2012年4月28日土曜日

石が出ない。

  石が出ない。

  前回のパッチ(EVE Onlineパッチノート: Escalation to Inferno)によって、思った以上の打撃を受けている。

  Drone 鉱石はもちろん、NPC 海賊が Meta 0 モジュールを Drop しなくなったことで、ミネラルの供給が激減してしまったのだ。

  採掘船のスキルは、私も、真雪も、ない。
  仕方ないから、BSで掘ろうかと思ったほどである。
(ちなみに、真雪はBSにも乗れない)

  が、High Sec Mineral は結構在庫があるのだ。

  問題は、Morphite はもちろんのこと、Zyd、Nox、Meg、である。
これらの希少な Low Sec Mineral を NPC 海賊と Rogue Drone 達から入手できなくなってしまった。

  これを打撃といわずして、なんというのだろう。



  と、思ってここ数日、ふて寝していました。
  いーもん、いーもん。ミネラル取れないんだったら生産しないからいーもん!(ぷんすか)

  と思っていたんですが、ふて寝していても、状況が改善されることはありません。
  また、Corp メンバが心配して、ミネラルを提供してくれるわけでもありません。
(他 Corp の旧知の方に、Morphite をプレゼントしてもらいましたが (^m^))

  しぶしぶ、Meta レベルの低いモジュールを溶かしたりして、生産を続けることにした。
  ついでに、Mission 堀を、CEO である真雪にさせてみたり、Jet 泥棒が出てみたり、それでふてくされたり。

  それもこれも、石が出ないのが悪い。
 悪いったら悪いのだ。(ぷんすか)

2012年4月25日水曜日

物価が高くて困っちゃう。

  Minmatar Office を開設し、(主に NPC 海賊の船を破壊しつつ)資材を集め、(エージェントのスタンディングが上がった頃合いを見計らって)それを溶かし、Corp のための Rig や FG などを製造し、さてそろそろ Noctis と T2 弾薬の製造を始めちゃうぞ!

  と思ったんです。
  思っていたんです、が、材料が高すぎます。

  対 Drone Mission も、Gallente と異なり、そんなに出る気がしないですし。
  T2 生産系(Moon Material とか)も、値上がりしていて、Morphite は、以前の3~5倍の価格……。
  データコアで開発を開始してもいいのだけれど、T2BPC はそれなりに在庫があるのが現状。

  ということで、Robotics(処刑道具のような外見の、T2製造補助装置)の BPO の ME を上げる(Material Research)ため、Low に行ってきました。
 (でも、Labo 操作ロットはまだ空いてるんですよね)

  それに、材料の仕入れをしないと、Corp Wallet が回転していない状態になっちゃうんです。
(お金は貯蓄するのではなく、運用する、というのが私の考え方です)

  Corp の財産を使って PvP で散在する趣味のメンバもいませんし(いたら解雇しますが)。

  なので一念発起。CL の BPO を買っちゃいました。
  Amarr の Maller と、Gallente の Thorax 、それに Vexor も。

  分かる方は分かると思いますが、HAS(T2CL で、AS の上位機にあたる)を作る気満々です。
  これらもいっぺんに、ME ロットに放り込んできちゃいました。

(Minmatar の CL は、Minmatar 生まれのメンバに聞いてみてから、BPO を選択したいな、と思っています)

  そんなこんなで、ひと月ほどは操作可能な研究施設が1つしかない状況です。

  こんなときじゃないと、開発のほうに注力しがちですから、物価が高いのも悪いことではないかもしれません。



  そういえば、今回のパッチで、プレイヤキャラクタが生産可能なモジュールを、NPC がドロップしなくなる、というような記述を見かけました。
(参考:http://community.eveonline.com/en/inferno/features

  うーん。
  Meta 0 Module を溶かしたり、T2 生産に使っていた私にとっては、どうなんだろう、という変更です。
  Loot 品は、すべてある程度まで貯めておいて、T2 生産に利用する Meta 0 は保存し、安価なものは溶かし、高価なものは売り、という管理をしていたものですから。

  ミッションランナには恩恵が大きいのでしょうけれど、生産者としては、微妙だなぁ、と思ったり。



  Flat Sleeper 立ち上げ当初は、真雪(CEO)が眠っているためだけの脱税Corp だったので、メンバが増えた当初は、何をどうしていいのかもよく分かりませんでした。
  それなりの税率設定もしているので、納税をはじめとした Corp 活動への協力に対して、相応に利益還元のできるシステムを作りたいとも考えていましたし。

  研究/開発をする上で、POSの存在はとても大きいと思うのですが、私自身は採掘をしない(海賊さんの Loot 品が頼りな)こともあり、一箇所に定住することは Faction ST の観点からも困難です。
(もともとの性格が、定住に向いていないのですが)

  POSを持つことは、戦争を仕掛けられるリスクが増します。
  過去に、戦争を仕掛けられるたび(損害の有無を問わず)所属していた Corp が大きく揺らぎ、ときに解散するということが私の経験上、とても多くて、それは思い出すたび今でもほんとうにつらいのです。
  だから、戦争はできるだけ避けたいですし、仕掛けられても崩壊しない体勢を整えたいと、今でも考えています。

  実際に、メンバがいて、協力を仰ぐことさえできれば、Public Labo の長蛇の列も、人海戦術でなんとか乗り切れるものです。
  研究や BPO のコピーはスキルがなくてもできるので、方法さえお伝えすれば、新しいキャラクタの方でもできますし、それに対して Corp が報酬を支払うことで、お互いの協力体制ができるわけです。
  逆をいえば、POSがあっても、それを利用できる人が少なく、開発/生産の協力体制がなければ、手間やリスクのほうが高くなってしまうと私は考えているのです。

  もちろん、運営がひとりよがりなものにならないように注意する、というバランス感覚も重要なのでしょう。

  Corp 運営って、プレイヤとしていろんなスキルが必要なんだなぁ、って思います。
  リアルな友達はすごーく少ない、対人スキルが低めな私なのですが、そういう意味でも勉強になるなぁって思うのです。

2012年4月20日金曜日

Fitting 実践(Mission で使う Armor 防御のFG 編)

  さて、今回は Armor 防御の実践的な Fitting です。

  これまでのおさらいをしつつ、Fitting を考えてみましょう。
  ちなみに、艦船サイズごとに、装備できるロットやPG/CPU に差がありますので、そのあたりを考えながら実践してみましょう。

  まずは、FGから。
  Armor 防御のミッション向きFGというと、Amarr の Punisher、Gallente の IncursusTristan、Minmatar の Rifter などがそれに当たるでしょうか。
  特に Punisher は Low Slot が4つ(Med は 2つ)ある上、スキルごとに防御のボーナスがあるので、非常に防御に秀でているといえます。
  一方、Incursus は、Low Slot が2つしかないため、防御の弱い艦船であることが分かります。
  3つある Med Slot を利用して、シールド防御にしたいくらいです。

  Tristan は、Gallente の万能型FG、Rifter は Minmatar の重装FGで、それぞれ Low と Med Slot は3つずつなので、好きな防御形態に使えそうです。
(将来的なことも考えると Gallente 艦は Armor 防御に適しているで、Gallente 艦しか乗らない予定の方は、シールドスキルは覚えないつもりでもよいとは思うのですが)

  さて、Armor 防御といえば、最初に必要なのは Small Armor Repairer です。
  続いて考えるべきは、対 Angel の戦闘の場合を想定した属性防御一式です。

  何を言っているのか分からない人は、
属性防御の基本
海賊が来たぞー!(NPC海賊の属性を知りましょう)
実践!アーマ防御。

  を先に読んでいただけるとありがたいのですが、Armor 防御は、Exp / Kin の攻撃をしてくる Angel に特に弱いので、そのときの Fit が機体性能の下限になります。
  具体的には、属性防御に Slot / CPU / PG / Capacitor といった機体インフラを使い、結果として攻撃力もそれほど上げることができないため、全体的な能力が限定されざるをえない、ということです。

  逆に、それを基準に考えておけば、有利に立ち回れる相手(EM / Therm の攻撃をしてくる Sansha など)のときには余裕が生まれるでしょう。



  お金を無駄にしたくない方は、EFT であらかじめシミュレートしてからお買い物に出かけましょう。

【Low Slot を Fit する】
  さて、Low Slot が3つだったとして、Repairer を装備したら、残りはもう2つです。
  Angel が相手の場合は、Exp / Kin の防御をするのが一番なのですが、Active Module(スイッチを入れないと起動せず、キャパシタを消費するモジュール)である Hardener を装備すると、機体負荷がかなり高くなります。
  CPU 消費はもちろん、キャパシタ消費もFGにはかなりの負担になってしまいます。

  このため、可能であれば Energized Plating を、CPUが足りなくなる場合は Resistance Plating を利用します。
  Exp と Kin 両方の属性に対して、ひとつずつ、合計2つ装備できればベストですが、特化属性防御は Exp のみとし、全属性防御や Damage Control を装備するのもひとつの方法です。

【Med Slot を Fit する】
  次に、Med Slot です。
  私なら迷うことなく、Med Slot に MWD を装備したいところですが、機体負荷がすさまじいので、AB にしておいたほうが無難です。

  迷うことなく AB を装備しましょう。
  Slot はまだ空いていると思います。普通はここに Capacitor Recharger を満載しますが、ちょっと空けておきましょう。

【High Slot を Fit する】
  いよいよ High Slot です。
  好きな武装(ただし、艦船のハードポイントがあるもの)を装備します。
  Hybrid Turret や Laser Turret は、弾薬やレンズによってキャパシタ消費に差があるので、最適なものを選びましょう。
  Slot が余ることもあるかもしれませんが、そのときは放置しておいても問題ありません。

【Capacitor を調整する】
  通常運用状態のキャパシタ残量を確認します。
  たとえば推進系と武装の全てを同時に使うことがまずないような場合、推進系とリペア、武装とリペア、といった具合に、それぞれの状態を確認します。

  武装とリペアを使っているだけで、30分以上の起動時間を確保できるなら、まずまずでしょう。
  推進系とリペアでは 5~10分程度の時間でもなんとかなります。

  もちろん、こうした場合、こまめにモジュールの ON / Off を行うように心がけましょう。

  当然、何もない状態では、キャパシタはもっと不安定なはずです。
  Med Slot に Capacitor Recharger を装備してみます。
  必要なら、開いているスロットに満載します。


  基本は以上です。
  これで攻撃/防御(回復)/推進系という、3要素を満たしました。
  あとは、弾薬やドロンを装備して、できあがりです。

  これ以降は応用編です。



【Rig を Fit する】
  手持ちの Rig があったら、装備してみましょう。
  私は、放浪生活の中で手に入れた大量のリグマテリアル(サルベージで出てくるあれです)を、ひとつも売らずに持っているので、自分が使うほとんどの Rig は自分で作って在庫があります。
  Armor 防御の場合、CCC(Capacitor Control Circuit)を装備するのが一般的だとされています。

【武装補助モジュールを装備する】
  近距離戦を行う艦船には、Web(Stasis Webifier)を、遠距離でのミサイル戦ならTP(Target Painter)を。
  タレットによる攻撃をする場合は Tracking Computer を装備してみます。
  キャパシタ的に不安が残るならば、装備はあきらめましょう。



  装備の上で、どうしても余裕がない場合、以下のように対応します。

【武装のダウングレード】
  装備できる中で、一番大きな兵装を選んでいませんか?
  ここは思い切って、全部(もしくは一部)の兵装のグレードを落としてみましょう。

  また、Hybrid Turret の場合は弾薬を「Lead Charge」に、 Laser Turret の場合はクリスタルを「Standard」にすることで、キャパシタ消費を最低限にすることができます。
  この、中間性能を境に、威力アップ(射程ダウン)や、射程アップ(威力ダウン)のものは、最大で2倍近い消費をすることもあります。


  それでも、どうしても装備ができない場合、以下の手段を選択します。
  しかし、Low Slot を使用してしまうので、防御が手薄になり、船が破壊されやすくなることは覚悟してください。

【PG(Power Grid)が足りない】
Auxiliary Power Controls を装備しましょう。
Reactor Control Units も有効ですが、FGの場合は、上記のほうが優位だと思います)

【CPUが足りない】
CPU を装備しましょう。




2012年4月11日水曜日

Minmatar Office 開設。

  ようやく Minmatar に Office を開設した。

  人数はそれほど多くない Flat Sleeper だけれども、Corp で開発/生産するのにあたって、Office があるのに越したことはない。

  BPO は複数のメンバによって、それぞれの工程ロットに入れられてゆく。
  たとえば開発や生産をしないメンバでも、ついでのときに、空いている時間でコピーや研究をすることは可能なので、そういった形で協力していただいて、BPOの研究やコピーを行っている。
(研究は、ほとんどしないのだけれど)

  POSなしでも、放浪生活でも、そんなふうにしていれば、T2BPCが次第に貯まってゆくし、生産もそれなりに順調に進む。

  もっとも最近の物価高騰には、海賊の残骸から手に入れたモジュールを溶かしてミネラルを手に入れている私も辟易していて、どうせなら、溶かしてそのまま売ってしまおうか、という誘惑に駆られている。

  とにかく、これで4大国家の全てに Office を開設することができた。
  Flat Sleeper がまともな Corp 活動を開始したのは昨年の秋頃からだから、半年ほどか。
  長かったような、短かったような。
  人数が少ない分、多くのメンバを振り回しながらの移動生活だったけれど、これからは、定住したいメンバは、定住したい Faction の Office 周辺を拠点に活動することが容易になる。


  私自身は、それぞれの Office とその周辺での、T2生産/開発の環境をより簡便なものにできればと考える。
  今までは少ない財産でやりくりしていたため、毎回資材全部を新しい Office に移動していたのだ。
  これからは、それぞれの Office に、BPOも材料も置いておき、生産/開発は、人間が移動するだけでできるようにしてゆきたい。

 

  メンバの人数が少数であるにもかかわらず、Office を各 Faction に開設しながら主要メンバのほとんどが各国を放浪するという Flat Sleeper のような Corp は、そんなに多くはないのかもしれません。
  けれども、スタンディング調整のしやすさや、各国でのミッションの実行、生産開発拠点の確保という点を考えると、このスタイルで運営を続けてきてよかったかな、と思っています。

  ふらりと立ち寄った Office に行けば、取り急ぎ必要なモジュールやドロン、弾薬を入手できたり、手近に売っていない Shuttle や IDS を取得したり、共用の Noctis を借りる、といったことが可能です。

  Minmatar Office の開設で、ようやく4大 Faction すべての拠点設置ができたわけですが、実際はまだまだ課題が残っています。

  もっとも重要なことは先にあげたとおり、開発/生産資材のほとんどを、そのときの主要活動地に移動してしまっていたこと。
  これをそれぞれのOffice 固定にしておければ、長期的な時間ロスが少なくなります。

  もちろん、今のところT2の生産/開発ができるのは二人だけですし、主要活動地を限定しておいたほうがコストも削減できるので、これはこれで悪いわけではないのですが。

  ただ、開発/生産資材をいちいち持ち歩くのは面倒ですから、Office に置きっぱなしにしておいて、拠点で自由に生産/開発できるほうが、利便は高いかな、と私は考えているわけです。

  メンバの人数のわりに、Office をはじめとする規模だけは拡大しました。
  私はT2の開発と生産、およびそれに関する資材の入手をおもにしていますが、T2生産と販売という最終的な目的を達成するために、多くのメンバの協力があったことは言うまでもありません。

  とくに、BPOの研究/コピーに快く協力してくれるメンバの方はもちろん、T2開発と生産のスキルにまで着手してしまったメンバの方には、感謝を通り越して驚きさえしました。

  時節のせいか、アクティブなメンバはプレイヤベースで4人くらいのこともしばしばですが「Real Life の都合上、いまは早朝にログインしているんです」というメンバからのメールを頂いたりもしている。
  生きていてなによりです(^m^)



  とりあえずの「4大国家で Office 開設」という足がかりはこれでできあがった。
  もちろん、最初から大きなことを考えていたわけではなく、思いつきで行き当たりばったりの連続だったけれど、放浪生活が便利になることはとても嬉しいことだ。

  すべての Office で、安定した生産体制が整えば Offce を増やすことも可能だし、そうしたなかで、いずれはPOSを持つこともできるだろう。
  WHに遊びに行くメンバがいたとして、帰ってくる場所がどこであれ、最寄の Office にたどり着ければ、そこで一息つける安心というのも素敵だ。

  もちろん、きっとまだまだ遠い将来の話だろう。
  今は、新しい Office のエージェントから Mission を引き受けながら、のんびりと生産/開発体制を整えてゆきたい。