2012年3月9日金曜日

実践。Shield 防御的なサムシング。

  先日から、みっちり Frigate 製造スキルを磨いて、いよいよ AS(Assault Ship)の生産/販売に乗り出した。
  ・・・乗り出したのだ、けれど。

  果たして儲かってるんでしょうか、よくわかりません><

  みなさま、お元気でしょうか。どんぶり勘定の Corp Director つららです。
  CEO は、最近ずっと眠ってばかりです。
  どうも、私は、2アカウント同時操作とか、面倒に感じてしまうようです。
  のんびりプレイしていたいので、仕方ありません。



  2月、3月というのは、皆さん大変忙しい時期です。
  受験や、異動、決算、転勤、入学、進学、就職その他もろもろ、学生さんも、社会人も、プライベートやオフィシャルがとても忙しいと思います。
  そんなわけでFS社も、ログインしている人が激減です。
  まじめに社員募集もしていないのですが、まぁ、いいんです。のんびりしているので。



  さて、今回は、ずーっと、ずーっと逃げ回っていた、シールド防御について、やっと重い腰を(ちょっと重いだけであって、大きいとか、そういうことでは断じてありません)上げて、書いてみようかな、と思った次第。

  前回は Armor 防御について 記述しました。
  まずは、シールドとアーマの大きな違いについて説明しましょう。

これまでの防御関連のPost
パイロットになりたての頃(その1)
パイロットになりたての頃(その3:防御の基礎)
属性防御の基本
海賊が来たぞー!(NPC海賊の属性を知りましょう)
実践!アーマ防御。

でも分かるように、シールド艦は、
・Med Slot が多い艦船に適している。
・アーマと違い、自己回復機能がある。
・T1船の場合、アーマと比較すると、Exp / Kin 属性の攻撃に対して、とくに優れた能力を発揮する。
という特徴があります。

  シールド防御は、アーマ防御と異なり、大きく2種類の防御方法に大別されます。
  一方はアーマ防御のようにHPを回復するモジュールを起動して、HPの回復を行う Active Shield 防御。
  もう一方は自己回復機能を利用し、その回復力を極限まで高め、キャパシタを消費するモジュールを極力使わず防御する Passive Shield 防御です。

【Active Shield 防御】
  シールドHPの回復に、Shield Booster を利用する防御方法です。
  Shield Booster は、短い起動サイクルと高めのキャパシタ消費が特徴で、ミサイルや火薬砲(Projectile Turret)など、キャパシタを消費しない武装と相性が良いです。
  当然ながら、ハードナも可能な限り Active Module を使用し、防御力を高めます。

【Passive Shield 防御】
  シールドHP最大値や、自然回復機能を増加させ、その能力だけで回復させる防御方法です。
  可能であれば、ハードナはアクティブにしたいところですが、状況によってハードナも Passive Module にして、キャパシタを完全に使わない防御にすることが可能です。
  レイルガンやレーザを使う戦闘や、電源吸収攻撃を受ける NPCや、PvP の場合などでも有効でしょう。



  それでは実際に、どんなモジュールを使うのか、それがどちらの防御形態にマッチするのかを見てみましょう。

  参照:http://wikiwiki.jp/eveonlinejp/?Module#n3571856(JP-Wiki / Module / Shield)
  参照:http://wiki.eveonline.com/en/wiki/Item_Database:Ship_Equipment:Shield
(Evelopedia / Item Database / Ship Equipment / Shield)

  以下のモジュールは、すべて Med Slot に装備します。

Shield Booster(リンクは Sサイズ、Tech 1 Meta 0 モジュールです)
  キャパシタを消費して、シールドを回復させるモジュールです。
  Active Shield Fit に必須で、Passive Shield の場合は不要です。
  つまり、このモジュールの有無で、防御形態が決定されます。

Shield Boost Amplifier(リンクは Tech 1 Meta 0 モジュールです)
  シールドブースタの回復力を増幅します。
  シールドの回復力は総シールドHP量にも影響されるため、艦船のPG(Power Grid)に余裕がある場合は、後述の Shield Extender を装備するほうがより高い総合力を発揮できることが多いようです。
  シールドブースタを装備していない場合は、まったく意味のない装備なので、Active Shield 防御に適しています。

Shield Extender(リンクは Sサイズ、Tech 1 Meta 0 モジュールです)
  シールドの総HPを増加させるモジュールです。
  機体負荷はそれほど大きくないため、とくに Passive 防御をするときは FG や DD でMedium を装備したり、CL や BC で Large を装備する Fit も広く知られています。
  Passive Shield 防御の場合は必須の装備で、Active Shield の場合も、可能であれば装備するとよいでしょう。

Shield Hardener
  シールドの防御属性を強化する Active Module です。
  特に、全属性防御モジュール(リンクは Tech 1 Meta 0)が Passive Module では存在しませんから、全体の底上げをする場合は、ハードナを使うのが一番です。  電力消費はそれほど高くないため、Passive Shield 防御でも利用されます。

Shield Resistance Amplifier
  おなじく属性防御を強化するモジュールですが、こちらはキャパシタを消費しない Passive Module です。
  用途は限定されますが、キャパシタに余裕のない場合や電力吸収攻撃を受けることを想定した場合、ハードナを利用するよりも安心です。
  WH内の Sleeper などは、かなり強力な電力吸収をしますし、PvP でも、電力吸収は一般的なことらしいので、そういう場合は検討するべきでしょう。
  当然ですが、Passive Shield 防御に適しています。

Shield Recharger(リンクは Tech 1 Meta 0 モジュールです)
  シールドの自動回復力を増幅するモジュールです。
  Active / Passive ともに効果を発揮します。


  ここまでが Med Slot を使用するモジュールです。
  Med Slot が多いほうが、Shield 防御に適しているのはこのためです。
  非常に種類があり、機能も多岐にわたるため、Armor 防御より奥深いです。
(私が慣れていないだけかもしれませんが)

つづいて、Low Slot に装備するモジュールを見てみましょう。

Shield Power Relay(リンクは Tech 1 Meta 0 モジュールです)
  シールドの自然回復力を強化します。
  ただし、キャパシタの回復力が低下します。
  Passive Shield 防御に適しており、Active Shield 防御には不向きです。

Shield Flax Coil(リンクは Tech 1 Meta 0 モジュールです)
  シールドの自然回復力を強化します。
  能力は高めに見えますが、Shield の総HPがパーセンテージで減少します。
  このため、Active Shield 防御に適しており、Passive 防御には不向きです。



  ここまでが、Shield 防御に使われる、主要なモジュールです。
  今回は、ちょっと進んで、Rig についても説明しましょう。

  Active Shield Fit にする場合、キャパシタの能力が最優先となります。
  そのため、キャパシタ能力を向上させるリグ Capacitor Control Circuit(通称CCC、リンク先はSサイズ、Tech 1)を装備したほうがよいかもしれません。
(Active 防御向きのものは、Shield Rig にもちゃんとありますが)

  Passive Shield Fit にする場合、キャパシタは無視します。
  このときは、シールドの自然回復力を強化する Core Defence Field Purger や、総HP量を増大させる Core Defence Field Extender(リンク先は、いずれもSサイズの Tech 1)を装備するのが一般的です。



  Shield 防御を考える場合、Active にしたほうがよいか、Passive にしたほうがよいか、Fit をよく検討する必要があります。
  また、その性質上、AB(After Burner)やMWD(Micro Warp Drive)の使用は困難です。
  とくに Active Shield 防御の場合、ABがやっとで、装備しない人も多いと聞きます。
(私は Passive でも、ABがやっとで、無理に装備して、よく Drake を燃やしました。3回くらいは燃やしています)

  装備品の項目の多さ、自然回復力とブースタの兼ね合い、キャパシタとのバランス、推進系を含めた艦船全体の能力設計など、Shield 防御は Armor 防御以上にむつかしいです。
  ただし、Low Slot に積み込むモジュールを 防御系/攻撃系(Weapon Upgrade)と、状況に応じて分けることが可能なので、その点は優位です。



  さて、次回はNPCの属性も考慮した Shield 防御の応用編に進みましょう。

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