2011年12月22日木曜日

放浪Corpはどこへゆく/灰になる日々

  さて。
  設立当初はともかく、人を募集してからというもの、どうなるかと思っていた Flat Sleeper ですが、収益も安定しつつある。
  ミッションランナだけで運営している頃とはこんなに違うのね(@@;)と思ったり。

  個人でも、私はLoot品を売却することは年に数回しかない(ほとんど溶かして材料にする)ので今のスタイルはとても気に入っている。



  T2開発生産は、投資額も相応に高くつきますが、収益性もけっして悪いものではないように感じます。
  最近では、今回の Update で新規投入されたT2モジュールのいくつかを開発/生産し、社内配布したり、売ったりしています。

  私の好きな Assault Ship を生産できる日も、来るのかなぁ。。。(きらきら)となっています。

  そんな私は、交易商人 兼 ミッションランナとしてプレイを始めたのですが、スキルの器用貧乏さはプレイ暦1年を超えた現在もとどまることがありません。
  覚えているスキル数は240に手が届く勢いで、ほとんどのスキルは「どうしてもという理由がなければ Lv3 ~ Lv4(ひどい場合はLv2)」です。



  そんなわけで、
「そこそこの交易ができて」「そこそこにミッションができて」「そこそこにタレットが使えて」「そこそこにミサイルが使えて」「そこそこにドロンが使えて」「そこそこにアーマ防御ができて」「そこそこにシールド防御もできて」「そこそこの生産ができて」「そこそこに開発ができて」「そこそこに惑星開発もできて」という具合の、非常に「そこそこ」まみれなキャラクタができるわけです。ええ、R&Dだってできるわけです。

  ぜひともこのまま器用貧乏に走っていきたいと思います。

  もちろん、全てのスキルをつぎつぎと Lv5 にしてゆくという、猪突猛進なスタイルはカッコいいなぁ、と憧れるのですが、私には無理なのだと痛感しています。



  Assault Ship といえば、一度は特集を組みたいと思うほど、私にとっては運命的な船です。
  今のCorpのメンバのほとんどは、私のことを「ブラスタ&MWD使い」の接近戦好きだと思っているのですが、ほんとは、そんなの怖くて仕方がなかったのです。(ほんとだよ! ><、)

  Caldari のBC、Drake で行商をしていた頃、カーゴを占有する弾薬にはほとほと嫌気が差していました。
  ちょうどその頃、Amarr帝国のエナジタレットに使うレンズは、消耗しないから予備弾薬も必要ない(!)、という噂を聞き(これだ!)と内心ガッツポーズをしたものです。

  それまで、シールド&ハイブリッドタレット or ミサイル、という平凡な Caldarian の道を歩んでいた私は、急遽、帝国BCに乗るために、レーザタレットを覚え、アーマ防御を学び、という方向転換をしました。

  これが実に(カーゴスペース的に)快適で、Amarrの技術はすごいなぁ、と素直に感心したものです。

  ただ、AmarrのBSは、たびたび燃やしました。
  アーマリペア・ナノボットが働いているときの、あの低く響く音と、ゆったりと進む船の速度が、私を眠りに誘うのです。
(正直に言うと、Fit知識が不足していて防御モジュールが足りなかったのですが)
  キャパシタの基礎スキルが低かった頃は「Apocalypse」。
  キャパシタが安定し始めてからは「Abaddon」。

  いずれも優美な艦船ばかりです。
 
  優美なのはBSばかりではありません。
  FGも実にきらびやかで、外観も彫刻までされていて、ぴかぴかです。
(無愛想な外観の Caldari FG とは大違いです)
  アーマ防御艦の豊富な Low Slot は、そのまま Expanded Cargohold による積載量UPに活かされました。

  商売は順調に運び、Amarr帝国の探索型FG「Magnate」が実に運搬に適した軽量艦船であることに気がつき、「まぐたん」の愛称をつけて可愛がりました。
  とくに可愛いと思ったのは重戦闘型FG「Punisher」で、「ぷにたん」と名前を付けて可愛がり、BPOも手に入れて無駄に作ってはハンガに飾って喜んだものです。



  この「ぷにたん」に、T2艦があることを、あるとき私は知りました。
  RetributionVengeance です。

  このうち、Vengeance は、今まで「そこそこ」に培ったミサイルスキルが役に立ちそうではありませんか。
  値段もBSほど高くありません。

  なので、必死になって情報を集めました。
  なんでも、乗りなれればL3程度のミッションはクリアできるということ。
  これはすごい船のような気がしてきました。

  必須スキルを育てるのは大変でしたが、基礎スキルがほとんど(Spaceship Command 3 / Engineering 5 / Mechanic 5 / 対応Fac の FG 5)で、R&Dにも活かせると思ったため、半月ほどで乗れるようにしました。

  しばらく乗っているうちに、さらに情報を集め、今度は「Ishkur」に目をつけました。
  クラス最高のDPS。何よりドロンが5隻出せる(予備までつめる)FGなんて、ほかにあるでしょうか。

  もちろん、1000m以内(Sサイズブラスタ が Antimatter Charge を装填した場合の有効射程は1000m を切り、最大射程を入れても3000m にも及びません)での接近戦なんて考えたくもないので、レイルガンを積む予定でいました。

以前の記事 でも書きましたが、そんな至近距離で戦闘するなんて、ほんとにアタマがおかしいよ!と思っていました。



  しかし、この Ishkur。実際に乗ってみて分かったのですが、ブラスタを使わないことにはDPSが出ないのです。



 ・・・ やむなく、ブラスタを使うことにしました。

  MWD装備でミッションができることを知らなかったので、ABとブラスタを装備して発進し、敵艦の群れに飛び込むのはとてもドキドキしたものです。

  でも、ミッションをしていて気がつきました。
  小型艦はもちろん、BSでさえも数百発程度の弾薬があれば撃破する能力がこの船にはあり、BS1隻分の賞金があれば、数千発のT2弾薬だって買えます。

  さすがに大量の敵に囲まれると困りますが、遠距離から敵をおびき出してドロンを放ち、敵が分散して数が減った頃合を見計らって敵の群れに飛び込んで殲滅、という今まで考えもしなかったような戦略に身を投じることになりました。

  対BS戦は、最初の頃こそ震えるほど恐ろしかったものの、10km程度に近づいてしまえば10隻以上のBSから狙われてもどうということはないということも分かりました。



  そのようなわけで、私のブラスタ使いの道がスタートしたのです(遠い目)。
  その後どういうわけか Gallente CL→BSとは進まず、HASを目指しつつ、高価な海賊船 Vigilant に乗るようになって、これもたびたび灰にしました。
交易で作り上げた私の財産は、このような形でいつも灰になっています。
(さっぱりお金が貯まりません)



  でも、遠距離狙撃艦は、やっぱり眠ってしまうので、今のスタイルがどうやら合っているようです。

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