきたぞ〜!」と。</p><p><br /></p><p> ただ。<br /> 帰ってきたのはいいのだけれど。</p><p> 宇宙がコワくてステーションを出られないのです……。 <br /></p>如月つららhttp://www.blogger.com/profile/03842287109987468188noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4413655689204877321.post-49263776514014097842021-01-22T00:52:00.001+09:002021-01-23T16:27:09.787+09:00<p> 我々カプセラは不死身だ。<br />
違うだろうか。</p><p>>>></p><p> オールドアースの白昼夢(IRL)では、12年ほども使い続けたコンピュータがいよいよ動作が困難になり ── OSのアップデートなどずいぶん前からできなくなっている ── 新しいマシンを購入した。 <br /> しかし購入したマシンが新しいことはユーザにとって必ずしも恩恵をもたらすとは限らない。<br /> 周辺機器のドライバやアプリケーションのほとんどは使えなくなり、喜び勇んでインストールしたEVEクライアントは動作しない。 <br /></p><p> サイトまで日本語化していてたいそう驚かせたオメガクローン(ゲームタイム、と我々は呼んでいたはずだ)は、私の2*13k円(私と真雪の分)を呑み込んで沈黙してしまった。</p><p> 仕方がないので渋々とサポートにチケットを切る。 <br /> 最終的に26k円がポケットに戻り、そして私は上四半期にリリースされるというMacのM1チップ対応版クライアントを待つだけの人になってしまった。</p><p>>>></p><p> カプセルに浮かんで伝達ケーブルを通しての艦船制御なんて、すっかり忘れてしまったから、いっそのことAuraにチュートリアルから教えてもらいたいところではある。</p><p> なにより私は最後、WHにいたはずなのだ(居場所を探さないでください)。<br /> プロービングの技術も遠い記憶の彼方なのに、WHで無事に出口を探し出し、そこから(大抵はLowだのNullだのを何度もくぐり抜け)存続しているかも怪しい Office へ無事に戻るなんていう芸当が私に可能だろうか(どうか居場所を探さないでください)。</p><p> インプラントが刺さっている個体だったかどうかも覚えていないが、刺さっていないならそのまま途中で殺されてしまうのもひとつの方法だろう。</p><p> 肉体の死は、カプセラにとって単なる手足の喪失に過ぎない。<br /> もちろん、その肉体に付随したもの(胃袋の中の夕食であるとかはもちろん、一番の焦点であろうインプラント)は失われるが、それらの喪失は、我々カプセラの魂の喪失を ── 存在の消滅を ── 意味しない。</p><p> 洋服やメイクさえ、死ぬ前とほとんど変わらぬ状態で復活できるのである。<br /> </p><p>>>></p><p> IRLでは5年か6年ほども経ってしまったように思う。<br /> それでもこの白昼夢が暖かくなる頃になれば、私は戻るのだ。</p><p> あの漆黒の。<br /> 冷たい孤独の中へ。</p><p><br /></p>如月つららhttp://www.blogger.com/profile/03842287109987468188noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-4413655689204877321.post-82302683235742186652017-06-11T00:08:00.001+09:002017-06-11T00:10:13.933+09:00故郷は遠きにありて思ふもの どこかで焼かれたポッドの中の私は、そして本来ならばスキルクローンに転送されて不死鳥のごとく復活するはずであるのに、どういうわけなのか長い眠りから醒めない。<br />
<br />
オールドアースに漂う夢は阿鼻叫喚の地獄絵巻、とまではいかないものの、引っ越ししたり転職したり配偶者もいなければ実の両親もいないのに親戚の介護をする羽目になったりとてんやわんやが目白押しで、そうこうするあいだに2年ほどの時間が経とうとしている気がする。<br />
<br />
嗚呼。<br />
如月真雪という私(あるいはつららという私)の意識はなかなか戻れないのではある。<br />
<br />
ああ。<br />
あの自由な暮らし。気ままに漂って、思いのまま奔放に自分を演じる日々。<br />
<br />
特別な挑戦などなくても、珍しい出来事などなくても。<br />
ただただ宇宙を行ったり来たりして、エージェントをからかったり、海賊に中指立てたり、PKに追い回されたりして悲鳴を上げたり、不思議な場所を探したり、行ったことのない星系に思いを馳せたり、地味に採掘したり、新製品を開発したり、船や弾薬を製造する日々。<br />
BPOを持ってあちこち渡り歩く楽しさ。<br />
弾薬やRigや船を作って、それを使って貰うことのうれしさ。<br />
マーケットで地味に儲けたり、詐欺にあやうく引っかかりそうになったり。<br />
<br />
そうなのだ。<br />
<br />
笑ったり悲鳴を上げたりする、単純な日々を私は愛しているのだ。<br />
<br />
<br />
<br />
ガレンテの広大な緑の星雲。<br />
カルダリの冷徹な蒼の放射光。<br />
ミンマタの不穏な橙の偏光。<br />
アマーの不可解な赤い反射光。<br />
<br />
かわいらしい船。<br />
荘厳な船。<br />
ヘンテコな船。<br />
優美な船。<br />
<br />
作り方のわからない発明品。<br />
扱いに困るクリスマスや新年のプレゼント。<br />
<br />
そしてまるっと心細いPodの中で、死の恐怖に怯え、あるいは勝利に酔いしれ、共鳴通信で笑い、罵り、悲しみ、悩む我々パイロット。<br />
<br />
おもしろおかしい仲間たち。<br />
まだ知らない仲間たち。<br />
<br />
まるで覚めない悪夢のように、私は彼の地を思い出す。<br />
<br />
そこに眠っている、私の身体を思い出す。<br />
羊水の中に眠る私たちが、どうか、うなされたりしないように。<br />
誰かがクローンポッドを廃棄したりしないように。<br />
<br />
私は私に還りたい。<br />
もしもポッドが卵なら。<br />
私は私に孵りたい。<br />
<br />
<br />
<br />
それはかならず叶うだろう。<br />
だって。私は私なのだから。 如月 真雪http://www.blogger.com/profile/07570199810450407853noreply@blogger.com5tag:blogger.com,1999:blog-4413655689204877321.post-15714376497405746102015-11-26T18:49:00.000+09:002015-11-26T18:50:05.716+09:00宇宙が怖くて船に乗れるか。 はい。<br />
乗れません。<br />
<br />
つららです。<br />
<br />
<br />
<br />
現実世界の息抜きであるところの、私のEVE宇宙とPodなのでありますが。<br />
長らく私はそこに身体を浸すことができずにいます。<br />
<br />
IRLでのふとしたことをきっかけに、パニック障害の発作じみたものを起こすようになってしまいまして。<br />
逆説的に、緊張感の高まる状況下で、穏やかな心持ちを維持することができなくなってしまったのです。未熟者の私は。<br />
<br />
かつては、船が燃えても、Podが破壊されても、そのドキドキを楽しんでいられたはずなのに、今は想像するだけでちょっと心が苦しくなります。<br />
もちろん大元の理由はあるのですが、それはIRLのことであり、EVE宇宙でのんびりぼんやりしている私「つらら」とは、ちょっと乖離のあることなのです。<br />
<br />
まして、今の私の身体は、WHにいるのです。そう、WH。<br />
でも、数ヶ月も見に行っていないから、 なんともいえないのだけれど。<br />
もしそのままであったとしたら、WHにいます。<br />
いえ、仮に全てが放棄されていたとしても、私の身体と私の船だけはWHにいることでしょう。<br />
(怖いよ〜!)<br />
<br />
あのWHの自由な開放感と、いつ何が起こるともしれないその緊張感。<br />
<br />
私は、それに耐えられない重圧を感じて、しばらく休養をしている次第なのでした。<br />
<br />
もちろん、たとえばお医者さんに処方された「ちょっとバカになるクスリ(ひどい言いぐさ)」などを飲んでプレイに臨むこと(ある種の本格廃人プレイ)もできると思うのですが、そんな無茶をするよりは、きちんと自分の状態を整えてからEVE宇宙に行きたいと思って、はや数ヶ月。<br />
<br />
今晩、ちょっと顔だけでも出しちゃおうかな、なんて思ったりしている私です。 如月つららhttp://www.blogger.com/profile/03842287109987468188noreply@blogger.com3tag:blogger.com,1999:blog-4413655689204877321.post-42877483837983305602015-05-01T22:49:00.001+09:002015-05-03T02:05:40.863+09:00そして悲しくうたふもの。 カルダリといえば私の生まれ故郷なのだけれど、その宙域はあまりに広大で、たとえばどこかのステーションから、あるいは艦橋から、時にはどこかの陸地から、星々を眺めたところで「ああ、あそこが私の故郷のある太陽だよ」とは言えない。<br />
<br />
もちろん、網膜投影ARシステムを起動させれば、雨の夜でも、晴れた昼間でも、私たちは自分の星のありかを知ることができる。<br />
<br />
でも。<br />
でも、それが。<br />
それが故郷なのだろうか。<br />
<br />
そうやって、物理的に指標された座標が、人の故郷なのだろうか。<br />
<br />
窓の外の漆黒を眺めながら、私は思う。<br />
<br />
おそらく、人に説明する時はそれでいいのだ。<br />
「私はあの星の、あの地方で生まれ育って、パイロットになりました」と。<br />
<br />
その過程のディティルも、 そこから現在というポイントまでのディティルも、ほとんどの人にとってはなんの役にも立たない情報だ。<br />
そんな余計なところまでマークアップしないでくれと、かの国の統治局で働き続ける情報集積人工知能なら悲鳴を上げるだろう。 <br />
<br />
そう考えると、私たちの一生は、蛇足に満ちているのかもしれない。<br />
蛇足の集積が、おそらくは人生だろう。<br />
<br />
何度死んでも、何度生まれ変わっても、変わらない。<br />
明示された戸籍情報のように、私は私にだけ生まれ変わる。 <br />
私だけに生まれ変わる。<br />
<br />
いっそのこと、無味乾燥した座標情報だけが残って欲しいと思うことがある。<br />
いっそのこと、私の過去のことなど消えてしまえばいいとさえ思うことがある。<br />
<br />
それでも、私は、私という存在を、自分のよりどころにしているのだから、なかなかそういうわけにもいかない。 <br />
記憶操作の手術もあるとは聞くのだけれど、なかなか思い切りが付かない。<br />
<br />
欠落した記憶の所在を、結局、人は知りたがる。<br />
私がそうしないとも思えない。<br />
<br />
私は私の蛇足を嫌っているのだろう。<br />
そして同時に、愛しているのだろう。<br />
<br />
カルダリに来るたび、沈鬱な気持ちになる。<br />
故郷の星系に近づくと、なんとなく、気持ちが落ち着かなくなる。 <br />
それでも、私は、きっとこの青白い星雲をまとった宙域のことを愛しいと思っているのだろう。<br />
<br />
でもそれは、太陽のようなものかもしれない。<br />
近くで見るには眩しすぎ、あたたかさを通り越した灼熱によって、魂までも焼かれてしまうのだ。<br />
<br />
生命の発生と同じように、重力均衡と同じように、物事には適切な距離があるのだと、私は思う。<br />
<br />
大好きな街だった。<br />
だから。<br />
大嫌いな街だった。<br />
だから。<br />
宇宙にただひとつ。愛しいと思える場所だった。<br />
<br />
<br />
<br />
物思いに耽っている背後から、遠く真雪の悲鳴が聞こえる。<br />
<br />
「やだもー」とかなんとか。きっと段差につまずいたか、壁に穴でも空いていたとかそんなことだろう。<br />
彼女は、私のMinmatar 船に乗るたび、あれこれ文句をいう。<br />
<br />
「これって中古船を改修しただけなんじゃない?」<br />
「ソファの生地がほつれちゃったんだけど」<br />
「シャワーの温度が安定しないのはどういうことなの?」<br />
「あっちの配電盤から煙が出てたよ」<br />
「シンクの排水、すごーく悪い気がするんだけど」<br />
「どうして拡散パネルに装甲を張るんだろう。設計者の意見を聞きたいよ」 <br />
「砲塔に煤(すす)がすぐ溜まるみたいね、掃除しなよ」<br />
「壁の穴から虫が出てきたよ」 <br />
<br />
などなど……。<br />
これでもれっきとしたT2Shipなのだけれど。まぁ。まったく同感だとは思う。 <br />
<br />
<br />
<br />
/-----<br />
※ ARシステム(Augmented Reality System:拡張現実システム)<br />
Podパイロットならおなじみ、現実世界に対して各種情報の同時参照を可能にするシステム。<br />
神経接続プラグを通しての情報入出力の他、人工網膜に直接情報を投影するなどのシステムも有名なところだ。 <br />
-----/<br />
<br />
<br />
/-----<br />
※ かの国の統治局で働き続ける情報集積人工知能<br />
どこの国の、どんなセクションで、何を理由に、どんな情報処理をしているのかは、作者には分からない。 <br />
-----/<br />
<br />
>>><br />
<br />
カルダリでの生活もそろそろ数ヶ月になっただろうか。<br />
普段なら、あっという間にFacSTが 5.0 を超え、各地のNPCCorpエージェントと仲良くなって、いよいよ立ち去る頃合いではある。<br />
しかしながら、Gallente の FacST が高すぎたせいか、なかなか上がらないという状態である。<br />
<br />
真雪はあっというまに5.0を超えたので、今まで関係のなかったCorpには、真雪を通してアクセスしている。<br />
<br />
そんな真雪であるが、 <a href="http://missevejapanese.wix.com/miss-eve-japanese" target="_blank"><span style="font-size: small;">第1回 Ms. EVE japanese</span></a><span style="font-size: small;"> という企画に参加することになった。</span><br />
<span style="font-size: small;">(したくなったらしい)</span><br />
<span style="font-size: small;"><br /></span>
<span style="font-size: small;"> Corpのメンバ勧誘もまともにしない消極性のカタマリのようなCEOなのだけれど、こうしたイベントに勝手に積極的に参加するという気まぐれさは、まぁ、らしいといえばらしいのかもしれない。</span><br />
<br />
<span style="font-size: small;">>>></span><br />
<span style="font-size: small;"><br /></span>
<span style="background-color: white;"><span style="font-size: small;"><br /></span></span>
<span style="color: white;"><span style="background-color: white;"><span style="font-size: small;">※作者註</span></span></span><br />
<span style="color: white;"><span style="background-color: white;"><span style="font-size: small;"> 真雪で記事を書くことがほとんどないため、あまり紹介されませんが、真雪は真雪で、誰も知らないキャラクタ設定が実は多くあったりします。</span></span></span><br />
<span style="color: white;"><span style="background-color: white;"><span style="font-size: small;"><br /></span></span></span>
<span style="color: white;"><span style="background-color: white;"><span style="font-size: small;"> 当初はつららのAltキャラとして作って、Caldariから家出した放浪癖のある姉を捜す旅に出たパイロットということにしていたのですが、同じ Corp に一緒にいることになったため、二人は再開したということになりました(笑)。</span></span></span><br />
<span style="color: white;"><span style="background-color: white;"><span style="font-size: small;"><br /></span></span></span>
<span style="color: white;"><span style="background-color: white;"><span style="font-size: small;"> それ以外にも、彼女は本格的なぼんやりタイプで、つららより臆病で、あと同性愛者という設定だったりしますが、そんなことはいっさいゲームプレイに反映されていません(笑)。</span></span></span><br />
<span style="color: white;"><span style="background-color: white;"><span style="font-size: small;"><br /></span></span></span>
<span style="color: white;"><span style="background-color: white;"><span style="font-size: small;"> 最初の頃は、口調や会話の傾向も細かくコントロールしてロールプレイしようかと思ったこともあったのですが、そんなことは無理でした。</span></span></span>如月つららhttp://www.blogger.com/profile/03842287109987468188noreply@blogger.com8tag:blogger.com,1999:blog-4413655689204877321.post-30422664338779123682015-02-23T17:58:00.000+09:002015-02-23T23:15:11.115+09:00ブラスタ使いを目指すあなたのための、ちょっとしたおせっかい。(ぶらすた道 その2) さて、<a href="http://wandering-evespace-by-tulala.blogspot.jp/2015/02/blog-post_23.html" target="_blank">前回</a>のおさらいから。<br />
<br />
<br />
○ ブラスタは 短射程/高火力/高トラッキング/連射タイプの兵装で、キャパシタと弾薬を消費する。<br />
<br />
○ 至近戦は浪漫。<br />
<br />
○ ブラスタの攻撃属性は Kin / Therm に固定されていて、T1弾薬は Kin > Therm、T2弾薬は 高火力タイプが Kin=Therm、射程重視タイプが Therm > Kin になっている。<br />
<br />
○ Fac 弾は Caldari NAVY も Federation NAVY もダメージは一緒。<br />
<br />
○ ブラスタ艦は、間違いなく、敵艦と至近距離で戦闘する必要があるしそのための武器だ。<br />
<br />
○ どうせだから火力重視でタレットと弾薬を選ぼう。Neutron と Antimatter 弾(むしろ Void 弾)しか道はない!<br />
<br />
○ ブラスタ艦の交戦距離は適正なダメージを与えることを考慮して、だいたい <a href="https://wiki.eveonline.com/en/wiki/Light_Neutron_Blaster_II" target="_blank">Sサイズ</a>で 500〜900m、<a href="https://wiki.eveonline.com/en/wiki/Heavy_Neutron_Blaster_II" target="_blank">Mサイズ</a>で 1200から1800m、<a href="https://wiki.eveonline.com/en/wiki/Neutron_Blaster_Cannon_II" target="_blank">Lサイズ</a>で 3kmから10kmくらいがいい。<br />
(上記はすべて Antimatter 弾の使用を想定しています)<br />
<br />
○ PvEで、敵フリートに単身乗り込む時は、気をつけろ!<br />
<br />
○ Web は危ない。<br />
<br />
○ タゲペンも危ない。<br />
<br />
○ Scram もとうぜん危険。<br />
<br />
○ その上で、殴りましょう。ブラスタはそういう武器です。<br />
<br />
○ 最悪、刺し違えれば上等だ。 (※PvEでこの発想は危険です)<br />
<br />
<br />
……だいたい理解できたでしょうか。<br />
<br />
さても高火力が魅力のブラスタなのですが、いかんせん、敵 Fleet に単身乗り込むのは心細いものです。<br />
<br />
まずは前回の至近距離戦闘における危険性をどのように回避するべきかを考えてみましょう。<br />
<br />
<br />
<h3>
○ 交戦距離1000m以内でのPvEの危険性の傾向に対策する</h3>
<br />
前回の最後の項目で、Web / Target Painter / Scram の特性と射程についてお話ししました。<br />
ざっと見ておわかりと思いますが、Web と Scram は射程が短いため、PvEでは FGが掛けてきます。<br />
逆に Target Painter は射程が長く、BCからBSが主に使用してきます。<br />
<br />
敵性集団の中にこちらから単身飛び込む場合、複数の大型・小型艦船から、同時にこれらの妨害を受けて、同時に攻撃を受ける可能性があります。<br />
ほとんど停止して信号サイズも増大した紙装甲の船なんて、いいマトです。ついでにワープもできないとなれば。<br />
<br />
当然ながら、妨害を仕掛けてくる船を真っ先に落としたい。それこそがセオリィ。<br />
せめて Scram と Web だけでも落としたい。<br />
いやこの際 Scram だけでいいや。<br />
<br />
……と思っているのに、複数から同時に妨害された上、攻撃されてはひとたまりもありません。 <br />
<br />
これを避ける一番手っ取り早い方法が「引き撃ち」です。(えぇそんなぁ……)<br />
<br />
といっても、長距離兵装のように引いて、撃って、また引いて……と繰り返すのではありません。<br />
<br />
とりあえずこちらを攻撃しようとしている敵集団から離れて、敵艦隊をその速度ごとに分断することが目的です。<br />
だいたい Web と Scram を装備した FG は PvPではタックラと呼ばれるとおり、高速で特攻してきます。<br />
Spider Drone と呼ばれる、Web Droneも同様です。<br />
だいたいブラスタ使いと同じくらい、単身で乗り込んできます。<br />
<br />
一方、大型艦はどうでしょう。<br />
ほとんどのBSはMWDも搭載していませんし、100〜200 [m/sec] でのんびり飛んでいます。<br />
艦船サイズごとに、当然速度が違うので、全機がこちらに向かって来ると、どうしても集団にばらつきが生まれる、というわけです。<br />
<br />
なので、敵集団がこちらに対してノーマークの場合、とりあえず1発くらい、あたりもしない距離から撃つだけ撃って、タックラに対して 30km くらいの距離を取るように全速力で逃げます。<br />
Keep at Range ではなく、宇宙空間をダブルクリックで逃亡するのもよい方法です。 <br />
しばらく(だいたい 30〜100 km くらいでしょうか)逃げると敵集団は長い帯状に広がります。<br />
MWD搭載の小型船も、MWDが息切れします。<br />
<br />
<span style="font-size: large;"> さぁ。</span><br />
<span style="font-size: large;"> あなたのブラスタが飾りではないことを証明するときが来ました。</span><br />
<br />
もちろん、あなたがAB装備で、敵のタックラに捕まることもあるかもしれません。<br />
そのときは、まずその Web や Scram を掛けてくるタックラを真っ先に落とします。<br />
もう Orbit なんかやめて 500m Keep at Range です。逆タックルの勢いで叩きのめしましょう。<span style="font-size: large;">ブラスタは叩く道具</span>ですから。<br />
このとき Lead Charge を使うのも1つの方法です。<br />
<br />
威力は落ちますが Antimatter よりも射程が(少しですが)長くなり、キャパシタ消費が少なくなります。<br />
もしも危うい局面でワープが必要な場合、このキャパシタ消費がものをいうこともあるかもしれません。(「こんにちは〜!」とかしゃべりだす、ということではないので安心してください) <br />
<br />
/-----<br />
※ AB(アフターバーナ:After Burner)<br />
推進系モジュールの1系統。<br />
MWDほどの速度は出ないが、キャパシタ減少ペナルティもなく、消費キャパシタも優しい。<br />
信号サイズ増大ペナルティもないので、使いやすい。<br />
艦船サイズに合わせたものを搭載しないと意味がないのは、推進系の定め。<br />
<br />
※ Lead Charge<br />
Hybrid Charge は複数種類があり、T1弾薬は射程重視低火力型と火力重視短射程型にかけての分布となります。<br />
T1のうちの Lead Charge は射程重視と火力重視のいずれにも属さず、中間的な位置にあります。<br />
この弾薬の優位性は、キャパシタ使用量が少ない、という点です。<br />
逆に、火力重視型や射程重視型は、特化されるほどキャパシタ消費が激しくなります。<br />
-----/<br />
<br />
こうしてタックラのFGを落とせば、あとは近づいてくる攻撃型FGを落とし、DDを落とし、CLを落とし、BCを落とし、BSを落としてゆきます。<br />
勝手に近づいてきますし、距離があったらこちらから近づけばよいのです。<br />
どうせ鈍くさい連中ばかりです。 <br />
<br />
もしも途中で別集団から攻撃を受け始めた場合は、その集団のタックラ(もしくは手頃で近くて速いFG)に対して全速力で逃げます。<br />
<br />
ブラスタ艦に必要なものは、ブラスタと、素早い逃げ足、です。<br />
<br />
<br />
<h3>
○その他のちょっとした小枝 </h3>
<br />
基本的な対策さえできてしまえば、大型艦の攻撃は当たりません。<br />
……いや、まぁ、ときどき当たりますが、致命的なことはそれほど多くはないかもしれません。<br />
……そんな気がします。多分。<br />
<br />
……。<br />
さて、気を取り直して、それ以外のちょっとした小ワザをご紹介。<br />
<br />
○ 遠い敵艦に近づく時は Orbit コマンドを使う。 <br />
まぁ、たいしたことではありません。<br />
でも、真っ直ぐに向かうよりも、ちょっとだけ軸をずらすことができます。<br />
つまり角速度がちょっとだけブレるということです。<br />
これで「Lタレットでも遠距離なら狙える」とか思っている大型艦からの直撃を、少しでも軽減する可能性に賭けましょう。<br />
本来であれば 10〜20km の半径で Orbit 機動をしたいところですが、いちいち右クリックから選ぶのは面倒なので、既定の距離(FGなら600m とか)でいいんじゃないでしょうか。<br />
<br />
○ Keep at Range は2種類必要。<br />
先ほどの例にあるとおり、ブラスタ艦では敵集団を引くための長距離 Keep at Range(以下 KaRと省略)と、トラッキングを最低にして敵艦をただただ落とすために近づく KaR、2つを使い分けます。<br />
いちいち設定するのはばかばかしいので、どちらかを既定の距離にしておきましょう。<br />
どちらをどうするかは好みです。<br />
<br />
○ ミッション開始直後の大型艦の攻撃を防ぎつつ、その場で待つ方法。<br />
ミッション地にたどり着いて間もなく、敵艦隊がこちらをロックし始める。<br />
そんなこともあります。<br />
ただ、敵 Fleet までの距離が60kmほどあり、わざわざ逃げるまでもなく、ここで待っていたい。<br />
待っていたいけれど、止まっていたくはない。<br />
そんなときがあなたにもあると思います。ない? ないの? <br />
<br />
私にはあるのですが、そんなときでも、ミッション地には、かならずビーコンがあると思います。<br />
ええ、あなたの船のすぐそばにある、役に立たないあのマークです。<br />
あれに対して全速力で Orbit して、敵タックラが近づいてくるのを待ちましょう。<br />
(※全速力といっても、MWDを稼働させる必要はありません) <br />
Fleet で戦っている時は「つららさん、なにしてんのwww」とBSに乗っているメンバに笑われるかもしれませんが、そういう大型艦には遠慮なくタックルしてやるといいと思います。<br />
(もっとも、たいていはみなさん自分の戦闘に没頭しているので、こうしたヘンな動きは悟られません)<br />
<br />
○密集した障害物には気をつけよう。<br />
敵艦隊に飛び込むのはいいのですが、ときどき、建造物など思わぬ障害物のせいで、あなたの船が本来の速度に到達できないことがあります。<br />
Web でもないのに速度が出ない。<br />
これは危険なので、十分注意しましょう。<br />
<br />
○ひとりではクリアできないミッションを知ろう。 <br />
FGでL4ミッションをする場合に、いくつか、高難易度になってしまうものがあります。<br />
<br />
・まず、のっけから Stasis Tower が待ち構えているミッション。<br />
たとえば <a href="http://eve-survival.org/wikka.php?wakka=Blockade4an" target="_blank">Blockade</a> 。<br />
Stasis Tower は、FGよりもカタい上に、FGよりも遠くから Web を掛けてきます。<br />
近づくのが大変……。 <br />
<br />
<a href="http://eve-survival.org/wikka.php?wakka=RogueSlaveTrader4" target="_blank">Downing The Slavers (2/2)</a><br />
は、Stasis Tower が2基。うーん。。。<br />
<br />
ちなみに、Rogue Slave Trader (上記 1/2) は、救出する奴隷がたくさんいて、カーゴに収まらないため、これまた小型艦には不向きです。<br />
<br />
・環境ダメージがあるミッション。<br />
L4ミッションは、BSによる攻略を想定しているため、補正なしで襲いかかる環境ダメージは、FGにとって致死的。CLでも、ちょっとキビシイ。<br />
<br />
<a href="http://eve-survival.org/wikka.php?wakka=Recon4" target="_blank">Recon(3/3)</a><br />
ゴールに向かう途中、ときどき燃え上がって燃え尽きたりします。<br />
<br />
<a href="http://eve-survival.org/wikka.php?wakka=PatientZero4" target="_blank">Patient Zero</a><br />
凶悪な環境ダメージに耐えきれず、燃え上がった気がします。<br />
<br />
<a href="http://eve-survival.org/wikka.php?wakka=DamselinDistress4" target="_blank">Damsel in Distress </a><br />
<br />
注意しながら進めればなんとかなりますが、Garden の爆発は本当に強烈ですから、安易に破壊しないようにしたいものです。<br />
<br />
他にもあった気がしますが、忘れました。<br />
<br />
・敵が回復するミッション。<br />
どれだったか忘れましたが、Web / Scram を叩こうにも、Repair Tower を先に破壊しないとどうにもならないミッションがあったように思います。<br />
Repair Tower は遠く、そして高い耐久力を誇っていました。<br />
<br />
・敵が湧くけれど相手をしなくていいミッション。<br />
<a href="http://eve-survival.org/wikka.php?wakka=Recon4" target="_blank">Recon(2/3)</a><br />
とっととステーションに帰るのが吉。<br />
<br />
<a href="http://eve-survival.org/wikka.php?wakka=CargoDelivery4br" target="_blank">Cargo Delivery</a><br />
Energy Vampire を掛けられて、電力が切れて死ぬまでがチュートリアルです。<br />
<br />
これ以外にも、FGソロクリアが非常に困難なミッションはいくつかあります。<br />
あえて挑戦するも良し、 助けを呼ぶも良し。宇宙の藻屑になるも良し……。<br />
<br />
○最後に<br />
見出しがコワザ、ではなく、コエダであることに君は気が付いたか。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
では次回は、いよいよブラスタ艦の Fitting について。<br />
・推進系や Engineering系のスキル<br />
・タレットのスキルをどうするか<br />
・DPS を上げるならインプラントを刺しちゃいなYO! <br />
・ブラスタFGの防御はどうするのか<br />
<br />
などでおせっかいを焼いてみたいと思います。 如月つららhttp://www.blogger.com/profile/03842287109987468188noreply@blogger.com6tag:blogger.com,1999:blog-4413655689204877321.post-57504598274059098772015-02-23T15:37:00.000+09:002015-07-31T18:24:20.370+09:00ブラスタ使いを目指すあなたのための、ちょっとしたおせっかい。(その1)<br />
Flat Sleeper を設立して、もう4年になる。<br />
先日、ある Corp メンバに教えていただいて気が付いた。<br />
<br />
当初、真雪のための脱税Corpだったはずが、今では立派な小規模Corpになった。<br />
<br />
Office は 4大Facにあるし、戦争も経験し(て逃げ回ったり、退避専用Corpを作ったりし)た。<br />
WHに移住したり、そこを襲撃されたりもした。<br />
Corpから一時的に離脱し、Nullでの生活もした。<br />
サルベ泥棒はもちろん、トラクタユニット襲撃犯にも慣れた。<br />
<br />
スクールを卒業してから、およそ5年。<br />
信じられない。<br />
Podを破壊され、スキルクローンに情報転写されたことも一度はあるが、飽きもしないでPvEコンテンツを楽しんでいる。<br />
そう。今でも。<br />
<br />
たしかにカルダリのエージェントどもといったら、カタブツで食えない人間が多いとつくづく思う。 <br />
自由を満喫できるガレンテは、しかしときどき、私が Caldarian であることを痛烈に思い出させる。<br />
ひとたびステーションの一般居住区に迷い込んだりしようものなら(パイロットスーツやARシステムのおかげで)Podパイロットであることが最後の砦のように守ってはくれるものの、それでも私がよそ者(しかも、Gallentian の歴史上、自らこの地を去っていった身勝手な出奔者)であることは隠しようがない。<br />
<br />
/-----<br />
※ARシステム(Augmented Reality System:拡張現実システム)<br />
Podパイロットならおなじみ、現実世界に対して、各種情報の同時参照を可能にするシステム。<br />
神経接続プラグを通しての情報入出力の他、人工網膜に直接情報を投影するなどのシステムも有名なところだ。 <br />
私たちはある程度のIDをいつでも互いに参照できるようにすることで、お互いの安全性(あるいは危険性)を確認することができる。<br />
たとえば私が Gallente を歩くことも、非合法な行いではないのだと。<br />
-----/<br />
<br />
<br />
<br />
Pod の溶液に浸っている時は、いつも孤独だ。<br />
いくら Fleet を組んでいる最中であっても、私と繋がっているのは、神経伝達ケーブルだけ。<br />
その孤独が溶液となって私を包み、守ってくれているとさえ、私は思う。 <br />
<br />
でも、一般居住区にいるときに感じる孤独は、わたしを守ってはくれない。<br />
ちくちくと、刺すように、私に辛辣な思いをさせる。<br />
Pod の中で艦載コンピュータに繋がっていると安心する私は、すでにこの人間の身体を必要とはしていないのかもしれない。<br />
<br />
>>><br />
<br />
<br />
さて、今日こそはクールに決めてみましたよ!(おい)<br />
<br />
今回もアップデートがあり、とうとう Minmatar 製の T3 Destroyer が追加されました。<br />
市場にはすでに(Amarr のそれが出た頃に比べると適正な価格で)出回っていて、スキルを上げるのが間に合わない感じです。<br />
<br />
Amarr の Tactical Destroyer のスキルも上げたのですが、どうも乗る気になりません。<br />
いえ、かっこいいんですよ。そりゃもちろん。<br />
<br />
でも私、Gallente製の T3 Destroyer が出るのを、待っているんです。<br />
だってだってアータ、Gallente製といったら、武装はブラスタ/ドロンに決まっているじゃないですか。<br />
(冒頭にもあるとおり、私は Gallente の敵対国家である Caldari の生まれです)<br />
<br />
なんてひそかな私の目論見などは放っておいて、今回はブラスタ使いのための、ちょっとしたおせっかい講座を急遽開くことにいたしました。<br />
自分でいろいろ(主に船を)落としながら経験していきたい。というあなたは、回れ右して「<a href="http://wandering-evespace-by-tulala.blogspot.jp/2013/03/gallente.html" target="_blank">ひさしぶりのGallente。</a>」 などをお読みいただくのもよいかと思います。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
○ブラスタ使いになるにはどうすればいいのか</h3>
<br />
ブラスタのスキルを覚えて、ブラスタを船にFitして弾薬を装填し、適当に目標に近づいて、発射してみましょう。<br />
プラズマ化した Hybrid Charge は、うまくすれば対象に Kin/Therm のダメージを与えます。<br />
そう。みなさんもご存じのとおり、これだけです。<br />
<br />
でも、ブラスタの戦闘をPvEで行うには、相応のリスクがつきものです。<br />
実際に上記の通りのことをしようと思っても、たいていはダメージが計上されないか、それ以前に消し炭になっていることでしょう。 <br />
なぜならば、<span style="font-size: large;">敵の群れの中に単身飛び込んで接近戦をしなくてはならない</span><span style="font-size: small;">からです。</span><br />
<br />
安全なPvEの基本は、遠距離からの引き撃ちです。<br />
一番近い距離にいる敵から、自分の得意とする距離を保ち続ければ(そしてすべての敵に対してより高速で、すべての敵に対してより長射程であれば)必然的に敵集団は各機ごとの速度に応じて分散し、最寄りの敵艦を一隻ずつ安全に排除できます。<br />
<br />
ブラスタでの戦闘は、これを真っ向から無視する戦闘です。<br />
<br />
<br />
<h3>
○ブラスタの特徴ってどんな? </h3>
<br />
ブラスタの特徴は、とにかく圧倒的な短射程。<br />
地上であれば、声が届くかもしれない距離まで対象に近づく必要があります。<br />
<br />
次に短射程であればこそ実現できる、高い火力。<br />
攻撃属性は Kin / Therm に固定ですが、T1艦であればシールドにもアーマにもバランス良くダメージを与えられるというのは利点と考えて良いでしょう。<br />
PvEでは、ミサイルや火薬砲に比べて優位性は低くなってしまいますが、そこを補うだけの火力を見せつければ、文句をつける相手はいなくなるはずです。<br />
<br />
そして短射程であれば当然必要な、高いトラッキング性能。<br />
至近距離での戦闘で、トラッキングが適正値に達していないと攻撃は命中しません。<br />
<br />
ではまず、ブラスタの基本性能をおさらいしてみましょう。<br />
とりあえず、基本となるSサイズから。<br />
いきなりT2から説明されても困りますから、ここはT1Meta4モジュールをご紹介。<br />
<br />
ちなみに、ブラスタは出力に合わせて「Neutron > Electron > Ion」の名が付いています。<br />
もしもあなたが、高出力(つまりはより大きな火力)を求めているのなら(そうでない人がブラスタを使うとは思えませんが)Neutron ブラスタの他に選択の余地はありません。<br />
<br />
<br />
<a href="https://wiki.eveonline.com/en/wiki/Modal_Light_Neutron_Particle_Accelerator_I" target="_blank">Modal Light Neutron Particle Accelerator I</a><br />
<br />
これが T1 Meta4 Small サイズのブラスタです。<br />
スキルによる補正なしで、Opt.Range が 1800[m](以前はもっと短いものでした)。<br />
Falloff が 2500[m]。<br />
つまり、最適射程である1800[m]前後を基準に、対象との距離を保つ必要があります。<br />
精度限界である4300(1800+2500)[m]を超えると、まずダメージは計上されません。<br />
1800mを超えて、4300mまでのあいだは、ダメージ減衰が発生しています。<br />
つまり、1800[m] 以内の距離で対象を攻撃するのが望ましい兵装、ということになります。<br />
Tracking はおよそ 0.38 [rad/sec]。<br />
<br />
Radian 計算なんてパイロットスクールではちょちょいのちょいです(というのは演出で、今日、一生懸命おさらいしました)。<br />
だいたい一秒にえーと……(1rad を 60°と仮定して、そのおよそ40%とする概算で)、24°弱です。<br />
(細かく計算すると、22°弱でした)<br />
一秒あたりの相対角度が22°以上動いちゃうと、当たらないかもしれない、ということです。<br />
(Radian/Sec については、各自調べてみてください) <br />
<br />
<br />
<a href="https://wiki.eveonline.com/en/wiki/Caldari_Navy_Antimatter_Charge_S" target="_blank">Caldari Navy Antimatter Charge S</a><br />
<br />
むつかしい計算をして、アタマがクラクラしてきました。<br />
弾薬を見てみましょう。<br />
一般的なFac弾薬、Antimatter S です。<br />
ちなみに、Caldari Navy と Federation Navy の弾薬。<br />
違いはありません(多分)ので、安い方を使うといいと思います。<br />
まぁ、生粋の Gallentian は Caldari Navy の弾薬なんて死んでも使わないと思いますが……。<br />
<br />
ところでよく見てください。<br />
Antimatter Charge は、Range Bonus が付いていますね。<br />
−50%。<br />
ええ。マイナスです。減少します。Opt.Range が半分、ということです。 <br />
<br />
結果として、先ほどの Opt.Range + Falloff は、4300 (=1800+2500) [m] ではなく、3400 (=900+2500) [m] になります。<br />
ついでにいうと、ダメージ減衰を最小限にするためには、攻撃対象から900m 以内の距離から射撃することが望ましい、のです。<br />
<br />
900mです。<br />
<br />
なかなかそんな広い平地を探すのはむつかしいものですが、目のよい人なら肉眼で、人の顔を判別できますし、大きな声であれば会話も可能な距離です。ゴルゴ13も呆れてホテルに引き返す距離です。<br />
しかしこれが、Sサイズブラスタの適正交戦距離限界です。 <br />
<br />
<br />
<h3>
○適正交戦距離から考える攻撃機動 </h3>
<br />
さて、仮に 900[m] の距離で Orbit しているとして、機体はどの程度の速度を保つべきでしょうか。<br />
<br />
先ほどの計算から、タレット側のトラッキング限界はおよそ 0.38 [rad/sec] であることが分かっています。<br />
角速度は相対的ですから、こちらにとって攻撃対象が 0.38 [rad/sec] 以内の範囲にある時は、相手にとってこちらの角速度も等しいものになるはずです。(機体前進軸方向の変位による補正がされているのかどうかは分かりません)<br />
<br />
1[rad]は半径に等しいArcの長さです(多分。そうだと思うんです……)<br />
Orbit Radius 900[m] における 1[rad/sec]の速度は 900m/secになります。<br />
(Radian 計算の概念に沿うと、これでよいはず……)<br />
すると、0.38 [rad/sec] におさまる速度は、900*0.38で、342 [m/sec]。<br />
スキル補正を考えない一般的な Blaster FG の速度はというと、実に不思議なことに 300〜340[m/sec] 前後。<br />
ABやMWDをカットしてちょうど良い速度になる、というわけです。 <br />
<br />
<br />
<h3>
○交戦距離1,000m以内でのPvEの危険性</h3>
<br />
L4ミッションなどではひとつの敵艦グループ(敵性 Fleet ですが、PvEなのでクラウドと表現しても良いかもしれません)が10〜20隻ほど集まっている場合があり、それぞれの艦船距離はたいてい数kmです。<br />
こうした Fleet が複数存在することもあり、その場合、それぞれの Fleet の間隔は数十km です。 <br />
任意の Fleet 内の目標を攻撃する時、同一 Fleet に所属している他の艦船の距離は長くて20〜30kmほどでしょうか。 <br />
これは FG の交戦距離としては長距離になりますが、DD / CL / BC / BS にとっては、適正もしくは至近距離、ということになります。<br />
たとえばLサイズの長距離兵装(Railgun や Cruise Missile、Beam Cannon、Artillery Cannon など)にとっては、近すぎます。<br />
Mサイズの長距離兵装はちょうどいいくらい。Sサイズの長距離兵装には遠い場合もあるでしょう。<br />
<br />
実際に、速度が十分であれば、Mサイズ以上の兵装による攻撃は、そのほとんどを躱すことも可能です。<br />
ミサイルはそのダメージのほとんどを、サイズと速度によるダメージ減少補正によって計上することができず 、タレットもトラッキングが間に合わない場合がほとんどです。<br />
FG にとっての超長距離(ここでは 40km 以上を想定しています)の場合、直線距離からの接敵中に直撃を受ける可能性がありますが、長距離兵装は連射ができないものばかりなので、10隻以上の艦船から同時に被弾するのでもない限り、勝機はありそうです。<br />
<br />
問題は FG によって掛けられる Web です。<br />
さらに中型/大型艦からの Target Painter が重複した場合、とうぜんながら致命的なことになり、この上 Scram まで重なった場合、死を覚悟する必要があります。<br />
<br />
/-----<br />
(以下の数値はいずれもスキル補正を考慮していません)<br />
<br />
※ Web( ウェブ:<a href="https://wiki.eveonline.com/en/wiki/Item_Database:Ship_Equipment:Electronic_Warfare:Stasis_Webifiers" target="_blank">Stasis Webifier</a>)<br />
重力工学が生んだ速度低下モジュール。<br />
<a href="https://wiki.eveonline.com/en/wiki/Stasis_Webifier_II" target="_blank">T2品</a>の射程は10,000 [m] で、目標に60 [%]の速度低下を引き起こす。もちろん、複数照射された場合、さらに速度が落ちてしまう。<br />
<br />
<br />
※ <a href="https://wiki.eveonline.com/en/wiki/Item_Database:Ship_Equipment:Electronic_Warfare:Target_Painters" target="_blank">Target Painter</a>(タゲペン) <br />
光学/電子工学によってもたらされる目標補足補助モジュール。<br />
<a href="https://wiki.eveonline.com/en/wiki/Target_Painter_II" target="_blank">T2品</a>の射程は30 (Opt.Range) 〜 90 ( Opt.Range + Falloff ) [km]で、目標の信号サイズが 30 [%] 増加する。<br />
複数照射されれば、そのぶんダメージも痛いことになりがち。<br />
<br />
<br />
※ Scram(スクラム:<a href="https://wiki.eveonline.com/en/wiki/Item_Database:Ship_Equipment:Electronic_Warfare:Warp_Jammers" target="_blank">Warp Scrambler</a>)<br />
重力工学の応用によって、ワープコア(ワープドライブのためのエナジ増殖炉)のシステム不全を引き起こし、ワープドライブを完全に阻害する。<br />
短距離型のモジュールはワープ妨害強度が2倍で、MWDも機能停止させる。<br />
<br />
<a href="https://wiki.eveonline.com/en/wiki/Warp_Disruptor_II" target="_blank">長距離型T2モジュール</a>の射程は 24 [km]。<br />
<a href="https://wiki.eveonline.com/en/wiki/Warp_Scrambler_II" target="_blank">短距離型T2モジュール</a>の射程は9[km]。<br />
-----/<br />
<br />
まず、Web ですが、これによって速度は大幅に減少します。<br />
2基以上の照射を受けると、びっくりするくらい遅くなります。<br />
3〜5基になると、船を降りて走った方がいいような場合もあります。<br />
<br />
タゲペンは地味ながら、ミサイルの被弾ダメージを適正化し、大型タレットのトラッキングを補正してゆきます。<br />
<br />
これらによって、FG のアドバンテージである「高速・小型」という利点は霧散します。<br />
高速でもなく、小型でもないFGというのは、たとえるなら積載量の少ないIDS、あるいは大きなシャトルのようなものです。<br />
<br />
もちろん本来なら Warp して戦場から離脱することはいつでも可能です。<br />
けれども Scram を受けていた場合、Scram を掛けてきている相手を撃破しなければワープもできません。<br />
対象が、もしもこちらのトラッキング以上の速度で Orbit していたり、こちらの射程外から Scram を掛けてきている場合、とりあえず Web を仕掛けてくる船を攻撃するほか打つ手もありません。 <br />
<br />
防御力をあてにすることのできない小型艦にもたらされた「回避・撤退が絶望的な状態」こそ、もっとも危険な状況です。<br />
<br />
次回は、こうした危険をいかにして最小限に食い止めて行くかを考えてみましょう。如月つららhttp://www.blogger.com/profile/03842287109987468188noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-4413655689204877321.post-28793781699820893312015-02-03T15:59:00.001+09:002015-02-03T23:06:31.521+09:00蘇ったステーションゾンビは電子戦記の夢を見るか。 見ません。<br />
<br />
<br />
<br />
みなさんこんにちはー(こんにちはー!)。<br />
<br />
死んだと思わせて蘇る、ステーションゾンビこと Caldari の生んだZAZEN文化の伝道師(どんどんアヤシイ感じになっている)如月つららでーす。<br />
<br />
……こういうの、やめていいですか、キャラじゃないので。<br />
<br />
<br />
<br />
なんとか復活を果たした私と真雪ですが、船を動かすことも満足にできず、ワープやゲートジャンプもおぼつかない始末。<br />
ステーション前で管制オペレーションシステムに対して肉声で入港要請をし続け、よくよく考えたら艦載コンピュータのコマンドで自動化されていることを思い出す有様。<br />
<br />
そんな私もしばらくL3ミッションで腕慣らしをして、ようやくL4ミッションをそれなりにこなせるようになってきました。<br />
しかし気がついたら、Gallente の FacSTが8を超えているではありませんか。<br />
やっと HighSec POS が建てられる! と喜んだのも束の間、法改正で POS は以前より自由に建てられると聞き愕然としたり。<br />
<br />
/-----<br />
※ HighSec POS (High Security System Player Owned Structire)<br />
<br />
プレイヤ所有の簡易ステーション。<br />
BPOの研究をしたりすることもできるので、以前はこれを所有することが(私の中では)密かなステータスだった。<br />
<br />
-----/<br />
<br />
<br />
思い起こせば1年ほど前に Gallente に来てからというもの、通常ならば3ヶ月ほどでほかの国家領域へ引っ越すはずが、今回はさまざまな事情(主としてはZAZENトリップによる後遺症)によって、なにも進捗していなかったわけです。<br />
<br />
<br />
<br />
まぁ。<br />
もっとも。<br />
<br />
放浪Corpですから、何をもって進捗とするのかというのはまぁ、むつかしいのですが。<br />
むしろ引越しをすることこそが放浪なのかもしれませんし。<br />
<br />
オールドアースの格言にも「引っ越しだけが放浪だ」「人生是仮住まい」なんていうものがあったらしいですから。 <br />
<br />
ということで放浪Corpの筆頭として恥じないだけの引越しをするべく、数年ぶり(多分)に、Caldari へ。<br />
<br />
故郷ですよ、故郷。生まれ故郷ですよ、私の!<br />
<br />
……でもまぁ、あれですよね、Caldari って、なんていうか、無駄に人口ばっかり多くて、なんかソロバン勘定ばっかり得意な連中ばっかり無駄に多い感じで。<br />
<br />
<br />
/-----<br />
※ソロバン(算盤)<br />
<br />
オールドアースの小国、ヤポネで開発されたといわれる手動計算機。<br />
なんと木製。<strike>(Minmatar の船か!)</strike><br />
<br />
Amarr あたりの博物館には実物のひとつくらいありそうなものだけれど、現物の写真を見たところで使用方法は不明。 <br />
<br />
ヤポネは豊富な水資源を基盤に文明が起こり、農耕文化を中心とした自然環境と密接に関わる文化の中、人々は穏やかに暮らしていたと記録にはある。<br />
ただし中期頃から他国の経済的侵略によって本来の姿を失ったとされ、一度はオールドアースでも指折りの経済国家として名を馳せたという眉唾ものの記述にまで至っては、どう考えてもゴシップや陰謀の残滓としか思えず真偽は疑わしい。<br />
-----/<br />
<br />
<br />
ということで、Caldari office まで、フレイタを引いてやってきました。<br />
しかし気が付くと、なんとフレイタに Low スロットが3つあるではありませんか。<br />
「誰だ私の船に穴を開けたヤツは!」なんて怒るはずもありませんが、これもウラシマ効果。<br />
なんとなく転がっているモジュールをなんとなく装備します。<br />
いつもなら、ここにT3やらASなどを放り込むのですが、通り道にはおなじみ、Kamikaze の盛んな星系がひとつはあるわけで……。<br />
<br />
先日も Corp メンバが AutoPilot で移動中、AP狩りの好きな海賊に襲われましたし。<br />
<br />
/-----<br />
※AutoPilot(オートパイロット:AP)<br />
<br />
艦載航法コンピュータによる自動操縦システム、およびそれによって楽ちんスペースクルージングをすること。<br />
だいたいAPをしながら、人は、艦長室やPodの羊水の中で、あーんなこと(掃除・洗濯)やこーんなこと(仕事・別ゲーム)をする傾向があるようで「お前もPodパイロットなら、もっと真面目に飛べ!」という気概あふれるPC海賊が、面白半分に船を落としたりします。 <br />
-----/ <br />
<br />
<br />
以前よりさらに進化したクローン技術が普及したため、パイロット死亡によるスキルロストがなくなり、それとともにクローングレードが廃止になったものの、うかうか高価なものを積んでのんびりぼんやり飛ぶには、やはり少々心配です。<br />
仕方ないので戦闘艦は直接移動し、フレイタには生産関連の物資だけ積んで運びました。<br />
<br />
それにしても、Caldari って、NPCエージェントにしてもパイロットにしても、殺伐としてる気がするんだよなぁ……。偏見かもしれませんが。<br />
<br />
<br />
<br />
ところがそんなある日、この私のZAZEN日記(すでに趣旨が違う)を読んだという方がFS社に入社。<br />
税率が NPC Corp よりちょっと安いくらいで、たいしてすごい活動をしている会社ではないんですが、喜んで歓迎いたしました。<br />
<br />
と、今日はこの場を借りて、地味に読んでくださっている皆様に、メッセージを。<br />
<br />
「いつもありがとうございます。でも、もっとまともなEVE日記を読んだほうが、ためになりますよ」 <br />
<br />
<br />
<br />
さて、余談はおいておいて。<br />
<br />
なんとはなし、他のメンバも Caldari Office 付近に集まってきたので、相談した上で、社内イベントを行うことにしました。<br />
<br />
<br />
まずは採掘。<br />
<br />
まぁ、みんなで集まって、雑談しながらするには絶好のイベントです。<br />
たまたま私も真雪も採掘艦を持っていなかったのですが、 Office の資材とPBCを使って、採掘艦と採掘モジュールを製造。イベント当日に間に合わせました。<br />
<br />
あまり人数の多い Corp ではないので、 自慢できるような活動報告ではありません。<br />
まして、HighSec(なんと Kakakela は SS1.0 の超絶安全宙域です)のAB(アステロイドベルト)堀。<br />
ベテラン採掘師(たぶん、つるはし片手にランプ付きの黄色いヘルメットかぶってヒゲもじゃ)がわんさといる工業系Corp の人たちなら、鼻で笑うようなありようですが、FS社にとってはこれもたのしいイベント。<br />
<br />
ABひとつ、跡形もなくなるたびに「いい仕事をしたぜ」と、額の汗をぬぐいながら遠い目をしたのは言うまでもありません。<br />
<br />
<br />
<br />
続いて別の日に、L4ミッションイベント。<br />
<br />
最近、Minmatar の T2BSに乗っているのは先日の日記でも書いたものの、どうもこのブログを読んでくださっている方は「つらら=ブラスタ使い」「つらら=ブラスタ撃ちたい人」という図式ができあがっているらしく、リクエストにお応えして、久しぶりに Proteus に乗りました。<br />
<br />
真雪を含めて5人のフリート。<br />
<br />
当初は、 <br />
<br />
○BS(Fac/T2含む)3隻、T3CL(私)1隻、 T1FG(新入社員さん)1隻<br />
<br />
という構成でしたが、あまりにもミッションクリアが余裕過ぎるので、途中でメンバがT3CLに変更をして、<br />
<br />
○ BS(Fac)2隻、T3CL 2隻、 T1FG(新入社員さん)1隻<br />
<br />
という構成に。<br />
<br />
これでもかなり余裕でしたので、次回はもっと船のグレードを落とそうと話し合っていました。<br />
<br />
<br />
<br />
ちなみに、これに先だって、T1FGでL4ミッションをクリアできないかと検証を行いました。<br />
一部のミッションを除いて、決して不可能ではないんです。<br />
<br />
実際に検証したのは、<a href="http://eve-survival.org/wikka.php?wakka=PirateInvasion4sa">Pirate Invasion(Sansha)</a>。<br />
<br />
<br />
Fit は嫌味のないT2限定装備です。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgwos0RM9iaG9dfYn8oYPoh3rsrcNysOmwnOOm3QS7RQgynSjLF_DOuOlVl_Jx2QwgLSjxxl1GoSfVf5_qJoCYh6QMnbN3GmKvdOLzU2IrLgXr6l_g9ELHnwz1uqDfDw8uo9tKGTq87z5Hg/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2015-01-21+18.12.39.png" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgwos0RM9iaG9dfYn8oYPoh3rsrcNysOmwnOOm3QS7RQgynSjLF_DOuOlVl_Jx2QwgLSjxxl1GoSfVf5_qJoCYh6QMnbN3GmKvdOLzU2IrLgXr6l_g9ELHnwz1uqDfDw8uo9tKGTq87z5Hg/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2015-01-21+18.12.39.png" height="400" width="640" /></a></div>
<br />
<br />
[===== Incursus T2 =====]<br />
[----- Low Slot -----]<br />
Small Armor Repairer II<br />
Armor EM Hardener II<br />
Armor Thermic Hardener II<br />
Adaptive Nano Plating II<br />
<br />
[----- Med Slot -----] <br />
1MN Microwarpdrive II<br />
Cap Recharger II<br />
Cap Recharger II<br />
<br />
[----- High Slot -----]<br />
Light Neutron Blaster I, Caldari Navy Antimatter Charge S(×3)<br />
(弾薬はときどき Void S)<br />
<br />
[----- Rig Slot -----]<br />
Small Capacitor Control Circuit I<br />
Small Capacitor Control Circuit I<br />
Small Capacitor Control Circuit I<br />
<br />
[------ Drone Bay -----]<br />
Hobgoblin II x1<br />
<br />
すごいシンプルです。<br />
<br />
DPSは Drone を含んでも200に到達しません(笑)<br />
<br />
<br />
<br />
実際の戦闘場面がこちら。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEggn8z5OFqw7Co0RMx1DS4eTo7sLkgJAbKk444BXIgtFUbSD683vny4xI0tqe22MvwfnOlj593c1CNHObDTnDDMT3AuSVfMD2q4oUP3pwa4nAhUVS3mvWrmx2lA1vqnZe8UaYD1gSCZLyE6/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2015-01-21+14.40.48.png" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEggn8z5OFqw7Co0RMx1DS4eTo7sLkgJAbKk444BXIgtFUbSD683vny4xI0tqe22MvwfnOlj593c1CNHObDTnDDMT3AuSVfMD2q4oUP3pwa4nAhUVS3mvWrmx2lA1vqnZe8UaYD1gSCZLyE6/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2015-01-21+14.40.48.png" height="596" width="640" /></a></div>
<br />
<br />
レーザーが綺麗ですね。私の船が見えません。<br />
ほとんどすべての敵機体から攻撃を受けているものの、ダメージはさほど計上されません。<br />
<br />
<br />
<br />
そう。<br />
今まで属性だ、何だとエラソーなことを言ってきましたが、今まで言い忘れていた、大切なことがあります。それは。<br />
<span style="font-size: large;">「どんな攻撃も当たらなければ問題ない」 </span><br />
ということです。<br />
<br />
実際は二重Webを掛けられたりして危ない場面もありましたが、いつものセオリィどおり小型艦から殲滅です。<br />
<br />
小型・高速の機体で大型艦の大群に単機で挑む。<br />
一隻、また一隻と、時間をかけて、着実に敵艦隊を鉄屑にしてゆくのです。<br />
<br />
自分の機体から煙が出てこない限り(通常はそんなヒマもない)においては、非常にうっとりするシチュエーションではないでしょうか。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhjw8Cetc6i_lFk28QyHaZeZAcz6yGpCo8qE9Nwv8lD8pGk1B-HpykUteogRv52mp7VescpNOxjxK5fRV-x2tbdusIrZI9ZbQ3MhC9UGZua1Qtf0LwwjVk3FznjklV2cwblXhAvvK-1deYA/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2015-01-21+14.46.27.png" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhjw8Cetc6i_lFk28QyHaZeZAcz6yGpCo8qE9Nwv8lD8pGk1B-HpykUteogRv52mp7VescpNOxjxK5fRV-x2tbdusIrZI9ZbQ3MhC9UGZua1Qtf0LwwjVk3FznjklV2cwblXhAvvK-1deYA/s1600/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2015-01-21+14.46.27.png" height="352" width="640" /></a></div>
<br />
<br />
<br />
あるていど敵を殲滅した段階で(結局)じれったくなったので、最終的にはステーションに戻ってBSに乗り換えてミッションをクリアしましたが、検証としては成功。<br />
<br />
<span style="font-size: large;"> FG+MWDはステキ、</span>ということです。<br />
<br />
<br />如月つららhttp://www.blogger.com/profile/03842287109987468188noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-4413655689204877321.post-74071704108651834982014-11-25T19:23:00.000+09:002014-11-25T19:23:00.036+09:00ウラシマ効果で右往左往。 ZAZENの精神世界探求メソッドを利用したヴァカンスで、遠いオールドアースのヤポネに私の意識は遊んだ。<br />
ブースタを使ったわけではないので、身体能力に変化もなければ副作用もなかったが、我に返ってみれば世界はところどころで変化していて、私はワープ航法さえ思い出せないような有様だ(アカウントも切れていた)。<br />
<br />
/-----<br />
<br />
※ブースタ(Booster)<br />
EVEの世界では、一般に麻薬のことを指す。<br />
一時的な能力アップが見込めるが、副作用が出る場合も多い。<br />
当然ながらほとんどのものは非合法。<br />
CONCORD のいない宙域で利用しましょう。<br />
<br />
お酒は二十歳を過ぎてから。<br />
ブースタは HighSec を過ぎてから。<br />
楽しく適量を吸引(でいいのかな?)しましょう。<br />
<br />
-----/<br />
<br />
<br />
ヤポネへのトリップは悪夢のような日々で、つまりはいわゆるバッドトリップで、私のPCはものの見事に再起不能となり、PC DEPOT という店舗に修理を依頼したら外注先で傷つけられて帰ってきて、製造中止のため部品は取り寄せもできず、つまりはどうすることもできない状態に陥ったのでした。<br />
かくて私は海外サイトから新品の電源を取り寄せ(Macなので電源ユニットだけでもちょっとした価格でした)、苦戦の末に取り付けたものの症状が改善せず、もはや暗澹たる思いを通り越してなんだか楽しい気持ちにさえなってきて、オークションで同等の動作品を1台落札し(電源ユニットより安かった)、完全分解して清掃し、以前利用していたマシンからストレージやグラフィックボードやメモリを移設し、何度も何度も動作テストを繰り返してようやく動作する状態に復旧させ、バックアップストレージからシステムを復元した。<br />
<br />
まるでクローンジャンプのように、私のマシンは不意に元に戻ったのであった。<br />
が。<br />
<br />
ひさしぶりのキーボードであり、かつ、愛用していたOSはEVEクライアントに対応できないためアップデートを要し(OSそのものは無料だが)、すっかり使い勝手が変わったために嫌な気分になり(私はコンピュータの使い勝手にうるさい)、マウスの反応に驚き(私のマウスポインタはすごく速い)、いくつかの周辺機器のドライバが非対応になったためにさらに嫌な気分になり、EVEのアカウントを復活させ、ようやくとログインした。<br />
<br />
<br />
手足のように操作していた船だけれど、久しぶりにログインしたステーションはどこかよそよそしい。<br />
あたりまえだ、ここは故郷でもないしオフィスでさえない。<br />
FS社の Public Chat CH は無人で、私と青白い顔の真雪が「ぼけら~」と向かい合うのみ。<br />
<br />
目の前には、トリップ直前まで乗っていたはずの Vargur がぷかぷかしているが、あんなものに乗れる気がしない。<br />
<br />
わたしは。<br />
そうだ、わたしはブラスタを撃つのが好きだったから、ブラスタを撃つ船がどこかにあるはずなのだ。<br />
と思って周囲( Ship Hanger )を見回しても、シャトルと輸送船しかない。<br />
<br />
どこかを拠点として、そこから戦闘艦を移送して、ここに私は来たのだろう。<br />
きっとそんな生き方をしていた。<br />
<br />
どこかにあるもの。<br />
そうだ、Assetをサーチすればきっと出てくるだろう。<br />
そう思って私の愛しいプロテウス(愛称:ぷろてうにゃ)を探すと、ありましたありました7j先にありました。<br />
これはひとまず、リハビリを兼ねて宇宙へ飛び出そう!<br />
<br />
と思ってステーションから(かなり強引に)Dockout したものの、キーボードやら周辺機器の設定が変わってしまったために満足に操作ができず、ダブルクリックで進行方向を変えるのがやっと……。<br />
<br />
OVの表示変更方法を思い出し、GUIコマンドからジャンプをして、やっとの思いでプロテウスの元へ。<br />
<br />
<br />
<br />
さて。<br />
<br />
こんな状況でブラスタ艦に乗って、高速機動をしつつ、ドロンを操り、スクリプトや弾薬を換装し、敵集団の動作を予測し、殲滅することができるでしょうか。<br />
<br />
ためしに、L2ミッションへ出かけてみました。<br />
ちょっと怖いので、超絶高価モジュールはT2モジュールに換装して出発です。<br />
<br />
<br />
命からがらミッション終了。<br />
<br />
……。<br />
なんですかこの新米パイロットっぷりは。<br />
<br />
ブラスタ艦なのに棒立ちです。棒立ち。<br />
MWDを動作させたまま棒立ち。<br />
信号サイズが5倍になったまま棒立ち。<br />
<br />
敵FGに囲まれて、撃たれまくって、シールドアラートにビビって変な方向をダブルクリックして宇宙の彼方へ飛び去りつつ、ブラスタはほとんどかすりもしない有様。<br />
<br />
/-----<br />
<br />
※シールドアラート<br />
シールドが任意の値を下回ると鳴る警報。<br />
シールド艦にとっては危険な状態を示すが、プロテウスはアーマー防御艦であるため、シールドアラートはまったく気にする必要のないもの。<br />
ちなみにこの戦闘のとき、結局シールドを抜けるダメージは計上されなかったとさ。<br />
<br />
-----/ <br />
<br />
嗚呼。<br />
<br />
私の流麗な操艦テクニックはいずこへ(たぶん宇宙の彼方)。<br />
<br /> あんなに美しく力強く思えていた「ぷろてうにゃ」の勇姿が、なんだか野暮ったく見えます。あの緑色のペイントは、ミズゴケでしょうか。<br />
<br />
Proteus は、ブラスタを数十発撃ってやっとFGを沈めるような、そんな船だったでしょうか。<br />
棒立ちで、敵の接近を待つような、そんな消極的な船だったでしょうか。<br />
ゲートへの接近さえじれったくてゲートアクティベートボタンを連打していたはずが、ゲートにぶつかって跳ね飛ばされてから慌ててどのボタンを押すべきか探すような、そんな鈍くさい船だったでしょうか。<br />
こんな状態でL3以上のミッションへ出かけて、無事に戻れるでしょうか。<br />
(たぶん無理) <br />
<br />
<br />
<br />
かあさん、すごーく心配です(誰?)。<br />
<br />
なのでしばらくは練習の日々になりそうです。<br />
ありがとうございました。 如月つららhttp://www.blogger.com/profile/03842287109987468188noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4413655689204877321.post-4813377642585083402014-11-25T18:43:00.000+09:002014-11-26T09:09:05.290+09:00火薬砲を撃ち放て。(火薬砲弾の属性について) 以下は2014年の始めか、2013年の終わり頃に書いたものです。<br />
<br />
>>><br />
<br />
Marauder の操艦にも慣れてきた。<br />
高機動傾向にある Minmatar の Vargur とはいえ、ベースはBS。基本は巨大で鈍重な機体だ。<br />
<br />
それに Marauder の性能をフル活用するならば Bastion モジュールの装備と稼動は必須といえるものの、それによってこの巨大な艦は、動かぬ砲台と成り果てる。<br />
もちろん、もちろん、Bastion モジュールは機動性を犠牲にして余りある性能を提供してくれる。<br />
ただ、モジュールのスイッチを切り忘れたがために、しばらくその場所に釘付けになることは日常茶飯事のようだ。<br />
<br />
そうそう、Marauder が変形することを知らなかった私は、FS Public CH のゲストからそれを教わり、まじまじとアップで見た。(一度だけだが)<br />
<br />
<br />
/-----<br />
<br />
<br />
※ Marauder:<br />
強襲型(T2)BS。<br />
攻撃/防御とも高い性能を誇る上、積載量も多い。 <br />
<br />
<br />
※ Vargur:<br />
Minmatar の誇る強襲型BS。<br />
アップデートによって外観が改修され、以前の「作りかけ」感はほとんどなくなった。<br />
<br />
<br />
※ Bastion Module:<br />
Marauder にのみ装備可能な特殊兵装。<br />
High Slot に装備する。<br />
もともと Marauder クラスは4門までしか武装を装着できないので余裕はあるだろう。<br />
<br />
船体各層の全属性耐性を向上(各層それぞれ30%ずつ)。<br />
リペア能力を向上(100%上昇)。<br />
船体制限を無視し、最大ロックオン数を13まで上昇(キャラクタスキルを上限とする)。<br />
武装の射程を延長(タレットは有効/最大射程がそれぞれ25%、ミサイルは速度が25%上昇)。<br />
ほとんどの電子戦モジュールによる影響を無効化。<br />
<br />
ただし、モジュール起動中は船が移動できない。<br />
てこでも動かなくなる(誰が宇宙空間でテコを使うのかは知らないけれど)。<br />
<br />
稼動するとちょっとだけ変形するので、オトコノコならきっと気に入るんじゃないだろうか。<br />
<br />
-----/<br />
<br />
<br />
でも、Vargur の変形。<br />
大切な放熱フィンに覆いをしてしまうことになるのだけれど、よいのでしょうか。<br />
これって、どんな設計思想なんだろう?<br />
<br />
<br />
/-----<br />
<br />
※ 放熱フィン:<br />
Minmatar のほとんどの船はセイル状の可視光透過性薄膜パネルが装備されている。<br />
このパネルは、かの Amarr帝国の主要兵装、レーザー兵器の電界拡散および熱放射を目的とした標準的な装備らしい。<br />
いっぽう、Vargur が Bastion モジュールを稼動すると、フィンの半分ほどを覆うように可動式の追加装甲が展開される。<br />
<br />
……いや。だからそれ。<br />
しないほうがいいんじゃないの?<br />
<br />
-----/<br />
<br />
<br />
>>><br />
<br />
さて、今回は火薬砲です。火薬砲。<br />
いまさら火薬砲? と蔑む目つきで私を見ているそこのアナタ。<br />
<br />
そういうのやめてください。<br />
私はMかSかと尋ねられたらNと答えます。<br />
<br />
しかし、まあ。ええ。<br />
いまさら火薬砲です。<br />
<br />
ちょっとだけ、タレットの特徴も含めておさらいしてみましょう。<br />
<br />
<br />
【火薬砲の特徴】<br />
<ul>
<li>属性が選べて豊富。<br /> 火薬砲以外のタレットにレーザービーム(パルス)とレイルガン(ブラスタ)があります。<br /> しかしこれらはいずれも属性が固定されています。<br /> (レーザーは電気と熱。レイルガンとブラスタは貫通と熱)<br /> ほかのタレット同様、火薬砲にも豊富な(豊富すぎるほどの)弾種がありますが、前述のレーザのレンズやレイルガンの弾薬のように、ダメージ係数と射程とトラッキング、だけではなく、属性が変化します。<br /> 具体的な詳細は後述しちゃうぞぅ(口調が変)。</li>
<li>着弾が早い。<br /> これはタレットすべての特徴です。<br />「属性を変更したいならミサイルでいいじゃない」と多くのミサイラは口をそろえて言うことでしょう(私だってミサイルを使っているときはそう言います)。<br /> でも、ミサイルは着弾までに時間がかかります。<br /> ターゲットが遠方にあるほど、無駄弾を撃つ可能性は高くなります。<br /> 至近距離戦闘をしている場合でも、あなたやわたしのミサイルはときおりターゲットを見失い、宇宙の彼方へ旅立ってゆきます。<br /> あなたやわたしの大切かつ貴重で高価な、T2弾やFac弾が宇宙の彼方へ飛んでゆくのを、わたしたちは黙って見守る以外、方法がないのでしょうか(ありません)。<br /> 火薬砲はタレットなので、撃ったら即着弾します。<br /> 外すことはありますが、着弾レスポンスについてはミサイルなど遠く及びません。</li>
<li>遠方なら小型艦も倒しやすい。<br /> これは大型タレット特有の特徴です。<br /> ミサイルは爆発速度や爆発半径が固定のため、大型ミサイルの大規模(で遅い)爆発は、小型艦にダメージを与えにくくなります。<br /> これは相互の距離や角速度には関係ありません。<br /> 大型のタレット弾薬も、小型艦に対してなかなか当てにくい(トラッキングも、信号サイズも)ですが、例によって例に漏れず、直線状に近づいてくる(あるいは遠ざかる)標的のトラッキングはきわめて小さくなるため、ダメージを与えやすくなります。<br /> BC/BSクラスが相手なら、集団の渦中に飛び込んで逃げ散る標的を撃つことができますが、FG相手の場合は遠方に構えて、近づいてくるものを撃ち落すのがよいでしょう。</li>
<li> Opt.Range(有効射程)は短く、Falloff(減衰射程)が長い。 <br /> これはタレットのうちでも火薬砲に顕著な特性です。<br /> レーザー兵器やレイルガンの場合、ダメージ減衰のない Opt.Range が大きく、減衰域である Falloff が小さいのですが、火薬砲は真逆で、Opt.Range はわずかで、Falloff が大きくなっています。<br /> Falloff が大きいということは、必然的にダメージのばらつきが大きくなります。<br /> 合計射程そのものは、全体に距離が長めです。 </li>
</ul>
<br />
<br />
【弾薬の種類とNPC】<br />
<br />
では、実際にどのようなシーンで、どのような火薬砲が実用的なのでしょうか。<br />
まずはお馴染み弾薬情報を見てみましょう。<br />
<br />
<a href="http://wikiwiki.jp/eveonlinejp/?System%2FWeapon%2FProjectile%20Turret#s5827c8b" target="_blank">http://wikiwiki.jp/eveonlinejp/?System%2FWeapon%2FProjectile%20Turret#s5827c8b </a><br />
<br />
<br />
なんだかすごい種類がありますね。<br />
それぞれ Opt.Range 修正と Tracking 修正があって、高威力のものほど Opt.Range が短いことになります。<br />
これが最初の悩みどころです。<br />
これだけの種類の弾薬の中から、相手の特性や状況に合わせた弾薬をたったひとつ、選ばなくてはなりません。<br />
<br />
<br />
NPCの苦手属性はこれです。<br />
<br />
<a href="http://wikiwiki.jp/eveonlinejp/?Military%2FNPC" target="_blank">http://wikiwiki.jp/eveonlinejp/?Military%2FNPC </a><br />
<br />
<br />
さて、あなたならどうしますか?<br />
<br />
<br />
<br />
Angel は Exp 属性。<br />
Sansha と Blood、Drone は EM 属性。<br />
Serpentis と Mercenaries は Therm 属性。<br />
これらの属性を得意とする高威力弾は簡単に見つかると思います。<br />
<br />
私のように射程や防御よりも威力を優先する(=船をすぐ燃やす)人間にとって、必要な弾薬はこの3種類だけです。<br />
言うまでもなく、EMP(EM) / Fusion(Exp) / Phased Plasma(Therm) です。<br />
<br />
でもでも、Kin 属性のNPCに対してはどうするの?<br />
<br />
確かに、Kin 属性の弾薬 Titanium Sabot が、あります。<br />
威力が中程度のグループに属していて、トラッキングに20%のボーナスがあります。 <br />
<br />
が、威力が低いので出番がありません。<br />
実際に、EoM や Mordus を相手に使用した場合、Phased Plasma のほうが高いダメージをはじき出します。<br />
Guristas のごく一部には Kin 属性以外ではあまりダメージが計上できないNPCもいますが、ほとんどの場合は Phased Plasma で事足ります。<br />
<br />
<br />
<br />
よって火薬砲で必要な弾薬は、基本的にたったの3つ、ということになります。<br />
<br />
ちなみに、長射程弾薬についてですが、射程修正は Opt.Range に対してのみです。<br />
火薬砲は、短い Opt.Range と 長い Falloff が特徴の武装ですから、長射程ボーナスなんてものはただの気休めです(たぶん)。<br />
<br />
<br />
<br />
さぁ、ここまで分かったらもう大丈夫。<br />
あとはバンバン撃ちまくりましょう。<br />
気分はマカロニウエスタン(古いって)。<br />
ガンマン気取りで蜂の巣にしたりされたりしてみましょう。<br />
<br />
ただし火薬射撃の反動にだけは十分注意してくださいね。 如月つららhttp://www.blogger.com/profile/03842287109987468188noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4413655689204877321.post-44437266572334693842014-08-04T23:58:00.000+09:002014-08-05T11:03:26.867+09:00ステーションゾンビがやってきた ヤァ!ヤァ!ヤァ! はい、みなさんこんにちはー!(こんにちはー!)<br />
<br />
やってきましたステーションゾンビ。今月はわたくし、如月つららがお送りしております。<br />
<br />
私の愛しいMac(2008版)がとうとう6年目にしてご昇天召されまして。<br />
以来、ステーションにすらログインできない状態が続いております。<br />
<br />
すなわち私、如月つららのタマシイは今現在、遠く離れたオールドアースはヤポネの片田舎にて、椅子に座ってぼやーんと白昼夢におぼれているだけなのです。<br />
<br />
ステーションの私のカラダは元気かしら。<br />
真雪はいつものとおり、ぼけら~、としているのかな。<br />
(そしてゾンビ化しているのかな)<br />
FSのPubCH(チャットCHのこと)は、無人になっているのかなぁ。<br />
みんな元気かなぁ。なにせ2ヶ月以上は顔も出していないわけだし。<br />
スキルキューもからっから、だし。<br />
ステーションにこもっている私のカラダは、タマシイが抜けているこの2ヶ月の間、いったいどうやって過ごしているのだろう。<br />
ポッドの羊水の中でぷかぷか浮いているのだろうか。<br />
だとしたら、またお肌がぷるぷるになってしまう。いや、それは嬉しいことか。<br />
しかしあの、殺風景でGeekyな部屋のソファに座っているのだとしたらどうだろう。<br />
Quafe(Podパイロットの間では一番有名で、一番売れていて、一番人気があり、一番飲まれている清涼飲料水)しかろくな水分のないあの部屋で、私はゾンビになっていないかしら。<br />
<br />
そんなわけで、ステーションゾンビと化しているであろう私、如月つららの肉体に代わり、オールドアースで長期休暇中の如月つららのタマシイが、FTL通信的なサムシングを用いてみなさんにお伝えしているわけです。はい。<br />
<br />
<br />
<br />
ああ。<br />
かわいいかわいい、ぷにたんに乗りたい。<br />
ぷろてうにゃであれこれぶん殴りたい。ブラスタでぶん殴りたい。殴って動かなくなるまでブラスタで殴りたい。血も出なくなるまで殴りたい。灰も燃え尽きるまで殴りたい。<br />
あとあと、テングで(そんな攻撃効かないもんね)ってしたい。<br />
火薬砲で、あれこれ壊したい。<br />
でもでも、やっぱり殴るならぷろてうにゃに乗りたい。乗って殴りたい。 <br />
でもだけど新しい工場の様子を確かめてみたい。<br />
なにより、スキルくらいセットしたい。<br />
<br />
暗闇を眺めて、マーケットを覗いて、エージェントと冗談を言い合って、知り合った仲間と卑猥な冗句で盛り上がって、ステキFitに思いを馳せて、高額モジュールを買って詐欺られて、生産販売でそれを取り返しつつ、ミッションで残骸を漁って、飽きたら遠い土地に飛び立って。<br />
<br />
そんな日々が今は遠い。<br />
<br />
なぜなら、私はステーションゾンビだから。<br />
ステーションゾンビでカサッカサに乾燥しているから。<br />
カサッカサになってタマシイが抜けてしまって、そのタマシイはオールドアースのヤポネのあたりでぼけら~、としているから。<br />
(どこかからステキなパイロットが現れて、私(の干からびた肉体)をポッドの羊水に漬けてくれれば、prprに戻る(かもしれない)けれど)<br />
それでもIRLが地獄のように忙しいから。<br />
結果としてなかなかログインができなくて、ブラスタでぶん殴る日々を夢見るしかないのだ、今は。<br />
<br />
<br />
<br />
でもでも、火薬砲とNPCとの相性について、次回はちゃんとレクチャーしちゃうぞ!<br />
船に乗れなくても、特性はちゃんとアタマの中(タマシイのハートの中)に残っているのですから。<br />
<br />
問題は、廉価版のいい加減なPCを買うべきか、それともなじみのマシンを修繕するべきか、あるいは相変わらずのハイスペックマシンを諦めずに狙うべきか。<br />
<br />
オールドアースはヤポネ。その夏は、今年も暑いのでした。<br />
<br />
みなさん、IRLともに干からびてステーションゾンビになったりしないように、気をつけてくださいね。<br />
<br />
それでは次回の放送をお楽しみに!<br />
See you next time, bye-bye !<br />
如月つららhttp://www.blogger.com/profile/03842287109987468188noreply@blogger.com6tag:blogger.com,1999:blog-4413655689204877321.post-28358212940160117982014-03-02T15:24:00.000+09:002014-03-03T12:55:08.669+09:00火薬砲BANZAI-予告編 戦争になると、私はすぐに逃げる。<br />
今回、2度も同じ相手から宣戦布告された私は、退避用の会社を設立し、FSに代わりのCEOを用意し、真雪もろとも、そそくさと移籍した。<br />
<br />
手間は掛かるが、HighSecでの交戦が許されるのは戦争が受理された(宣戦布告されて実際に戦争状態に入った)Corpどうしのはずだから、他社への移籍は悪くない選択だと思ったのだ。<br />
実際、その後に宣戦布告されることも、襲撃を受けることもなかった。<br />
<br />
>>><br />
<br />
EVE Onlineでは、最終的なコンテンツレベルが、どうしてもPvPを含むように設計されているという。<br />
これはおなじみで、多くの人が言うところだ。<br />
人が誰でも幸せを探す旅人であるように、よりよい資源、よりよい環境をもとめて、人は宇宙をさまようのだ。<br />
<br />
これだけ宇宙が広いのに、それにもかかわらず、それでも資源は有限なのだ。 <br />
<br />
だから、そのエンドレベルのコンテンツにおいて、競争し、対立し、略奪しあうのは必然なのだろう。<br />
<br />
PvPがエキサイティングな経験であることは知っている。<br />
PvPによって、ゲーム内の経済が活性化することも分かる。<br />
ゲームデザインの中で、PvPが重要な意味合いを持つことも、エンドレベルコンテンツであることも必然だと思うし、デザイナたちが「PvPをするべきだ」と言い放ち、それをあたかも免罪符のようにして他者に襲撃する人たちがいることも、必然だろう。<br />
<br />
だからなおさら、私はPvPをしたくない。<br />
もっと精確にいえばPvPを「強制されたくない」。<br />
<br />
冗談交じりに「Kamikaze Corp にしちゃおうか」なんてことを言うことはあるけれど、降りかかる火の粉を払うことさえも、私はできればしたくない。<br />
<br />
「それはCCPのゲームデザインにそぐわない」と言われるなら沿わなくて結構。<br />
私はCCPに遊ばされるのではなく、EVEで遊んでいたい。<br />
<br />
「PvPはエキサイティングだ」というのだから、時折(火の粉を振り払う程度に)してみることはあるけれど、やはり肌に合わない。<br />
<br />
「すべてのゲームコンテンツを楽しむ上で絶対必要だ」とはいうものの、私は今のプレイに飽きることもなく満足している。<br />
<br />
もちろん自分からしたくなったら私はするだろう。<br />
けれども、それまでは誰にも(たとえゲームデザイナであろうとも)それを強制されたくないし、されるいわれもないと思っている。<br />
<br />
たしかに売られた喧嘩から背を向けるのは、みっともないかもしれない。<br />
それでも私は逃げる。<br />
<br />
したくないことを強要されて従うのは、自分でしたいことが分からないのと同じくらいみっともないことだ。<br />
PvEが好きなことは、PvPを敬遠することは、そんなに恥ずべきことだろうか。<br />
私はそうは思わない。 <br />
<br />
>>><br />
<br />
というわけで、<a href="http://community2.eveonline.com/ja/communication/patch-notes/patch-notes-for-rubicon" target="_blank">以前のアップデート</a>で強化された <a href="http://wikiwiki.jp/eveonlinejp/?Ship%2FMarauder" target="_blank">Marauder</a>クラスに乗ってみることにした。<br />
(詳細は当該ページで「バッションモジュール」「ヴァーガー」の単語で検索してみてください) <br />
まさかのT2BSである。<br />
<br />
なぜ「まさか」なのかというと、私はBSのことを「大きくて鈍くさい棺桶」程度にしか認識していなかったからである。スキルも重いし。<br />
T3CLをはじめ、CL/BCクラスに特化したスキル学習をして暮らしていたので、なおさらBSが苦手だ。<br />
<br />
が、たまたま火薬砲のスキルを <a href="http://wikiwiki.jp/eveonlinejp/?Machariel" target="_blank">Machariel</a> で覚えるうちに、Minmatar と Gallente のBSもL5にしてしまった。<br />
<br />
(ちなみに、なんどでも宣言しておきたいが、私はカルダリ生まれです。)<br />
<br />
<br />
LサイズT2火薬砲は覚えたものの、ブラスタは覚えておらず。<br />
そうなると、必然的に、乗りたくなる船は <a href="http://wikiwiki.jp/eveonlinejp/?Vargur" target="_blank">Vargur</a> というわけですね。<br />
リンク先の画像は建造途中みたいなダサい船ですが、いつかのアップデートから、けっこうカッコいい建造中の船みたいになりました!<br />
<br />
まぁ、Fitは誰もが考えるようなありきたりなしろものですから公開しません。<br />
<br />
High Slot がどうしても余るし、電力不足もあって、Energy Vampire(他の船からキャパシタの電力を奪う)を装備することにしました。<br />
<br />
<br />
<br />
ということで、次回からは、火薬砲のすばらしさに関するレビューをまとめたいと思います。<br />
<br />
……ほんとだろうか。如月つららhttp://www.blogger.com/profile/03842287109987468188noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-4413655689204877321.post-76950114213062691882013-12-02T12:27:00.004+09:002013-12-02T12:29:19.492+09:00ひゃっはー、戦争だ!(副題:「つぉ」のススメ) EVE宇宙でのんびりぼんやりとお過ごしの皆さん、こんにちは。<br />
今日も放浪生活をエンジョイしてますか?<br />
私はしています。エンジョイしています。<br />
<br />
今回のアップデートで追加されたSoE(Sister of Eve)が開発した、探索向きのFGおよびCLについては、アップデートが導入される以前から話題になっていたことと思います。<br />
<br />
IRLは相変わらず多忙ですが、私もそろそろSoEのLPを集めてBPCくらいゲットしようかな。ゲットしちゃおうかな。とうさん、がんばっちゃおうかな。<br />
<br />
とか思って最寄のSoEエージェントのところに赴いて「最近なんだか忙しそうじゃない? 私も仕事を紹介してほしいんだけど」なんてブラスタ片手に話しかけてみたのです。<br />
<br />
あまねくEVEのあちこちで、八方美人にエージェントと仲良くしている私ですから、当然のようにお仕事をいただくことができました。<br />
そして2日ほど経ったある日。<br />
<br />
いきなり Flat Sleeper は宣戦布告を受けました。<br />
<br />
おお。<br />
これが噂の「SoEでちゃらちゃらミッションしてるグズども(私のことか!)に戦争をふっかけて、あわよくばバカども(私のことか!)を食い物にしてやるぜローラー作戦」のようです。<br />
<br />
はい。<br />
PvPがニガテな、グズです。すいません。<br />
Proteus でブラスタを撃つことにヨロコビを見出しておきながらも、PvEで今日も明日ものんびりぼんやり赤十字だけを追いかける日々を送るつもり満々です。<br />
対人とか怖いですよコワイ。きゃー、こわい(棒読み) 。<br />
<br />
ということで、SoEのエージェントには「短い間だけど親切にしてくれてありがと、じゃね」と短い挨拶もそこそこに、とっとと拠点に逃げてきました。フレイタで。<br />
Kamikazeおそるべし、なのですが、まぁ、なんとかなるだろ~? とか思ってステーションから出たものの、ワープインまでの時間が今まで以上にかかるものですから、すごく緊張しました。<br />
<br />
「今、誰かに襲われたら、私の大事な2隻のT3と装備一式(と、ごみみたいなLoot品の数々)が燃えてしまうのね!」とか思ったらそりゃ緊張します。<br />
ワープインのときの重力子放射の副次作用のように、視界のまわりがチカチカしてきて、手足の指先がしびれました。<br />
緊張のあまり。<br />
<br />
なんていうか、こう。<br />
大きいほうの排泄を、ずーっと我慢してると、こういう感じになりません? なりません?<br />
力が入らなくて、しびれて冷たくなってきたり、しません? しません? <br />
<br />
そんな小心者の私が、PvPとかムリですよ、ムリ。<br />
Angelが装甲に穴を開けてきただけで、ビビって、Podのなかでちょっと漏らしちゃう(大きいほうではありません)くらいのビビりですから、PvPとかムリですよ、ムリ。<br />
<br />
だから、戦争期間中は引きこもります。<br />
The Skill Online。略してTSOですよ。読みとして最適なのは「つぉ」ですよ、「つぉ」。<br />
<br />
というわけで、一週間の「つぉ」生活に入りたいと思います。<br />
みなさんごきげんよう、また来週! 如月つららhttp://www.blogger.com/profile/03842287109987468188noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-4413655689204877321.post-35122013671896175212013-11-26T12:25:00.005+09:002013-12-16T11:02:44.224+09:00放浪は続く。 春からIRLが多忙になり、日記の記録はおろか、プレイ時間は減少し、ログインさえままならないことも多くなってしまった。<br />
<br />
Null領を撤退したのは夏の終わりの頃だったろうか。<br />
<br />
High Secに戻ってきた私と真雪は、ふたたびエージェントたちをからかったり、ご機嫌を取ったりしながら、Corpの維持を続けている。<br />
なにせオフィスが6つくらいあるのだから、維持費を稼がないと、という意味不明な目的意識だけが私たちの行動の動機になっているんじゃないかと心配にさえなる。 <br />
<br />
そんな、生きているんだか死んでいるんだか分からないような Corpなのに、先日、新しいパイロットが参加した。<br />
世の中には不思議なことがあるものだと思う。<br />
<br />
私と真雪以外のメンバのほとんども、生きているんだか死んでいるんだか、ときどきログインしてはスキルを覚えてふたたび眠りに就いている様子だ。<br />
とはいえ、新メンバの紹介くらいはメールでしておこう、と思ってメールを送信したら、24時間以内に4人くらいから返事がきた。<br />
なんだなんだ。<br />
みんな生きているんじゃないか(笑)。<br />
<br />
世の中には不思議なことがあるものだと思う。<br />
<br />
>>><br />
<br />
アップデートでまた新しくモジュールやらが加わり、艦船の調整が入った。<br />
<br />
真雪は相変わらず「Rattle Snake」に乗って Drone をもてあそんでいるし、私は「Proteus」と「Loki」を主力に飛び回っている。<br />
Null では T3CL「Legion」にたいそうお世話になったものだが、HighSecだとやっぱりあの「死んだ鳥」みたいな風貌といい、T1レンズなら弾薬費はかからないけれど役に立つ場面が限られている武装といい、ぱっとしないのでそのへんに放り出してある。<br />
<br />
「Tengu」も持ち歩いてはいるが、ミサイルはやっぱりあまり好きではないから、ついつい前述の2隻が私の主力なのだ。<br />
<br />
それでもいくつか、乗ってみたい船が出てきた。<br />
<br />
まず「Eos」。<br />
これはT2BC(Battle Cruiser)なのだけれど、Gallente の DroneBC 「Myrmidon」をベースにしている。<br />
今までは各国とも、T2BCになるのは2種類あるうちの一方(Gallenteの場合「Brutix」)だけだったので、見た目にも退屈だったのだ。<br />
<br />
ただ、私は、Drone艦との相性が、地味に悪かったりするのだけれど。 <br />
<br />
あと、EFTで調べたら「Proteus」に乗っているときのDPSが、900を超えることもあると判明した。<br />
(Void弾とDroneを併用する組み合わせで)<br />
<br />
PvEばかりの私にとっては、属性のほうが大事だけれど、いつかのように Proteus だけですべてのミッションに挑戦するのもいいのかな、と思ったり。<br />
<br />
あるいはそろそろT2BSにも乗ってみたいなぁ、と思ったり。<br />
<br />
>>><br />
<br />
Gallente と Minmatar の境目の宙域を、かなり手広く漂っている私たちは、呆然と今後のことを考えているようで、やっぱり考えていないのかもしれない。<br />
<br />
パイロットとしてデビューしたてのころは、寝る間も惜しんでがつがつとプレイしていたけれど、長く付き合っている恋人同士のように、ほどよい距離でのプレイをずっと楽しめるのもこのゲームのよいところなのだろう。如月つららhttp://www.blogger.com/profile/03842287109987468188noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4413655689204877321.post-1938998505414115372013-07-10T23:30:00.000+09:002013-07-11T11:46:54.126+09:00それでも不屈の精神を POSが燃えた。<br />
POSが燃えて、船が盗まれた。<br />
ログインした直後、そこには、ぽっかりあいた虚無だけが残っていた。 <br />
<br />
私の作った採掘艦4隻。<br />
私の作った輸送艦1隻。<br />
私の作ったサルベージ艦1隻。 <br />
私の作った戦闘艦1隻。<br />
私の作った探査艦1隻。<br />
<br />
私の作らなかった艦船、3隻くらい。<br />
<br />
ああ。<br />
なんということだろう。<br />
<br />
ポッドの溶液が、失意と恐怖でその温度を急激に下げたように感じる。<br />
<br />
逃げるようにしてOPへジャンプを繰り返す。<br />
System 内には私と真雪しかいないけれど、何者かに追われるような、不気味な感覚が肌を覆う。<br />
<br />
OPに入って、ぐったりと艦長室のソファに横になる。<br />
いったい、これからどうすればいいのだろう。<br />
<br />
真雪などは魂が抜けたような表情で、うつろに虚空を眺めている。<br />
私たちが戦闘で使っている艦船は無事だが、失ったものは多い(気がする)。<br />
<br />
おそらくはWHからの侵入者がこぞってPOSを襲撃したのだろう。<br />
なんという不注意。<br />
なんという無防備。<br />
<br />
POSにそれだけの艦船を停泊させたままにしていたのは、すべて私の失策だ。<br />
<br />
>>><br />
<br />
ふと Ship ハンガに目を移す。<br />
<br />
ああ。<br />
<br />
この期におよんで、まさか。<br />
<br />
なんということだろう。<br />
<br /> 採掘艦が2隻、出来上がっているではないか。<br />
<br />
装備も一式、ころがっているではないか。<br />
<br />
Rigまでご丁寧に出来上がっているではないか。<br />
<br />
<br />
<br />
ぐったりうなだれた真雪に声をかける。<br />
彼女は蒼白な顔を重たそうに持ち上げ、私のいるあたりを見つめる。<br />
その瞳は、ブラックホールのように光を失っている。<br />
<br />
私たちは譴責を受けた末、追放されるかもしれない。<br />
けれども、それまでは、できることがあるのだ。<br />
<br />
<br />
<br />
真雪はOPを出る私に、しぶしぶついてくる。<br />
私は採掘をする。<br />
真雪はその護衛をする。<br />
<br />
今までより慎重に。<br />
今までより的確に。 <br />
<br />
目の前には鉱石があり、OPには生産ラインとBPCがある。<br />
一晩掘って、採掘艦をさらに3隻製造することができた。<br />
<br />
<br />
<br />
そうだ。<br />
<br />
私たちは無力なんかじゃない。 <br />
<br />
忘れてはいけない。<br />
<br />
私たちは無力なんかじゃない。<br />
<br />
失敗にうなだれたあとは、同じ失敗を繰り返さないように、糧にして立ち上がればよいのだ。 <br />
<br />
<br />
<br />
……でも。<br />
BPCが尽きたらどうしよう。<br />
今はそれが心配だ。如月つららhttp://www.blogger.com/profile/03842287109987468188noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4413655689204877321.post-78609266352553243422013-07-09T14:41:00.001+09:002013-11-28T14:59:07.350+09:00あなたのZAZENはDPSに貢献しない。 Nullの静かな宇宙での日々は、私の心を優しく癒してくれる。<br />
そこには競争も執着もなく、ただただ心のおもむくままに船に乗るという、私がPod Pilotになりたいと思ったすべてがあるのだった。<br />
<br />
DPSも Bounty も、DED品もFac品も、そこではたいした意味を持たない。<br />
ただただBPC(あるいはBPO)があり、鉱石の採掘と、そしてときどきそれを妨害する、ちょっと風変わりな(だからといってことさら憎らしいわけでもない)Drone。<br />
ときどき襲撃を目的とした船が迷い込んでくることもあるが、これも蚊のようなものだ。<br />
遠くに戦火が上がっているというリポートも漏れ聞くが、それでも、私の採掘艦の半径50kmは、だいたい静謐で平和だ。<br />
<br />
>>><br />
<br />
しかし、このまま闘争のない日々に埋もれてしまうわけにはいかない。<br />
なにせ、誰も石なんて買わないのだ。<br />
(できたものだってたいして売れないのだから当たり前だ)<br />
<br />
私はこの星系を借りている家賃を納めなくてはならない。<br />
家賃滞納すなわち退去。<br />
世の中お金よおカネ!<br />
<br />
そんな世知辛い実情が、じりじりと、私の情報伝達プラグを加熱させる。<br />
Wallet情報を開く。<br />
数日で数mil増えて、数十mil減っている。<br />
<br />
マイナスだ。<br />
超マイナスだ。<br />
マイナスを超えるマイナス。すなわち超マイナス。<br />
それってプラス? いいえ、マイナスです。<br />
<br />
マイナス概念のゲシュタルト崩壊を尻目に、私は私(と妹の真雪)の財政を立て直す必要を感じた。<br />
<br />
Nullは楽しいかと尋ねられたなら、私たちは間違いなく「もちろん!」と答えるだろう。<br />
しかし、Nullは儲かるかと尋ねられたなら、私たちは間違いなく「え、いや、まぁ、そういう人もいるらしいよね」くらいの、台風の後の田んぼに向かう用水路を伝う水のような非常に濁った答えを出すだろう。<br />
(Caldari生まれの私が、どうしてオールドアースの、ましてその小国であるヤポネの糧食生産文化とその風景に詳しいのかについて、皆さんには教えられない)<br />
<br />
>>><br />
<br />
この地で即金になるといえば、強盗か、Drone退治だ。<br />
強盗は無理だ。<br />
私は他者の介在を極力避けているから。<br />
いわばPod引きこもり。<br />
Caldari生まれでCaldariを避けるように出て、今ではNullで石を掘っていますが本当はブラスタ使いです。<br />
<br />
なにこの「おたずねもの感」。<br />
<br />
とにかく、強盗はお金にしづらいので、Drone退治です。<br />
簡易サイトもごろごろ浮いています。<br />
たまに数十milの賞金がかかっているレアなDroneBSも出現します。<br />
<br />
というわけで、これをちまちま倒していました。<br />
相変わらず、私は接近してパルスを照射(通称:近づいて殴る)。<br />
真雪ははるか彼方からDroneにて支援(通称:見守り係)。<br />
<br />
と、あるとき、サイトの攻略を終えたときにダイアログメッセージが出ました。<br />
<br />
「なんだか、真雪が特殊なサイトへの入り口に関する情報を入手したらしい(意訳)」というもの。<br />
<br />
な・る・ほ・ど。<br />
<br />
これはなんだかオタカラのかほりが、ぷーんと匂い立ちます。かほりますよ。<br />
<br />
ということで、特殊なサイトの入り口情報がジャーナルに記載されているので行ってきました。<br />
<br />
>>><br />
<br />
<br />
<br />
というこの日の日記は、このままぷつりと途絶えている。<br />
<br />
うん。<br />
覚えてる。<br />
<br />
翌日、実際にサイトに出かけて、Mother Drone(ウツボカズラのお化けみたいなの)を相手に、真雪とふたりだけで1時間くらいかけて戦って、たいした報酬は手に入らなかったんだよね。<br />
ZAZENの心で心身滅却しても、ろくにダメージが入らなくて、本当に苦労したんだよね。 <br />
<br />
ひたすらひたすら、レーザーをピンピン撃ちつづけたあの退屈な1時間と、手に入ったカスカスのアイテムやらDrone鉱石やら変な箱やら。<br />
<br />
うん。<br />
<br />
だからきっと、公開しなかったんだよね。 如月つららhttp://www.blogger.com/profile/03842287109987468188noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4413655689204877321.post-37286830203590984072013-06-23T12:00:00.000+09:002013-06-28T15:43:55.673+09:00いつも不屈の精神を。 また Ratに襲われて Retrieverが灰になりかけた。<br />
しかし私だって、いつまでもバカではない。<br />
岩がふさいでいる進路の逆方向を見回し、そこにジャンプできる先を見つけた。<br />
<br />
たまたまそこが Droneたちの巣窟になっているサイトだったのは、私の運が悪かったのだ。<br />
<br />
そのようなわけで、かれこれ3隻目か4隻目くらいになる採掘艦をお釈迦にした。<br />
さすがZAZENである(意味が分からない)。<br />
<br />
無論、鉱石は採掘済みであり、ミネラルは精錬済みであり、BPCは購入済であり、次の採掘艦は製造済みである。<br />
向かうところ敵なし。<br />
悔しさに目の前が霞んでいるのではない、ちょっと疲れているだけに違いない。<br />
<br />
なんて思っていたら、家賃の請求がやってきた。<br />
<br />
そうだった。<br />
<br />
泥遊びのように、毎日掘っては作り、作っては売りに出し、売りに出してはひとつも売れない日々が続いている。<br />
ZAZENの心は無の心。<br />
無心に目の前のことに相対してこそ、宇宙の真理が見える、はず。 <br />
<br />
しかし、そんな泥遊びに興じている場合ではなかったのだ。<br />
お金を稼がなくちゃいけないのだった。<br />
<br />
>>><br />
<br />
一時は真雪を護衛につけて掘っていたのだけれど、Ratはそんなに頻繁に沸くものではない。<br />
二人で掘れば鉱石は2倍になるのだ。<br />
<br />
なんとかよい方法はないものか、と苦心する。<br />
<br />
そこで思いついた。<br />
<br />
まず、Retriever よりも防御力の高い Procurerで採掘し、満杯になったらPOSにJETする。<br />
(POS:<span class="wikicolor" style="color: red;">P</span>layer <span class="wikicolor" style="color: red;">O</span>wned <span class="wikicolor" style="color: red;">S</span>tructure。テントのような簡易ステーション) <br />
(JET:船外排出)<br />
<br />
何度かそれを繰り返し、鉱石積載量の多い Retriever に鉱石を積みなおし、OP(OutPost)へ輸送する。<br />
<br />
こうすれば短時間で大量の石を(けっこう安全に)採掘し、輸送のときは大容量で行うことができる。<br />
万歳。<br />
BPCをたくさん持ってきてよかった!<br />
<br />
というわけで、早速開始する。<br />
<br />
<br />
実質、2人のキャラで4隻の採掘艦を使うという、ちょっとゴージャスなことになってしまったけれど、掘るときは集中して掘り、運ぶときは連続で運ぶというスタイルが、今はたいそう気に入っている。<br />
<br />
今のところ、Procurer は落とされていない。 如月つららhttp://www.blogger.com/profile/03842287109987468188noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4413655689204877321.post-49409528979540889732013-06-16T10:00:00.000+09:002013-06-21T14:22:20.144+09:00タレットの命中率を格安で安全に上げる方法。 みなさんこんばんは。<br />
ZAZENの心はNullの心。<br />
宇宙の深遠の闇に心の底の空白を重ねることによって、己の精神に新しい無の境地がもたらされるのです。<br />
(なにこのアヤシイ宗教)<br />
<br />
<br />
そんなわけで宇宙の果ての暗闇の中、心をNullにして採掘していたところ、Ratに採掘艦を壊された、つららです。<br />
私の心もお財布も、また一歩、空白に近づきました。ありがとうございます。<br />
いいえ、全然ありがたくありません。 <br />
<br />
そこに鉱石があるから掘っていたのですが。<br />
そこに鉱石があるせいでワープできずに壊されました。<br />
<br />
鉱石のバカ! バカ!<br />
こうなったら掘ってやる! 掘ってやる!<br />
えーい、これでもかぁ~。<br />
きゃ~! もうやめてよぉ~!<br />
あはははは!<br />
うふふふふ!<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
……なにをやっているんでしょうか。<br />
孤独のあまり、変な白昼夢でも見ているんでしょうか。 <br />
<br />
新しい採掘艦ができると、採掘艦は壊れる運命なのでしょうか。<br />
山は死にますか。海は死にますか。<br />
風はどうですか。空もそうですか。<br />
採掘艦は壊れますか。壊れたら作ればいいですか。<br />
作ったら壊れますか。そうですか、そうですか。<br />
<br />
ええ。<br />
BPCならまだあるんです!<br />
船のBPCがあるなら(そしてそこにミネラルがあるなら)作ればいいんです!<br />
Mexallonなんて、買えばいいんです!<br />
ミネラルがないなら掘ればいいんです!<br />
最悪、T3で掘ればいいんです!<br />
<br />
そんなわけで、壊されても壊されても、不屈の精神で同じ船と同じFitを作り続けています。<br />
<br />
そうこうしているうちに、真雪もやってきました。<br />
つらら的には、真雪がいてもいなくても放浪気分に変わりがないのですが、真雪的には、つららがいるとたいそう嬉しい気がします。<br />
プレイヤは一緒なのですが、気持ちにずいぶん乖離があるので、これはちょっとした並行人格障害なのではないでしょうか。でも気にしません。<br />
<br />
<br />
<br />
さて、今日は Legion のタレットです。<br />
Legion といえば、泣く子も黙る Amarr帝国の T3CL。<br />
Amarr帝国のタレットといえば、いわずと知れたレーザタレットです。<br />
<br />
……が。<br />
<br />
どういうことでしょう。<br />
短距離用高火力兵装としてその地位を定着させているはずのパルスレーザータレット。<br />
そのトラッキングは、とても遅いのです。<br />
<br />
短距離高火力型タレットはパルス(光学系)/ブラスタ(ハイブリッド系)/オートキャノン(火薬系)と3種類あります。<br />
私は大型艦を嫌うため、Mサイズタレットを愛用しています。<br />
では、それぞれのMサイズタレットの特徴を見てみましょう。<br />
<br />
<br />
<br />
Heavy Pluse Laser II(Pluse Laser)<br />
Optimal:12000<br />
Falloff:4000<br />
Tracking:0.081<br />
<br />
Heavy Neutron Blaster II(Blaster)<br />
Optimal:3600<br />
Falloff:5000<br />
Tracking:0.12<br />
<br />
425mm AutoCannon II(AutoCannon)<br />
Optimal:2400<br />
Falloff:9600<br />
Tracking:0.105<br />
<br />
<br />
<br />
さて、それぞれMサイズで最大火力を誇るクラスのT2タレットです。<br />
それぞれの特徴がよく現れていますね。<br />
上記はスキル/インプラント/弾薬補正のない数値ですから、高威力/短射程の弾薬を使うと一般的に Opt.Rangeは半分になります。 <br />
<br />
パルスレーザの場合、かなりの Opt.Range が存在します。<br />
Falloffは短いため、最大射程は16000~20000m。<br />
だいたい10kmの位置でも十分な威力を発揮できそうです。<br />
そのかわり、Trackingは低め。 <br />
<br />
ブラスタの場合、ダメージ減衰しないようにするには3000m付近で攻撃しなくてはなりません。<br />
対FGでMWDを使ってOrbitなんてしていたら、命中する気がしませんね。<br />
最大射程は8600~136000。<br />
まぁ、10km以内の距離で殴るのは必須といえそうです。<br />
<br />
オートキャノンはダメージ減衰はやむなし、と考えたほうが良い感じです。<br />
最大射程は120000~21600mですが、ダメージのばらつきは大きく感じます。<br />
<br />
<br />
さてもトラッキングです。<br />
<br />
私はブラスタ使いですから、最短距離から殴る戦術を使い続けていました。<br />
ProteusにFac品の Tracking Computerを3つ(with Tracking Script)を装備し、インプラントも「Tracking5%上昇」を装備してT1(もしくはFac)弾薬を使えば、Webなど掛けなくても SpiderDrone(もっとも小さくてすばしこい、Web+Scramをかけてくる Drone)にも当てる事ができます。<br />
<br />
ところが、パルスレーザのトラッキングは 2/3です。<br />
これではトラッキングコンピュータなんてつけるだけ無駄です。無駄。<br />
(Weapon Upgradeは、パーセンテージで性能が上がるため、当然ながらもとの性能が高ければ高いほど大きな効果を発揮します)<br />
<br />
さて、いったい Spider Droneを簡単に、かつ格安で撃退するにはどうすればいいでしょうか。<br />
<br />
以前「<a href="http://wandering-evespace-by-tulala.blogspot.jp/2011/12/tracking-computer.html" target="_blank">Tracking Computer のようなアレコレ</a>」という項目で紹介したことがあります。<br />
敵に対する攻撃を命中させやすくするには、例の4つのモジュールを使えばよいのです。<br />
<br />
結論から言うと、今回のように極短射程(10km以内)においては、Webがもっとも効果を発揮するのは皆さんもご存知の通りです。<br />
ひとつあたり60%の速度低下は、垂直方向におけるトラッキングを倍ほどの効果にしてくれることに等しくなります。<br />
また、こちらが交戦距離を優位にコントロールできるのもWebの特徴でしょう。<br />
<br />
欠点は、Fac品や特殊なボーナスを持つ船を使わない限り、その最大射程は10kmほどしかない、ということ。<br />
もちろん、たいていの短射程兵装ならばこれで十分です。<br />
<br />
よって、Mサイズパルスにおける最適な装備は「Webを積めるだけ積む」で正解となるわけです。<br />
<br />
ミサイル使い/Drone使いの場合、WebとTarget Painterの組み合わせが最適です。<br />
<br />
<br />
<br />
さて、それでは Proteus に Tracking Computer を3つも装備したのはなぜでしょう。<br />
高額モジュールを見せびらかしたかったのでしょうか。<br />
<br />
3つの Shadow Serpentis Tracking Computer に Tracking Script をロードして、Heavy Neutron II に T1(Fac)弾薬を詰め込みます。<br />
トラッキング関連のスキルとインプラントにもよりますが、つらら(ブラスタに特化したインプラントを装着した個体)がこれを使用すると、Tracking が 0.457 になります。<br />
Spider Drone ほどの小さな目標でも、400m/s ほどに速度を落としていれば、至近距離であたるのはこういう理由があります。<br />
しかし、Spider Drone は10km以内に必ずやってきますから、Web×3なら、スタッキングペナルティを考慮してもよほど効果があるはずです。<br />
<br />
(※スタッキングペナルティ:Stacking Penalty。同種の効果を発揮するモジュールを複数使用すると、2つ目以降のモジュールは効果が減衰する。この効果は累積し、4つ目以降になるとそのモジュールを搭載する意味がほとんどなくなってしまうほどである)<br />
<br />
実はT2ブラスタには、長距離用T2弾薬「Null弾」があります。<br />
先の Tracking Computer×3に Optimal Range増幅スクリプトをロードした場合、Null弾は30km以上先の目標にダメージを与えることが可能になります。<br />
普段なら5kmほどの距離で戦闘をしているブラスタ艦にとって、30kmの射程は絶大です。<br />
<br />
ある時期から Drone を射出してもNPCがたびたびこれを攻撃するようになりました。<br />
そのため私は Proteusでは、Droneをほとんど使わなくなってしまったので、なおさらです。<br />
そうでないならば、Tracking Computer と Target Painter と Webを併用すれば、スタッキングペナルティも発生しませんから、むしろ有利になるでしょう。<br />
<br />
しかし、Target Painter と Webは、ターゲットごとに毎回起動する必要があります。<br />
Tracking Computer は状況に応じてスクリプトを交換する必要はありますが、ターゲットごとに起動する必要はありません。<br />
<br />
このあたりは、武装や船のボーナス、スキルやインプラント、得意とする戦術によって使い分けるのが適切でしょう。<br />
<br />
そういうわけで、私の Legion は現在、Web(T2ですらない)を3つ装備しています。<br />
<br />
採掘艦は今でもときどき危ない目に遭いますが、真雪の採掘艦も二人の予備もできました。<br />
<br />
元 Flat Sleeperのメンバも一人やってきましたので、ZAZENの境地をもっと宇宙に広めてゆきたいと思います。如月つららhttp://www.blogger.com/profile/03842287109987468188noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4413655689204877321.post-90112088580096858112013-06-12T23:30:00.000+09:002016-05-08T20:08:34.670+09:00採掘艦でPCに襲われたときにあなたを救う、たった一つの冴えないやり方。 昨日も採掘。<br />
今日も採掘。<br />
<br />
窓の外に見えるのは(Podの情報伝達ケーブル経由ですが)漆黒の闇と遠い星雲。<br />
そして鉱石。<br />
<br />
マンネリ化しつつある採掘生活に終止符を打ちつつ、そろそろ私もサイト攻略などをしてみようか、などと思ってスキルキューを開くと、T2パルスタレットへの道には全く関係のない、鉱石溶かしスキルが並んでいる。<br />
<br />
ZAZENの道は、深く険しいんだなぁ。<br />
<br />
などと感慨にふけっていたら、OreHold(鉱石収納庫)が満杯になったというサインが出た。<br />
採掘ドロンを回収し、OutPostへワープをする。<br />
<br />
Allyメンバの諜報チャンネルで、大量の侵入者を告げるメッセージが出ているが、まぁ私には関係なさそうだ。<br />
<br />
無事にOutPostに到着し、そろそろ採掘艦でも作ってみるか、とBPCを取り出す。<br />
当然、StripMiner(大型採掘ビーム照射装置。採掘艦専用の装備)も生産が必要だろう。<br />
<br />
生産ロットに放り込んだら、鉱石に不足もなかった。<br />
さすが採掘をする私は鉱石不足に悩んだりしないのだなぁ、などと感慨にふけりつつ、生産開始のサインを出す。<br />
<br />
真雪がこちらにきたら、この採掘艦を使わせてやろう、などと考えながら、OutPost から DockOutする。<br />
<br />
それから採掘場とOPとを、さらに1往復ほどしただろうか。<br />
<br />
<br />
帰りの System に複数のパイロットがいる。<br />
機体は不明だが、属性は Neutral。<br />
Blue の人たちしかいないはずのこのエリアでの Neutralは、すなわち敵性を意味し警戒を要する。<br />
<br />
いつもは閑散としているはずのSystemなのに、リストからあまるほどの Neutralパイロットが存在している。<br />
明らかに侵犯行為を目的とした集団だろう。<br />
<br />
諜報チャンネルに警戒情報を流し、まぁなんとかなるだろうとたかをくくってワープを開始する。<br />
私の採掘場はすぐとなりの System だし、むこうのPOSに到達すれば問題はない。<br />
<br />
ゲートに到達すると、まぁいるわいるわ。<br />
機体を確認するヒマもなく、ゲートジャンプのボタンを連打です。連打。<br />
<br />
見事、ジャンプに成功しました。<br />
さすが、私は幸運の女神に見守られていますね!<br />
<br />
さて、目的の Systemに到着したのですが……。<br />
ゲート付近に、彼ら Neutral属性の船がいます。<br />
動く気配がありません。<br />
ひょっとすると、マークされているのでしょうか。<br />
そうですね。きっとそうですよね。<br />
<br />
じっとしていても、クロークはいずれ剥がれてしまいます。<br />
間に合うかどうかは分かりませんが、いまさらゲートに戻るのは死を請うようなものです。<br />
POSに向かってジャンプするよりありません。<br />
<br />
しかしジャンプ開始数秒、回頭の最中にロックされスクラム。<br />
まぁ、当然でしょう。<br />
あとは6人くらいによってたかってアレコレされてしまうわけです。<br />
まぁ、警察機構の介入できない領域ですから、こんなものでしょう。<br />
さすがの私も、幸運の女神に見捨てられましたね!<br />
何事も諦めが肝心です。 <br />
<br />
私が狙うのは、船体が破壊され、脱出のためにPodが排出される瞬間です。<br />
たいていは破壊されてからPodをロックできるようになるまでの間、システム上のラグが数秒発生します。<br />
このわずかな時間にワープを実行すればPodのワープは成功します。<br />
(もちろん、SmartBombなど、それを無効化する攻撃も存在しますので、これは賭けです) <br />
落ち着いて、船が壊れた瞬間に、ワープを実行できれば良いわけです。<br />
惑星などを目標にする場合、ワープボタン連打で問題ありません。<br />
<br />
もっとも目標がPOSなので、連打はできなかったのですが。<br />
結果としては(きっと私の精神統一が素晴らしかったために)無事にPodをワープさせることができました。<br />
「雁首そろえないと、ひとりじゃ何もできないくせに! このチンピラ! 下司野郎! 変態! ケダモノ! 毛も生えそろってない中二のくせに! ○※▲☆$▽%!!!」と心の中で捨て台詞を吐きながら、あとはPOSで待機です。<br />
<br />
<br />
やがて賊共は飽きたのか、他の星系へと飛んでゆきました。<br />
しかし採掘している星系ではないので、乗る船もありません。<br />
<br />
HighSec堀師であれば、たいそう落ち込む場面です。<br />
<br />
が、私は駆け出しとはいえ、Null採掘者です。<br />
<br />
だいたいのミネラルは掘れば出てきます。<br />
先日などは Arkonor(アーコナー。通称:あこたん)のサイトを掘っていました。<br />
Arkonorといったら、希少ミネラル Megacyteが大量に抽出されます。<br />
<br />
もはや(設計図さえあれば)怖いものなしです。<br />
<br />
さて、そんなわけでOPに戻ってみたところ、ちょうどいいタイミングで、採掘艦と装備一式が出来上がっているではありませんか!<br />
<br />
船を落とされるタイミングで、船が出来上がるなんて。 <br />
日頃の行いが、よっぽどいいんじゃないでしょうか(皮肉ではありません)。<br />
<br />
どっちみち保険に掛けたって、たいしてもらえるとは思っていないので、保険もかけていませんし。<br />
保険代わりに、次の船を作っておこう! と思いました。<br />
なんといっても、今日は Bistot(ビストット。そのままでかわいいので通称はない)を掘りまくっているのです。 <br />
<br />
<br />
<br />
設計図をロットに放り込んでしまえば……。<br />
<br />
……あ。<br />
Mexallonが足りない。<br />
<br />
(※Mexallon:HighSecでもポピュラーな比較的安いミネラル。ただし私の採掘エリアでは、どういうわけかほとんど採れないので、普段ならありえないような苦労をしている) 如月つららhttp://www.blogger.com/profile/03842287109987468188noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4413655689204877321.post-46746550167351036802013-06-11T23:30:00.000+09:002013-06-12T12:27:32.704+09:00舟を編む。 いいえ編みません。<br />
<br />
船は組み上げるのです。<br />
<br />
<br />
<br />
採掘していると、そりゃ当然、石が貯まります。<br />
HighSec採掘師の多くが、ほくほくと顔をほころばせる場面です。<br />
なぜなら HighSecにおいて、それはすなわちキャッシュ(ISK)を意味するから。<br />
<br />
では、Nullではどうなのか。<br />
<br />
この1週間ほど、ほとんど石を掘っていた。<br />
OutPostに貯まる、赤やら青の鉱石、鉱石、鉱石。<br />
HighSecで見かける「オイラ、ただの石ころだけんね」「べっつにそのへんにごろごろしてる、土くれみたいなもんだけんね」というような「雑魚感」もしくは「けんね感」はありません。<br />
「あたしって、きらきらしてるもんね!」「美しいんだもんね!」というような、ホンモノの「鉱石感」「ホンモノ感」もしくは「もんね感」に満ちています。 <br />
<br />
とくに私が敬愛しているのが Hemorphite(ヘモファイト)。通称、へもたん。<br />
私のいる場所で、唯一(微少ながら)Mexallonを抽出できる鉱石だ。<br />
<br />
きらびやかな鉱石を掘っていると、心なしか心が弾む心地がする。<br />
無理矢理「心」にこだわってみるあたり、私もいよいよ職人だと思う。<br />
今日から「匠(たくみ)」を自称しようか、と思うが自傷にもつながりかねないからやめておこうと思う。<br />
<br />
要するに、Null で鉱石を集めていると、こんな感じで頭の中がだんだん浮世から離れていくよ、ということです。<br />
<br />
<br />
<br />
いいえ、そんなことが言いたいのではありません。<br />
<br />
NullSecでは、石を貯めても、それはすなわちキャッシュになりません。<br />
まぁ、すぐにキャッシュになる Corp/Ally もしくは System/Regionもあるんでしょうけれど、少なくとも私のいる場所で、私にとってはそれはどこまでも石です。<br />
では早速溶かしましょう。だばー。<br />
<br />
はい、みなさんご存知、ミネラルが精錬されて出てきます。<br />
<br />
さて、HighSecにおいて、ミネラルもすなわちキャッシュになります。<br />
多くの HighSec採掘師が、溶かしスキルを身につけるのは至極道理にかなっています。<br />
一方 NullSecにおいて、ミネラルもすなわちキャッシュになることはありません。<br />
<br />
鉱石は鉱石。ミネラルはミネラル。ISKはISKです。<br />
それ以上でもそれ以下でもなく、飾らぬありのままの、そのものの本質をまざまざと味わうのです。<br />
これがZAZEN道です! <br />
<br />
とかエラソーに講釈垂れている場合ではありません。<br />
<br />
モノを作ったってどうせシャトルしか売れない(実体験中)ので、それならみんなが使うものをどんどん作ればいいんです。<br />
もちろんもちろん。<br />
そのつもりで私も設計図を持ち込んでいるわけです。望むところであり、魚心あれば水心であり、必要は発明の母であり、人生万事塞翁が馬であり、飛んで火にいる夏の虫なわけです。<br />
<br />
プローブ、プローブランチャ。<br />
お買い物用FG、サルベ用DD、サルベージャにトラクタビーム。<br />
各種コンテナとシャトルについては、いくつか作って同じ OutPostのお友達にあげちゃいました。<br />
いわゆる引越しのご挨拶みたいなものです。<br />
<br />
ついでに、HighSecで Vexor Navy Issue のBPCを買ってきたので、これを2隻作り、ひとつは依頼品のため売却しました。<br />
<br />
なのにまだまだ石があるんです。<br />
BCが組めそうです。 <br />
すごいですねぇ。<br />
<br />
作っても作っても、ロットが足りないくらいの勢いです。<br />
もっとも、作っても作っても、買ってくれる人がいるわけもないので、私はちょっとしたバカみたいな感じです。<br />
<br />
宇宙の彼方でアホヅラして、家内制手工業で買い手もないのに船を作るんです。<br />
楽しければいいじゃないですか! <br />
<br />
いいんですいいんです。<br />
買ってくれるから作るんじゃないんです。作りたいから作ればいいんです。<br />
それがZAZEN道です!(もはやテキトー) <br />
<br />
で、そろそろリグを作りたいので、関係各所に(たまにサルベしてくれると嬉しいなぁ)と奥ゆかしく依頼をしておきました。<br />
Flat Sleeperの Office に大量のBPOがあるんだけど、リグ関係は主要なものしか持ってこなかったので、この問題をいずれクリアする必要がありそうです。<br />
<br />
Mayuki は FS社を離れる予定なので、すでに新しいCEOを立ててあるのですが、このCEOに持ってこさせるとか……。<br />
これって、ちょっとした横領でしょうか。<br />
というようなことを、堂々とブログに書いていいんでしょうか(笑)。 <br />
<br />
ま、いいじゃないですか。 <br />
これもきっとZAZEN道ですよ!(これはさすがに嘘)<br />
<br />
<br />
<br />
ちなみに、HighSec からこちらに来る準備で、T3を含め500mil程度の出費をしたのですが。<br />
こちらに来てから、HighSecの品物が売れたりした影響で、400mil前半ほど利益を出しました。<br />
(純益とか利益率とか面倒なことは考えません)<br />
<br />
プレイ暦から考えると、私の現金資産はとても少ないですね!(今だに1Bilなんて持ってない)<br />
さすが、ZAZENの道を行くものは、清楚な暮らしをしているんだと思います。<br />
<br />
そんなことより、溶かしスキルばっかり覚える日々が、そろそろつらいです。<br />
本当に、なんでこんなに器用貧乏キャラなんだろう。 如月つららhttp://www.blogger.com/profile/03842287109987468188noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4413655689204877321.post-82774448896674558712013-06-08T09:00:00.000+09:002013-06-11T09:42:03.829+09:00採掘中、NPCに襲われたときにあなたを救う3つ目の、ちょっと冴えないやり方。 採掘をしていると、SLの低い場所であれば当然のように、賊がやってくる。<br />
(※SL:Seculity Level。星系治安レベル。HighSec でも0.8以下からはアステロイドにNPCの敵がやってくる) <br />
Null とてそれはかわらない。<br />
ただ、私のいるこの場所にやってくるのは、海賊などではなく言葉も通じない Drone だということだ。<br />
<br />
採掘は順調に進み、私は Venture を自作して掘っていた。<br />
しかししばらく掘ってから「やっぱり採掘艦、買お」と思い、全部自作する夢は放り投げた。<br />
自作の夢を放り投げて、となりの OutPost に売っていた Retriever を買い込み、装備を買い込み、そしてふたたび採掘へ。 <br />
<br />
途中で気が変わることは誰にだってある。<br />
大事なのはやりたいようにやることだと思う。<br />
それに私は Mexallon を大量に集める必要があるのだ。<br />
しかし、順調に掘り進めていると Drone の襲撃を受ける。<br />
そのたび、POSに避難して、攻撃艦に乗り換える、ということをしていた。<br />
<br />
けれども、NPCが襲ってきたとき、もしも私が逃げるより早く Scram を掛けられたらどうすればいいだろう。<br />
(※Scram:スクラム。ワープ妨害装置 Warp Scrambler の略。ワープ妨害を受けると、当然ワープによる退避ができなくなる)<br />
<br />
私の採掘艦には、採掘用Drone しか積んでいないしなぁ。<br />
<br />
なんて思ってぼんやり掘っていたら、とうとうそんな場面に遭遇してしまいました。<br />
<br />
Rat は Scram 役の Spider Droneが2機。そして BSサイズの Droneが1機。<br />
あっさりスクラムを受けて、船はワープ機関を作動させられません。<br />
<br />
通常は、<br />
<br />
1.ワープして攻撃艦に乗り換える。<br />
2.攻撃用 Drone を使って、Scram 役を撃退する。<br />
<br />
の2つの方法を取るのが一般的です。<br />
しかし、第一の手段は Scram によって封じられています。<br />
第二の手段は、そもそも攻撃用 Drone を持っていないので、自分の手で封じています。 <br />
<br />
反撃の手段が一切ないこの状況で、ぼんやりしていればBSに破壊されてしまうことは避けられません。<br />
(ぼんやりしていなくても、手が出せません)<br />
<br />
そんなときの第3の手段。<br />
<br />
一番簡単なのは、仲間を呼ぶことです。<br />
しかし、私はこの星系にたった一人です。 <br />
仲間を呼ぼうにも、人脈がありません。<br />
仮に呼んでも、到着する頃には船が消し炭になっていることでしょう。 <br />
真雪でさえ、High でぷすぷすとくすぶっているのです。 <br />
<br />
ECM や ECM Burst などを装備していたら、それを使うのもよいかもしれません。<br />
しかし、採掘艦にそんな余裕はありません。<br />
<br />
さても危機一髪。<br />
せっかく買った採掘艦は、このまま Drone の資材となってしまうのでしょうか。<br />
<br />
<br />
<br />
[Answer]<br />
<br />
私は、船から、脱出しました。<br />
Podになって、POSに向かって急いでワープします。<br />
(※NPCは、Podを攻撃してこないので、ことさら急ぐ必要はないかもしれません)<br />
そこで攻撃艦に乗り換えて、Scram ともども、Rat を殲滅します。<br />
<br />
おお。<br />
なんと簡単なのでしょう。<br />
<br />
こんなに簡単に Scram を無効にできるなら、これはいいかも、と思います。 <br />
実際に、撃退したあとに採掘艦に乗りなおしたところ、ダメージはシールドの30%ほどでした。<br />
敵がよほど多くない限り、この方法で乗り切れそうです。<br />
<br />
ただ、当然ながら相手がPCの襲撃者の場合には、本当にトカゲの尻尾切りをしなくてはならないでしょう。<br />
Podもろとも破壊されるよりは、損害は軽く済むことでしょう。<br />
(とくに時間的なロスが軽減されるのは大きいと私は考えます)<br />
<br />
いかがでしょう。<br />
<br />
Null での採掘が一人ぼっちでも、NPCが相手なら何も怖くないよね、というお話でした。<br />
<br />
<br />
<br />
※なお、System 内に他のPCが存在する場合、当然ながら船を乗っ取られる危険があります。<br />
また、まともな PKerが相手であれば、対Pod攻撃の手段も持っていると考えたほうがよいでしょう。<br />
<br />
(※PKer:Player Charactor Killer。NPCではなく、プレイヤの船とPodを沈めることを無上の喜びとする殺戮者たちの総称)如月つららhttp://www.blogger.com/profile/03842287109987468188noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4413655689204877321.post-51506559300340393112013-05-31T01:30:00.000+09:002013-06-01T20:03:37.223+09:00ZAZEN Girl 採掘。<br />
<br />
それがどれほど堅実な職業であるか、Caldariのスクールを卒業したとき、教官も言っていたものだった。<br />
「NPC Corp にほとんどコネクションもない皆さんがこれから旅立つ場所で……」とかなんとか言っていたのではなかっただろうか(←ぜんぜん覚えてないんじゃないか)。<br />
<br />
私は、これから乗る「訓練用ではない」船のことで頭がいっぱいで、教官のセリフなどほとんど聞き流していた。<br />
ただ漠然と、これから全然知らない人々のいる世界に放り出される不安と、自由にあちこちを飛び回る権利を手に入れた喜びを自分が感じていることはわかった。<br />
そのなかで、採掘はとても手堅い職業なのだというセリフが、宇宙に放り出されたちっぽけな私の耳の奥で、なにかの指針のように残っていた。<br />
<br />
スクールを出た私はしかし、HighSec のアステロイドベルトに出かけて、採掘の最中に Ratting の味を知る。<br />
(※Ratting:アステロイドベルトなどに、ランダムに現れるNPC海賊を退治すること。たいてい CONCORDから賞金が設定されているため、ささやかなおこづかいが稼げる)<br />
<br />
スクールの卒業祝いのごとくに与えられたDDの豊富な High Slotに武装と採掘装備とを搭載し、掘っては現れた海賊を Rattingしていた頃を、微笑ましく思い出す。<br />
満杯に集まった鉱石とLoot品をステーションに置いて、整頓する時間も惜しんでふたたびステーションから飛び出す日々。<br />
寝る間が惜しくて、IDSで大きい(ように見えているだけのことも多い)アステロイドに突進し、採掘機を作動させて眠ることもあった。 <br />
<br />
やがて集まったものを売りさばくのに適切な場所について、もっといいところがあるのではないかと考え、最大の商都、Jitaを知り、そこにある圧倒的な商品の数々と取引の量に驚く。<br />
右も左も分からないまま、行商する冒険行を楽しむことを決めたのは、そのときだっただろうか。<br />
<br />
IDSで Ratting はさすがに無理だ。<br />
だから、私にとってあの頃、一番ステキな船はDDで、それさえあれば、どこまでも行けると思っていたし、どんなことだってできると思っていた。<br />
<br />
<br />
<br />
今、私が棲んでいる System は、たまに友人がやってきて(私のために、隠れたアステロイドベルトがないか調べてもらっている)、ごくまれにどこかからの旅人が通りかかり(どこへ行くものかも知れず)、そして野生化したDroneが、宇宙の海溝のような、いずことも知れぬ場所からやってくる。<br />
<br />
そして、それ以外は誰もいない。<br />
このだだっ広い星系で、私はたったひとり、何時間もアステロイドの鉱石に向き合っている。<br />
<br />
その宇宙はとても静かだ。<br />
<br />
孤独が主成分であるかのようなPodの溶液は私の肌と溶け合い、神経接続プラグを通じて宇宙がどれほど寂寞としているのかを教えてくれる。<br />
Mission地にサルベ泥棒が来ていた頃を思い出し、苦笑いをする。<br />
こんな場所ではさすがのPodパイロットでも人恋しくなる者が多いのではないだろうか。<br />
<br />
孤独に耐えられないもの。<br />
沈黙を守れないもの。<br />
静寂につぶされてしまうもの。<br />
<br />
Podパイロットといえども人間だから、心があって、孤独を好むものもあれば、そうでないものもあるのは当然のこと。 <br />
<br />
あるものは仲間を作り、あるものは定住して根を張り、あるものは声を発することで、己の存在を誇示する。<br />
「私はここにいる」「私は役に立てる」「私はこれほどすぐれている」と。<br />
<br />
この場所で、採掘機を回していると、もう、そんな世俗のことはどうでもいいような気持ちにさえなる。<br />
私を包むのは孤独に濡らす羊水だけだし、私の口から発せられるのは沈黙だけだし、私の耳に届くのは静寂だけだ。<br />
私がここにいてもいなくても世界には何も影響などなくて。<br />
それはまるでオールドアースの古い科学モデルに登場する、密閉されている毒箱に閉じ込められた猫(※)のように、観察者の存在によってのみ意味を成すのかもしれない。<br />
<br />
それはそれで、とても美しくて素敵だ、と私は思う。<br />
うっとりとする。<br />
孤独は甘美だ。沈黙は優美だ。静寂は耽美に私を誘う。<br />
孤雁であることが弱さであり、それに酔うことが毒ならば、私はその翼もろともどっぷりと毒に浸かっている。 <br />
<br />
<br />
<br />
ふと、High Secにいたころ、JPCHでのやりとりにあった言葉を思い出す。<br />
「そこに岩があるから掘るのだ」と、血気盛んな採掘師たちは言っていたものだ。<br />
System でたったひとり、目の前に岩があって、それに採掘ビームを当てている最中、私は思う。<br />
その思いや感覚は、なんというか、うまく言葉では言い表せない。<br />
<br />
ここは Null Secで。私は他人の血を流すためにここにいるわけではない。<br />
だからといって、お金のため、生活のためにここにいるのだろうか。<br />
そんなこともない。<br />
ここでは、どんなに高額のキャッシュも、たいした意味を持たない。<br />
やりとりされている物品は限定的で、自慢をする相手もいない。 <br />
<br />
私と、宇宙があって、そこに岩があって、私はまるで宇宙と対話するように、岩を掘っている。<br />
<br />
エージェントからミッションを受けていた私は、心のどこかで採掘師たちを馬鹿にしていたのだと反省する。<br />
ただただ岩を掘って売ることの、無味乾燥なありようを、無意味で無価値だと心のどこかで嘲っていた。<br />
それを反省している。<br />
<br />
採掘は(Droneのような邪魔が現れなければ)ザゼン文化にも似ていて、私はそこで、己自身と向き合うことができた。<br />
彼らが採掘に惹かれるのは、この感覚がためだろうかと思う。<br />
もちろん、それを尋ねようにも、ここはあまりに孤独な宇宙なのだけれど。<br />
<br />
<br />
<br />
そのようなわけで、採掘を開始しました。<br />
<br />
EFTで確認すると、T3とVentureの採掘能力はさほど変わりません。<br />
(Miner1つあたりの採掘能力はまったく別物ですが)<br />
ところが、Ratが問題です。<br />
Drone BS などが普通に飛んでくることがあります。<br />
<br />
しかし、船の装備を変えようにも、それができる場所は2ジャンプ先の星系。<br />
装備を変えて戻ってくる頃には、Ratがいなくなっているどころか、新しいRatになっている可能性さえあります。<br />
(結果オーライとはこのことですね)<br />
<br />
ところが運良く、先住の友人に、BCを貸してもらうことができました。<br />
それも私の好きなブラスタ艦 <a href="http://wikiwiki.jp/eveonlinejp/?Brutix" target="_blank">Brutix</a> です。<br />
実際に、BSクラスに攻撃をしてみたのですが、T3のMultifrequencyレンズを装着したパルスレーザより高い効果を発揮しています。<br />
やっぱり Legion は残念な子だったのかぁ。。。 と苦い思いを噛み締めました。<br />
<br />
しかし、ここは Nullです。<br />
弾薬を消費しても、それは容易に供給されるものではないのです。<br />
<br />
なのでふたたびEFTとにらめっこです。<br />
Brutix を採掘艦にして、Legion をRat用にして、宇宙空間に浮かべておいて、必要に応じて乗り換えればいいじゃない!<br />
(※人の多い星系でこんなことをすると、浮かべてある船を盗まれるのでやめましょう)<br />
採掘能力もなかなかいい感じ、積載量も、Legionよりぐっと上がります。<br />
<br />
しかし、Jet堀をするにしても、IDSが欲しいところです。<br />
もちろん、BPCは持って来ていますが、そのIDSを作るためのミネラルがありません。<br />
<br />
ミネラルを集めるために掘るのですが、掘るための採掘艦を作るためのミネラルを作るための鉱石を掘っていて、その採掘艦を作るためのミネラルを集めるために掘っている鉱石を入れるためのIDSが作りたくて、そのIDSを作るためのミネラルがないからミネラルを集めるために鉱石を掘るための採掘艦を作るために掘っている鉱石を運ぶためのIDSを作るためのミネラルを作るために掘っている鉱石を運ぶためのIDSを作るためのミネラルが欲しいのです。<br />
(禅問答か!)<br />
<br />
だめです。<br />
建設業がいきなり破綻しました。<br />
<br />
ああ。<br />
<br />
Null Secまできて、まさかまさかのIDSに泣かされようとは、いったい誰が想像したでしょう。<br />
ここはほんとうにへんぴな場所で、IDSはおろか、シャトルすらまともに売っている場所まで10ジャンプ以上移動しなくてはなりません。<br />
(道中が安全であるかどうかなんて、昨日来たばかりの私に分かるはずもありません) <br />
<br />
と、逡巡するより早く、IDSがちょう最寄りのマーケットに現れました。<br />
私がFitを変更している、屋台みたいな、ちいさいステーションです。<br />
どのくらい小さいかというと、オールドアースにあったという「街のホッとステーション」程度の規模だなぁ、って感じです。<br />
ぜんぜん分からないたとえ話なんかはほうっておいて、とにかく、IDSが2隻、売りに出されているんです。<br />
とりあえず買いですよ買い! 値段だって、まっとうな値段です。買いですよ、買い!<br />
<br />
そのようなわけで、慌てて買い付けを成立させました。<br />
どうやら、WHとかから流れ出てくる人が、ときおりそうした「行商」をしているかもしれないそうです。<br />
<br />
当然、彼らは Blue じゃないわけですから、私たちに見つかれば撃たれるわけです。<br />
なんか行商しているハン・ソロ船長のようで素敵だなぁ、って思いました。<br />
(※ハン・ソロ船長:オールドアースの2Dシネマに登場する、宇宙船パイロット。かっこいいです)<br />
<br />
これでIDSが手に入り、私の思い描いた建設業が、自己ループで破綻することなく、軌道に乗ることが可能になったのです。<br />
<br />
ログインしてから寝るまでずーっと掘っては石を運んで、とりあえずメンバから注文を受けている電気ミサイルと殴りブラスタ弾薬の製造を開始しました。 <br />
「街のホッとステーション」の製造ロットはたったの2つ。<br />
ええ、これだけ作ったら、ほかには何も作れないので、安心して眠れます。<br />
<br />
採掘初日(移住2日目)から弾薬製造。<br />
<br />
シャトルもないようなこの場所で、いろいろ作ってはぼったくり価格で売りつけようと思います。 <br />
<br />
<br />
<br />
ちなみに。<br />
Ratによる収益が10milほどありました。<br />
採掘できた鉱石は、推定価格で10milを切っています。<br />
<br />
Nullが儲かる、なんて、あなたはどこかで聞いたことがあるかもしれません。<br />
だからうちのCorpにおいでよ! なんて甘い誘いを受けたこともあるかもしれません。<br />
<br />
そんなのは嘘っぱちです! ただの詐欺ですよ、詐欺! <br />
<br />
お金を稼ぐなら HighSec のほうがよほど儲かります。<br />
なんなら Kamikazeでもすれば、一攫千金の夢もあります。<br />
<br />
こんなところで散々掘っても、HighSecでミッションしていた頃の足元にも及びません。<br />
RatでBSが出てきて、うかうか居眠りもできません。 <br />
<br />
でも、お金なんかどうでもいい楽しさがあります。<br />
ISK が儲かる自慢とか、資産自慢、高級Fit自慢をしていた自分とはサヨウナラです。<br />
私は孤独に採掘し、ひっそり精錬し、シャトルやT1品を製造し、ぼったくり価格で売ることに喜びを感じる生産商人になったのです。<br />
<br />
誰かの作ったレールに乗って大富豪になるくらいなら、レールも何もない場所で貧乏人のままレールを作りたいです。<br />
(でもでも、HighSecに戻ったら、モノより思い出より、お金が欲しいです) <br />
<br />
掘って、Ratを撃退して、精錬して、生産する。<br />
器用貧乏キャラで、本当に良かったと、心から思います。<br />
この場所でT2生産できる日が来るように、その設計図を思い描きながら、明日も掘ろうと思います。<br />
<br />
<br />
<br />
あと、High でくすぶってる真雪を、早いところ連れて来ようと思います。<br />
(ひとつの船(できればT3)に、ふたつのPodを搭載できるなら、真雪と一緒に移動ができていいのに)<br />
<br />
<br />
<br />
(※「密閉されている毒箱に閉じ込められた猫」:おそらく量子力学と呼ばれた科学系統の概念モデルに登場する、世にも不可解な存在として名を馳せた猫のことだろう)如月つららhttp://www.blogger.com/profile/03842287109987468188noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-4413655689204877321.post-30551709243833724612013-05-30T01:00:00.000+09:002013-05-30T12:01:47.784+09:00静かのNullではT3で採掘を。 このところ、IRLが繁忙で、なかなか更新ができずにいた。<br />
(「あなたのタレットがイマイチなときに試す10のこと」とか「Mercenary と Drone の属性がわからない」とか「それでもやっぱりProteus」とか、タイトルばかりは作っていたけれど)<br />
<br />
Corp の資産が無駄に貯まったこともあり、ひとまず真雪を残して、Corp を脱退、Null へ旅立つことを決めた。<br />
<br />
決めた、のだけれど。<br />
<br />
センセー、Null って何があればいいのか、ぜんぜんわかりませ~ん。<br />
<br />
というわけで、いつものとおり特に情報を集めることなく、自分なりにいろいろ考えることにしました。<br />
<br />
<br />
最近はBPOの研究などでLowを飛ぶときはインタセプタを多用しています。<br />
だって、速いし。<br />
回頭からワープインまでも早いし、Low Slotの豊富な船なら(私は Gallente製を愛用しています)いろいろ積むことができますから便利です。<br />
<br />
でも、これだと仮に Null まで行けても、それだけになりそうです。<br />
<br />
そうなると、やっぱりT3です。<br />
<br />
Loki は乗れば乗るほど攻守バランスが優れていて、これはすごいな、と思うようになりました。<br />
(それでもやっぱり、ちょっと不器用な Proteus が一番好きです)<br />
<br />
なのでそれで旅立とうとも思ったのですが、風の噂ではなにやら「弾薬調達がけっこう大変」とか。 <br />
それに、追加の風の噂では「NPCは Rogue Droneばっかり」とも。<br />
<br />
こうなると、白羽の矢が立てられるのは、アイツですね。<br />
ええ。<br />
買ってすぐに(これは使えんなぁ)と思って手放した、Amarr のT3、<a href="http://wikiwiki.jp/eveonlinejp/?Legion" target="_blank">Legion</a> です。<br />
<br />
基本防御属性も、対Droneにはまずまずのはず。<br />
<br />
戦闘用のFitをまずはEFTで構築して、つぎはNull移動用のFitを考えます。<br />
当然、Null ですから Bubble(Warp Disruption Field)対策をしなくてはならないでしょう。<br />
ようやく推進系サブシステムでいままでろくに陽の当たらなかったものが活躍しそうです。<br />
<br />
<br />
(※Warp Disruption Field とは、Sec Lv 0.0 以下で使用可能な、ワープ妨害フィールド発生装置のこと。<br />
妨害強度は100で、実質、一度入ったら逃げる術がなくなってしまいます。<br />
外見がシャボン玉のように見えることから、Bubble の通称が付いたようですが、その凶暴さと絶望感は計り知れません。)<br />
<br />
続いて、弾薬からなにからを現地生産するための足がかりが必要です。<br />
とりあえず弾薬とCL程度までのT1艦船BPCをかき集めて積み込みます。<br />
弾薬を持っていく必要がないので、カーゴは余裕がたっぷりです。<br />
<br />
それと生産のためのミネラル。<br />
相手が Rogue Drone ということは、きっと昔のように Drone Mineral なんて落としてくれないでしょう。<br />
そうなると、もう、自分で掘るしかありません。<br />
<br />
そういうわけで、まずはT3で採掘するためのFitを考えて、それで <a href="http://wikiwiki.jp/eveonlinejp/?Venture" target="_blank">Venture</a>を作り、Ventureで、今度は <a href="http://wikiwiki.jp/eveonlinejp/?Ship%2FMining%20Barge" target="_blank">Mining Barge</a> の材料を掘ろう、と考えました。<br />
<br />
このステキアイディアを、FS Public CH で発表したところ「建設業か!」という適切なツッコミをいただきました。<br />
ありがとうございます。<br />
<br />
当然ながら、Strip Minerも大きくて持ち運べないので、生産する必要が出るでしょう。<br />
ちょうど、今はアクティブじゃない Corp メンバが「つららさん、いる?」といってプレゼントしてくれたBPOがありました。<br />
Corp に立ち寄ると、私の作ったT1/T2BPCもたくさんあったので、それもごそごそとかき集めて。 <br />
<br />
<br />
<br />
こうして、Legion は私の中でふたたび脚光を浴び「戦闘/採掘/移動」の三要件を果たす Fit を考案し、「これでいいんじゃないかなぁ?」的装備をかき集めて、旅立ちました。<br />
<br />
もう、遠足の前日のようにワクワクです。<br />
<br />
が、ちょっぴりコワい気持ちもあるので、学習用インプラントのみの個体に身体を変えて、ちょうどそのへんのコンテナにMレーザタレット用のインプラントが転がっていたのでそれを差して、準備完了です。<br />
<br />
ところがここで、私がT2Mサイズレーザを使えないという事実が分かったのですが、まぁそんなのはあとからどうにでもなるでしょう。<br />
<br />
<br />
<br />
そんなわけで、幾多の Bubble を見ては悲鳴をあげ、ゲートに群がる BS Rogue Drone に恐怖しつつ、指示された Null 拠点へやってきました。<br />
<br />
しかし今回は、そこでおしまいなのです。<br />
<br />
次回からは、ドキドキ採掘生活をレポートしたいと思います。 如月つららhttp://www.blogger.com/profile/03842287109987468188noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4413655689204877321.post-2817136299397130932013-05-08T19:58:00.000+09:002013-05-10T12:03:52.601+09:00Lokiに乗ってみた。 スクールを出て間もない頃、各国のDDを乗っていたことがある。<br />
以来、Minmatar の船とはあまり縁がなかった。<br />
火薬砲の弾薬は、クセが強くて、なんだかなじめなかったのだ。<br />
(火薬砲弾薬の特徴については、下記リンクを参照)<br />
参考URL:<a href="http://wikiwiki.jp/eveonlinejp/?System%2FWeapon%2FProjectile%20Turret#s5827c8b">http://wikiwiki.jp/eveonlinejp/?System%2FWeapon%2FProjectile%20Turret#s5827c8b</a><br />
<br />
いよいよ本格的に乗り出す、初めてのMinmatar船がT3CLっていうのは、はたしてどうなの? と、自分でも思うのだけれど、まぁ、BSには乗りたくないし、HASでお茶を濁しても他国のT3をメインに乗っている以上、比較するのは間違いだし、というわけで、T3。<br />
<br />
それにしてもこのLoki、他国のT3と比較しても構成が複雑です。<br />
<br />
その筆頭ともいえるのが Defensive System。<br />
Armor防御と Shield防御それぞれに適合するものがあります。<br />
(他国にはそんなダブルスタンダードは許されていません)<br />
<br />
そして信号サイズを小さくするものも Minmatar だけです。 <br />
<br />
もっとも Offensive System は、タレットとランチャとドロンが使えたりするので、器用貧乏どんと来い! というフトコロの深さも見えます。<br />
(もっとも、DPS重視なら AutoCannonのみ詰め込むのが良いようですが)<br />
<br />
<br />
<br />
ここで武装構成のアウトラインを考えてみました。<br />
<br />
話がいきなり飛ぶのですが、いずれのT2/T3 Ship も、T1 Ship とは異なるベース防御属性を持っています。<br />
<br />
たとえば、Amarr は、ExpとKin(特に Exp)に高い属性防御をデフォルトで持っています。 <br />
Caldari は、Thermと Kin(特に Therm)。<br />
Gallente は、Kinと Therm(特に Kin)。<br />
Minmatar は、EMと Therm(特に EM)。<br />
といった具合にそれぞれ、通常の属性耐性とは別に、特化された防御属性があります。<br />
(これはストーリィ上の、敵対国家の攻撃特性に符合します) <br />
<br />
特徴を持たされていない2属性(Amarr でいえば、EM/Therm)は、ベースとなる Armor と Shield の防御属性のそれを継承するため、たとえば EM/Therm に対してもともと耐性を持っている Armor 防御をする場合、弱点である Exp/Kin 属性を強化される Amarr は、すべての属性に対して高い耐性を持つことになります。 <br />
<br />
その意味で Caldariも、Gallenteも「ちょっとやりづらい感」は否めませんが、弱点属性がはっきりしているぶん、全属性防御の方向性は明確になります。<br />
(いずれの場合でも、全属性の耐性を高めようとすればするほど特定の属性が手薄になるのですが、それについては今回は説明しませんので、お急ぎの方はPvP経験の豊富な方にお尋ねください。) <br />
<br />
<br />
<br />
なんでこんな話をしているのかというと、Minmatar のT2/T3では、Shield 防御をするメリットは高いものの、Armor 防御をしても Exp/Kin の弱点は何も補われないということなのです。<br />
つまり、Armor防御用の Subsystemは、EM/Therm防御に特化する目的のときのみ最大の効果を発揮し、それ以外のときは Shield防御のほうが無難、という結論に至ります。<br />
<br />
(もっと正直に言ってしまうと、DED品を使う財力があるならば、Armor防御はちょっとしたおまけ程度になってしまうかもしれません)<br />
<br />
ところが、Shield防御を利用しようと思うと、Med に搭載するモジュールが防御と推進系モジュールだけで手一杯になってしまいます。<br />
Webを積みたい! Tracking Computerを積みたい! と思っても、防御を削るよりなくなってしまいます。<br />
<br />
仮にArmor 防御で適合する相手(NPCだと Sansha や Blood ですね)だったとしても、今度はDPSが伸び悩みます。<br />
<br />
Low Slot はというと、Offensive System にもよるものの、Gyrostabilizer(火薬砲の威力と速射力を向上させるモジュール)を積めば積むほどDPSが上がるので、ついついそちらに目が行ってしまいます。<br />
Tracking Enhancer(射程とトラッキングを向上させるモジュール)と見比べながら「まぁ、いいじゃないですか、どうせ近づいて殴るんでしょう(笑)」という気持ちになってしまうほど。<br />
<br />
しかしインプラントを特化して組み込んでも、Fac品を容赦なく使っても、数値上のDPSは Proteus にはかないません。<br />
(EFTすると分かりますが Proteusの場合、Droneも含めると最高で900を突破するはずです。 <br />
まぁ、その Proteus をしても 1vs1でフル装備のTengu を撃破するのは、困難な可能性が高いのですが)<br />
<br />
もっとも、Lokiは弾薬を変更することで属性を選べるので、立ち回りが自由なのは魅力です。 <br />
<br />
<br />
<br />
それでも、なんだかモヤモヤしてくる感じは否めません。<br />
たとえば Electronics System には、Web の距離を延長してくれるものがあり、最大で150%も延長されることになります(合計250%)。<br />
T2装備でも25km、Fac品(Fed NAVY 製だったかなぁ)だと、35kmにもなるわけです。<br />
搭載している AutoCannon の射程外ですよ!<br />
<br />
と、そんな素敵な SubSystemですが、搭載するには Armor 防御をするか、Shield 防御をちょっと落とすしかありません。<br />
遠距離砲を使う方ならよいと思いますが、AutoCannon で弾をばら撒きたいという私には結局無意味です。<br />
また、せっかく「タレットもミサイルもドロンも」という構成が出来るのに、DPSで考えると、タレット特化でそろえたほうが良い結果になるのもちょっと悲しい結末でした。<br />
<br />
あと、外見!<br />
<br />
Loki Defensive - Adaptive Shielding<br />
Loki Electronics - Tactical Targeting Network<br />
Loki Engineering - Augmented Capacitor Reservoir<br />
Loki Offensive - Turret Concurrence Registry<br />
Loki Propulsion - Chassis Optimization<br />
<br />
DPSと速度を重視して、こんな構成で使っているんですが、機体が穴だらけです!(笑)<br />
<br />
今回の新しいパッチで、機体表面の錆び(皮膜?)の色合いが、すごく良くなったので、Minmatar艦好きの人は見てみるだけでも楽しめるのではないでしょうか。<br />
<br />
私は移動速度の速さと、選択可能な攻撃属性が気に入って、使い続けています。<br />
Shield 防御にしているため、Tracking Computer が搭載できないのはつらいところですが、ひとつだけ装備できるランチャーハードポイントにロケットランチャを装備して、小型機の対応に当てています。<br />
(どうせオマケみたいなランチャですから、ディフェンダミサイル装備でもいいのかもしれませんね) <br />
<br />
<br />
<br />
というわけで、4ヶ国すべてのT3に乗ることが出来ました。<br />
それぞれ、外観も特徴も個性的で、甲乙つけがたいものがあります。<br />
<br />
乗ってみて思ったのですが、一番使いやすかったのは、やっぱり天下の Tengu でした。<br />
Mission によし、探索によし、PvPでも安定した性能を発揮するのではないでしょうか。<br />
個人的には、小型機の掃討に不向きなことや、ミサイルの性質上どうしてもムダ弾が出てしまうのが好きになれなかった要因です。<br />
(防御の堅いブラスタ艦としての運用は楽しかったですが、ブラスタを撃つならやっぱり Proteus がダントツですよね!)<br />
だけど、HAMを大量に吐き出すのは楽しかった! <br />
<br />
Legion は、レーザタレットがメインになってしまうのが PvEではネックでした。<br />
PvEだとHAMも無難な選択肢ですが、ミサイルをより得意としているのは Tengu であることはいうまでもありません。<br />
PvPであれば、シールド艦に対してかなり優位な船なのかなぁ、と思いますが、やったことはないので断定できませんね(苦笑)。<br />
防御性能は全属性防御でも申し分ないものでしたが、個人的には速度がもうちょっと欲しいですね。<br />
<br />
Proteus は(誰がなんと言おうと)とりあえず大好きです。<br />
ブラスタの高火力も、MWDの使用を前提にした Subsystem も、カラーリングとパイプのテクスチャも大好きです。<br />
大型機の外装をごしごしと削り落とすのは快感ですし、小型機も(たとえ相手が Spider Droneだとしても、お金に糸目さえつけなければ)ほとんど瞬殺です。<br />
防御が脆いため、Angel や Sansha / Blood 相手で苦戦することもしばしばですが、これほど「近づいて殴る」ことの快感を体現してくれる船は少ない気もします。<br />
<br />
Loki は、外見を気にしなければいい船です(ひどい言いよう)。<br />
さまざまな特性を凝縮したための器用貧乏な感は否定できず、特化しようにもFitに余裕を見出せないのはつらいところですが、全属性防御も可能で、攻撃属性も思い通り。 <br />
突出した部分がないかわりに、ひどい弱点もありません(外見くらいのもので)。 <br />
当たり前のように速度は4種類の中でもダントツで、タレットなので小型艦の駆逐もしやすく、非常にバランスの良い機体だと感じます(外見以外は)。如月つららhttp://www.blogger.com/profile/03842287109987468188noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4413655689204877321.post-30802973270950221562013-04-14T19:40:00.000+09:002013-04-24T13:09:37.056+09:00電気が足りない。 まるでプレイを始めて2ヶ月の新人パイロットみたいな所感なのですが、Proteusに乗っていて、いつになくそう感じた。<br />
<br />
関連スキルの多くを出来る限り延ばしてきたので(そろそろ頭打ちか)とも思ったのですが、よくよく考えるとキャパシタリチャージのインプラントを外して、アーマリペアのものにしちゃった上、Rig もひとつリペア系に変えてしまったのが影響している。<br />
しかもいずれも、リペアアクセラレータ(サイクル短縮)。<br />
これではキャパシタも足りなくなるというものだ。<br />
<br />
もちろんブラスタを撃たなければ Stable するのだけれど、うっかりMWDを切り忘れて長時間同時稼動していれば、ピーピーとキャパシタピープ音が鳴る始末。<br />
<br />
私自身、スキルのことでも忘れている部分があるので、ここはキャパシタ向上についておさらいしておきましょう。<br />
<br />
<br />
<br />
まずはスキルから。 <b><br /></b><br />
<b>Energy Management(エネルギー管理)</b><br />
<b> :Engineernig(電気工学)属</b><br />
<br />
キャパシタ容量を5%アップさせる、基本スキルのひとつですね。<br />
それでも私、1年くらいは Lv4 止まりでプレイしていました。<br />
<b><br /></b><br />
<b>Energy System Operation(エネルギーシステムオペレーション)</b><br />
<b> :Engineernig(電気工学)属</b><br />
<br />
キャパシタ回復力を5%アップさせる基本スキル。<br />
前述の Energy Management よりは上げやすいですが、やっぱり Lv4 止まりの時期が長かったです。<br />
<br />
<br />
<br />
とりあえず上記ふたつのスキルが Lv5 になると、それだけで安定度が格段に上がります。<br />
続いて、基本的なモジュール系スキルを見てみましょう。<br />
(Fleet で使う僚機リペア/能力上昇系、PvP で使われる妨害系などについては記載していませんので、各自勉強してみてください)<br />
<br />
<br />
<br />
<b>Shield Compensation(シールドコンペンセイション)</b><br />
<b> :Engineering(電気工学)属</b><br />
<br />
シールドブースタの消費キャパシタを2%軽減させます。<br />
「2%? そんなのいらないよ! 機械のカラダなんていらないよ!」と思う星野鉄郎もいると思いますが、ネタが古すぎて理解できない人のほうが多い気がして心配です。<br />
それでもシールドブースタはキャパシタを大食いしますから、地味に効くスキルなのではないでしょうか。<br />
もちろん、アーマ防御しかしない人には不要なスキルですし、あなたが星野鉄郎なら、まず必要ないスキルでしょう。 <br />
<b><br /></b>
<b>Controlled Bursts(バースト制御)</b><br />
<b> :Gunnery(ガンナリー)属</b><br />
<br />
タレットの消費キャパシタを5%減少させるスキル。<br />
レーザタレットでは必須ともいえるスキルです。<br />
また、長距離/短距離特化型の弾薬を Hybrid Turret(ブラスタ/レイルガン)で使う場合も、消費キャパシタ上昇が足を引っ張るので、地味に効果を発揮します。<br />
逆に、ミサイル使いや、火薬砲、ドロンを主力で戦闘するパイロットには無用のスキルです。<br />
<b><br /></b>
<b>Warp Drive Operation(ワープドライブオペレーション)</b><br />
<b> :Navigation(航行技術)属</b><br />
<br />
ワープ開始に必要なキャパシタを10%軽減できるスキル。<br />
移動のためのスキルですから、最初の頃はゲートからゲートに飛ぶ際、たまにキャパシタが切れるのを防ぐ程度だと思っていました。<br />
しかし、大型戦闘艦に乗るようになってこのスキルが不足している場合、ちょっとした「事故」が起こるようになります。<br />
攻撃を受けながら緊急退避を余儀なくされる場合など、大型艦になればワープ開始までの待ち時間は長くなります。<br />
リペアが間に合わずダメージが蓄積した状態で退避を決定したのに、ワープドライブがキャパシタを枯渇させてしまったら、ワープ開始までの数秒(長いと十数秒?)、リペアもなし、ハードナも稼動できない状態で、ワープアウトするのを待つわけです。<br />
このときの緊張感といったらありません。<br />
<br />
実際に、ワープアウトするまでの間に撃破されるとは限りませんが、私は2度くらいは経験している気がします。<br />
非常に地味なスキルですが、BS以上の大型艦で戦闘される方は、Lv4 くらいを目指して損はないはずです。<br />
<b><br /></b>
<b>Fuel conservation(燃料管理技術)</b><br />
<b> :Navigation(航行技術)属</b><br />
<br />
アフターバーナの消費キャパシタを10%軽減してくれる、偉大なスキル。<br />
MWDを使うなんてもってのほかだった頃には、なによりもありがたみを感じていたスキルです。 <br />
アフターバーナは常時稼動でも船体信号サイズに影響しないため、できることなら常時稼動したいのですが、スキルが育たないうちはどうしても稼動/停止しないとキャパシタが枯渇しがちです。<br />
このスキルがあれば、アフターバーナによる影響を小さく出来るので、とてもありがたいのです。<br />
<br />
<b>High Speed Maneuvering(高速操作)</b><br />
<b> :Navigation(航行技術)属</b><br />
<br />
MWDの消費キャパシタを5%軽減してくれる、まぁ悪くない気もしないでもないスキル。<br />
まるで失言を恐れる政治家のような言い回しですが、MWDのキャパシタ消費は非常に大きいので、5%といえども Lv4くらいになると、時間的に結構な余裕が生まれると思います。 <br />
もっともMWDを装備すると、キャパシタ容量が減少してしまうため、そのあたりも何とかしないとならないのですが……。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
続いて、主要なインプラントを見てみましょう。<br />
これ以外にも、上記のスキルと同様のさまざまな補助インプラントが存在しています。 <br />
<br />
<br />
<b>Genolution CA シリーズ</b><br />
Genolution CAシリーズは、記念配布インプラントです。<br />
スロットに対応するキャラクタの能力ポイントが3ポイント上昇するほか、船体の基本能力にボーナスがあります。<br />
比較的安価で取引されていますが、あえてこれを選ぶ必要はあまり感じません。 <br />
<br />
<b>Genolution Core Augmentation CA-1(Slot:01)</b><br />
Capacitor 1.5% , PowerGrid 1.5% のボーナス。<br />
後述の CA-2 とセットにすることで、それぞれのボーナスが1.5倍になります。<br />
<br />
<b>Genolution Core Augmentation CA-2(Slot:04)</b><br />
Capacitor Recharge Rate -1.5% , CPU 1.5% のボーナス。<br />
前述の CA-1 とセットにすることでボーナスが1.5倍に。<br />
<br />
<br />
<b>Zor's Custom Navigation Link(Slot:07)</b><br />
Zor's シリーズの安いほうです。<br />
わざわざ取り上げることもないのかもしれませんが、非常に安値で初心者にも装備しやすいインプラントです。<br />
同じ Corp のミッションランナに声をかければ、ただでひとつくらいもらえるでしょう。<br />
アフターバーナの起動時間を10%延長してくれます。<br />
非常に地味な効果ですが、1サイクルの時間が上昇すれば相対的にキャパシタの消費を抑えることが出来ます。<br />
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<b>Inherent Implants 'Squire' Energy System Operation EO-60x シリーズ(Slot:06)</b><br />
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キャパシタ回復力を上昇させるインプラントです。<br />
EO-605 を装着したいところですが、それなりの値段です。<br />
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<b>Inherent Implants 'Squire' Energy Management EM-80x シリーズ(Slot:08)</b><br />
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キャパシタ容量を上昇させるインプラントです。<br />
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最後に、モジュール/リグです。<br />
ベテランパイロットならこれらの特性をすでにご存知と思いますが、学校を卒業したての頃は、いくつもあるこれらのモジュールの差が私にはさっぱり分かりませんでした。 <br />
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<b><a href="http://wiki.eveonline.com/en/wiki/Item_Database:Ship_Equipment:Engineering_Equipment:Capacitor_Rechargers">Capacitor Rechargers</a>:(Med Slot)[Passive]</b><br />
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</b> キャパシタの回復力を上昇させます。<br />
ペナルティもなく使いやすい電力系モジュールです。 <br />
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<b><a href="http://wiki.eveonline.com/en/wiki/Item_Database:Ship_Equipment:Engineering_Equipment:Capacitor_Power_Relays">Capacitor Power Relays</a>:(Low Slot)[Passive]</b><br />
Shield Booster を利用したシールド回復力にペナルティが発生しますが、高い能力を持ちます。<br />
(Armor防御はもちろん、Passive Shield防御の場合も影響ありません)<br />
Armor防御、Passive Shield防御に適しています。 <br />
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<b><a href="http://wiki.eveonline.com/en/wiki/Item_Database:Ship_Equipment:Engineering_Equipment:Capacitor_Flux_Coils">Capacitor Flux Coils</a>:(Low Slot)[Passive]</b><br />
キャパシタの容量が減少するペナルティがありますが、Shield Booster 回復力には影響しません。<br />
(Passive Shield も影響はありませんが、上述の Power Relay のほうが発電能力が優秀なので、あえてこちらを選択する理由はないでしょう)<br />
Active Shield防御に適しています。 <br />
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<b><a href="http://wiki.eveonline.com/en/wiki/Item_Database:Ship_Equipment:Engineering_Equipment:Capacitor_Batteries">Capacitor Batteries</a>:(Med Slot)[Passive]</b><br />
キャパシタ容量を定数で上昇させます。<br />
船体スペックやパイロットの能力にもよりますが、容量を増やすよりも回復力を上昇させるほうが、安定効率が高い場合が多いようです。<br />
定数で容量が増えるため、MWD装備の場合は有利なこともあるかもしれません。<br />
いくつかのサイズが存在しています。 <br />
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<b><a href="http://wiki.eveonline.com/en/wiki/Item_Database:Ship_Equipment:Engineering_Equipment:Capacitor_Boosters">Capacitor Boosters</a>:(Med Slot)[Active]</b><br />
キャパシタ残量を、チャージ(弾薬のような使い捨て電池)を利用して回復させます。<br />
チャージが物理的に大きいのが難点で、短期決戦に向いているため、PvE で使うケースは稀です。 <br />
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<b><a href="http://wiki.eveonline.com/en/wiki/Small_Capacitor_Control_Circuit_I" target="_blank">Capacitor Control Circuit</a>:(Rig Slot)</b><br />
通称CCC。キャパシタの回復力を上昇させるリグです。<br />
艦船サイズごとに適合する S/M/L 3つのサイズがあります。 <br />
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<b><a href="http://wiki.eveonline.com/en/wiki/Small_Semiconductor_Memory_Cell_I" target="_blank">Semiconductor Memory Cell</a>:(Rig Slot)</b><br />
キャパシタ容量をパーセンテージで上昇させるリグです。<br />
艦船サイズごとに適合する S/M/L 3つのサイズがあります。 <br />
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一般的に、CCC を装備したほうが回復効率が高く、安定しやすい傾向にあります。<br />
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<b><a href="http://wiki.eveonline.com/en/wiki/Item_Database:Ship_Equipment:Engineering_Equipment:Power_Diagnostic_Systems">Power Diagnostic Systems</a>:(Low Slot)[Passive]</b><br />
キャパシタはもちろん、PG や Shield 性能も上昇させる装置です。<br />
汎用性は高いものの、専用モジュールに比べると見劣りします。<br />
Shield防御の場合は一考の価値がありますが、Armor防御の場合はまず出番がありません。<br />
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ソロプレイの場合は、だいたい以上でしょうか。<br />
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Fleet の場合は、他の艦船に対して各種補充を行ったり、そのためのモジュールの消費電力軽減スキルやらインプラントやらがあったりするのですが、そのあたりは割愛しています。<br />
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とくに初期の頃は、電力系のスキルだけに割り振って先に上げてもあまり意味がありません。<br />
いろんなスキルやモジュールを組み合わせて、せめて30分くらいは継続運用できる余裕が欲しいものです。<br />
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ちなみに私の Proteus ですが。<br />
Rig を交換してMWDのスキルを上げて、10分くらいは安定稼動するようになりましたとさ。如月つららhttp://www.blogger.com/profile/03842287109987468188noreply@blogger.com0