クリックミスで戦争が起きたとか起きないとかで動画がリリースされ、それに触発された人たちが、わっと参入している昨今。
私は、相変わらず元気です。
Amarr領の生活にもそろそろ飽きたかなぁ、と思ってミッションしていた矢先、Mission 地に見知らぬ機影が。
いわずと知れたサルベ泥棒さんです。
なんだか久しぶりで新鮮です。
首都に近く、ミッションでもいまだに有名な星系のそばだったからでしょうね。
ところがこのサルベ泥棒さん、個人会話要求をしてきました。
「なんだろー、嫌な予感しかしないなぁ」と思いつつ、Accept してみたところ、
「私、この場所をきれいにしてもいい?(雰囲気だけで解釈)」と英語で言われました。
まぁ、めずらしい。
礼儀正しいサルベ屋さんです。
これはきちんと許可を取っているので、泥棒さんではありませんね。
「いいですよ、全部あなたにあげるね(と雰囲気で意訳)」して伝えたあと、私はミッションを継続して終了させました。
よくよく考えると、残骸の所有権を放棄しないで終わりにしてしまったので、彼女は犯罪者フラグが立ってしまって、誰かに攻撃されてしまったのではないかなぁ、と気になったりしました。
ああいうときは、周囲の残骸の所有権を放棄して自分の意志を伝えてもいいかな、と思ったり。
一方、別の日にその近所でミッションをして、いつになく Noctis に乗ってサルベに出かけたところ、いるではありませんか。ええ、サルベ泥棒が!
Noctis だし、武装もないし、船を作るのは好きだけれど壊すのはあまり好きではないので、そのままサルベを開始。
ところがさすが泥棒だけあって、たちまわりがずるいのです!(笑)
感じ悪いなー、と思ったのでそそくさとステーションに戻って引越しの準備を始めました。
(ちょうど、上げたかった Corp のスタンディングが目標値に達していたので)
これで、Amarr 領のほとんどの Corp のスタンディングが 5.0 を超えましたね。
(あと2社くらい残ってるかなぁ)
ところで同じサルベ泥棒でも、ちゃんと挨拶してもらえると「うんうん、いいよぉ(にっこり)」という気持ちになるのに、勝手にされていると「テメーコノヤロー(--メ」という気持ちになってしまうのはどうしてなのでしょう。
Loot & サルベの規模が前者と後者で違ったため、私にとっての価値が若干異なったのは事実ですが、仮に Loot品だけで十分な収益が見込めるものであっても、ちゃんと挨拶をしてくれる人ならば譲ってもいいかな、と思います。
逆に、たいした収益が見込めない場所であっても、勝手に何かをされるというのはやはり気持ち悪いもので、それだけでとても嫌な気分になります。
FPK狙いの方たちは、主にこうした人の心理を利用しているともいえるでしょう。
大儀も何もない愉快犯的な PvP を私が嫌うのは、単純にそれだけです。
単純に人の気分や財産を穢す、それを喜ぶことの出来る人にとってはたいそう楽しいのでしょうけれど、少なくとも私にはその感覚が理解できないので、船を壊すよりは作っているほうが楽しいわけです。
そのようなわけで、いかなる挑発をされた場合にも(ああ、いやだなぁ)と私は思います。
そしてほとんどの場合(いやだなぁ)と思ったからといって攻撃したりはせずに、その場を立ち去ります。
いやな人を懲らしめるために私は旅をしているわけではないし、エージェントから仕事をもらっているわけでもないので。
逆を言えば(いやだなぁ)と思いさえしなければ、詐欺に遭ってもFPKされても、楽しいんだろうなぁ、と思うのです。
(ときおりチャットなどで流れる、Jita のジョークな寄付希望などのように)
スクールを卒業して間もなくでまだミッションもままならずに Ratting をしていたとき、FPKで Ship Kill されたことがあります。
このときは、FPK の仕組みを知ったばかりだったので「おお、こうして船を破壊されてしまうのか」と楽しい気持ちでいましたし、それによって Web や Scram がどのように作用するかを体験しました。
実際には、学校でもらったばかりのDDが破壊されてしまって残念な気持ちもあったのですが、今思えば、あの体験はとても貴重だったのです。
(だからといって、スクール付近の星系で Noob Killer を楽しむほど、私は優しい人間ではありませんが)
PvP を楽しむ多くのパイロットたちが戦闘終了の挨拶として「Good Fight」と言い合うのも、そうした「お互いに楽しむ」精神があってこそなのだろうな、と思います。
なので、次に生まれ変わってサルベ泥棒で生計を立てるときには、きちんと挨拶をして許可をもらってからにしよう、と思いました。
今は、Amarr 領内で、若干 Gallente 領に近い場所に来て、Gallente Corp の ST を上げています。
Fac ST のいかんにかかわらず、いろんな Corp のL4エージェントとやりとりができれば、メンバの役にも立つし、放浪生活も便利ですからね。
そういえば、新規参入の方の一部には「PLEX生活をすぐにもしたい」という方も見受けられます。
たしかに、NEXONを経由しての課金システムを不安に(あるいは不満に)思う人は多いでしょうし、私自身もその一人です。
それでも、私は課金をしてプレイするべきだと思うし、自分はそうしています。
なぜかというと、PLEXをゲーム内で買ってプレイするのは、不自由だからです。
「ゲームをプレイする時間を買うためにゲームをする」ことが純粋に楽しめるならばよいと思いますし、PLEXをISKで買ってあまるほどの収益があるならば、問題もないでしょう。
ただ、無料でプレイすること(PLEXを購入すること)が目的になってしまったら、これほどつまらないプレイスタイルもないかなぁ、と思うのです。
高い収益のある環境には、相応の足枷も存在するでしょう。
それを考えると、少なくとも私のように束縛を嫌い、自由であることを素晴らしいと思う人にとっては、あまり楽しめない状況になってしまうのかなぁ、と。
もちろん、サルベ屋さんだって「当たり」を引き続ける運と才覚に恵まれれば、FPKされることもなく、人の気分を害することもなく、PLEX代くらいは数日で稼げるでしょう。
(CLに乗れて、サルベをして、Combat Probe を使いこなす程度のキャラクタ/プレイヤスキルが必要になるでしょうけれど)
あるいは、既存のプレイヤに招待してもらって、トライアル期間を多めにしてキャラクタを作り直すのも方法でしょう。
(Buddy Program については
http://wikiwiki.jp/eveonlinejp/?Guide%2FIntroduction#md1a9d7b を参照)
21日のトライアルは欲しいけど、まだゲーム内に知り合いもいないし恥ずかしくて、だけど自分のアカウントがアクティブになったときは、つららに30日のゲームタイム延長くらいならあげてもいいかな、という人は以下の Buddy リンクを使うと、つららがちょっと喜んで、いろいろ(船とか弾薬とかドロンとか)作ってくれると思います。
https://secure.eveonline.com/trial/?invc=d52a6cd8-80ca-4d01-9e12-11400a81a52a&action=buddy
ええ~?
最後は自分のアカウントの Buddy プログラムの宣伝? とか思ったそこのアナタ。
(もちろんそんなつもりはなくて、これは話の成り行きというかなんというかなんですが、この期に及んでこんなふうに言い訳したりする自分もみっともないし情けないし、かといって、Buddy Program のことを知ってよかったと思う人もいるでしょうから、話を出さないほうがよかったのかもしれないと思いつつも消すこともできずにいるわけで、このあたりの悩ましい気持ちを正直に書いたって、まぁたいていの人は読まないよなぁと考えたりはするものの、話を締めくくるのがちょっとしづらい感じかなぁと思ったりなんかする部分もあるわけで……)
要するに、旅は道連れ、ではありませんか。
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