EVE Online のことを、私はロールプレイングゲームだと思っている。
そこには生態系が構築されていて、人々は何らかの形で、自身が演じたいロール(役割)を演じている。
私自身は「つらら」という人格が好きだし、それを演じているのが楽しい。
つららは、とてもドジなタイプで、好奇心が旺盛である。
お金を儲けることよりも、毎日を楽しく過ごしたり、誰かの役に立ったり、新しい発見があることに喜びを感じる。
おかげでお金は貯まらない。
その性格がまるまる反映されたスキルは、器用貧乏もはなはだしく、記憶しているスキル数は200を超えている。
科学系のスキルブックを軒並み買い揃えたこともある。
おかげでお金は貯まらない。
その時々の興味でスキルの方向性を変更し、船や武装もひとつの国家に集中しない。
熱しやすく冷めやすいので、スキルをLv5にすることにはたいてい耐えられない。
気分屋で、調子に乗って暴言を吐いたりすることもあれば、機嫌を損ねて無口になっているときもあり、本来的にお調子者である。
けっこうな頻度でミッション中に船を落としていることを、少し恥ずかしく思っている。
おかげでお金は貯まらない。
基本的に、人には親切に接したいと思っている。
また、親しくなった人と離れることをとても悲しみ、仲たがいすることは好まないため、自分の意見を容易に曲げる。
そのためか、実際には孤独を好む性質もある。
おかげでお金は貯まらない。
カルダリ生まれなのだけれど、企業体質で利益優先の考え方にはそれほどなじめず、祖国を離れあちこちを放浪するようになった。
貴族気質のAmarrは、本来あまり好きになれないはずなのだけれど、カルダリとの友好国であることもあり、それほど嫌いではない。
ガレンテは、その自由な気質と空気がとても好きである。
ミンマタの反骨精神はとても好きだけれど、治安のよい場所が少なく、ちょっと近づきがたく感じている。
おかげでお金は貯まらない。
どういうわけか私の中で、つららは「お金が貯まらない」性格付けをされている。
宵越しの銭は持たない、と言えば格好はつくかもしれないが、1b貯めるなんて考えることもなく「100mil のスキルブック買っちゃった!」とうれしい悲鳴を上げていることだろう(どうせ Lv5 にはしないくせに)。
プレイヤである私の生活や性格は、つららとは異なる部分も当然ながらある。
だからこそ余計に、つららを演じているのは楽しいなぁ、と思う。
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