まるでプレイを始めて2ヶ月の新人パイロットみたいな所感なのですが、Proteusに乗っていて、いつになくそう感じた。
関連スキルの多くを出来る限り延ばしてきたので(そろそろ頭打ちか)とも思ったのですが、よくよく考えるとキャパシタリチャージのインプラントを外して、アーマリペアのものにしちゃった上、Rig もひとつリペア系に変えてしまったのが影響している。
しかもいずれも、リペアアクセラレータ(サイクル短縮)。
これではキャパシタも足りなくなるというものだ。
もちろんブラスタを撃たなければ Stable するのだけれど、うっかりMWDを切り忘れて長時間同時稼動していれば、ピーピーとキャパシタピープ音が鳴る始末。
私自身、スキルのことでも忘れている部分があるので、ここはキャパシタ向上についておさらいしておきましょう。
まずはスキルから。
Energy Management(エネルギー管理)
:Engineernig(電気工学)属
キャパシタ容量を5%アップさせる、基本スキルのひとつですね。
それでも私、1年くらいは Lv4 止まりでプレイしていました。
Energy System Operation(エネルギーシステムオペレーション)
:Engineernig(電気工学)属
キャパシタ回復力を5%アップさせる基本スキル。
前述の Energy Management よりは上げやすいですが、やっぱり Lv4 止まりの時期が長かったです。
とりあえず上記ふたつのスキルが Lv5 になると、それだけで安定度が格段に上がります。
続いて、基本的なモジュール系スキルを見てみましょう。
(Fleet で使う僚機リペア/能力上昇系、PvP で使われる妨害系などについては記載していませんので、各自勉強してみてください)
Shield Compensation(シールドコンペンセイション)
:Engineering(電気工学)属
シールドブースタの消費キャパシタを2%軽減させます。
「2%? そんなのいらないよ! 機械のカラダなんていらないよ!」と思う星野鉄郎もいると思いますが、ネタが古すぎて理解できない人のほうが多い気がして心配です。
それでもシールドブースタはキャパシタを大食いしますから、地味に効くスキルなのではないでしょうか。
もちろん、アーマ防御しかしない人には不要なスキルですし、あなたが星野鉄郎なら、まず必要ないスキルでしょう。
Controlled Bursts(バースト制御)
:Gunnery(ガンナリー)属
タレットの消費キャパシタを5%減少させるスキル。
レーザタレットでは必須ともいえるスキルです。
また、長距離/短距離特化型の弾薬を Hybrid Turret(ブラスタ/レイルガン)で使う場合も、消費キャパシタ上昇が足を引っ張るので、地味に効果を発揮します。
逆に、ミサイル使いや、火薬砲、ドロンを主力で戦闘するパイロットには無用のスキルです。
Warp Drive Operation(ワープドライブオペレーション)
:Navigation(航行技術)属
ワープ開始に必要なキャパシタを10%軽減できるスキル。
移動のためのスキルですから、最初の頃はゲートからゲートに飛ぶ際、たまにキャパシタが切れるのを防ぐ程度だと思っていました。
しかし、大型戦闘艦に乗るようになってこのスキルが不足している場合、ちょっとした「事故」が起こるようになります。
攻撃を受けながら緊急退避を余儀なくされる場合など、大型艦になればワープ開始までの待ち時間は長くなります。
リペアが間に合わずダメージが蓄積した状態で退避を決定したのに、ワープドライブがキャパシタを枯渇させてしまったら、ワープ開始までの数秒(長いと十数秒?)、リペアもなし、ハードナも稼動できない状態で、ワープアウトするのを待つわけです。
このときの緊張感といったらありません。
実際に、ワープアウトするまでの間に撃破されるとは限りませんが、私は2度くらいは経験している気がします。
非常に地味なスキルですが、BS以上の大型艦で戦闘される方は、Lv4 くらいを目指して損はないはずです。
Fuel conservation(燃料管理技術)
:Navigation(航行技術)属
アフターバーナの消費キャパシタを10%軽減してくれる、偉大なスキル。
MWDを使うなんてもってのほかだった頃には、なによりもありがたみを感じていたスキルです。
アフターバーナは常時稼動でも船体信号サイズに影響しないため、できることなら常時稼動したいのですが、スキルが育たないうちはどうしても稼動/停止しないとキャパシタが枯渇しがちです。
このスキルがあれば、アフターバーナによる影響を小さく出来るので、とてもありがたいのです。
High Speed Maneuvering(高速操作)
:Navigation(航行技術)属
MWDの消費キャパシタを5%軽減してくれる、まぁ悪くない気もしないでもないスキル。
まるで失言を恐れる政治家のような言い回しですが、MWDのキャパシタ消費は非常に大きいので、5%といえども Lv4くらいになると、時間的に結構な余裕が生まれると思います。
もっともMWDを装備すると、キャパシタ容量が減少してしまうため、そのあたりも何とかしないとならないのですが……。
続いて、主要なインプラントを見てみましょう。
これ以外にも、上記のスキルと同様のさまざまな補助インプラントが存在しています。
Genolution CA シリーズ
Genolution CAシリーズは、記念配布インプラントです。
スロットに対応するキャラクタの能力ポイントが3ポイント上昇するほか、船体の基本能力にボーナスがあります。
比較的安価で取引されていますが、あえてこれを選ぶ必要はあまり感じません。
Genolution Core Augmentation CA-1(Slot:01)
Capacitor 1.5% , PowerGrid 1.5% のボーナス。
後述の CA-2 とセットにすることで、それぞれのボーナスが1.5倍になります。
Genolution Core Augmentation CA-2(Slot:04)
Capacitor Recharge Rate -1.5% , CPU 1.5% のボーナス。
前述の CA-1 とセットにすることでボーナスが1.5倍に。
Zor's Custom Navigation Link(Slot:07)
Zor's シリーズの安いほうです。
わざわざ取り上げることもないのかもしれませんが、非常に安値で初心者にも装備しやすいインプラントです。
同じ Corp のミッションランナに声をかければ、ただでひとつくらいもらえるでしょう。
アフターバーナの起動時間を10%延長してくれます。
非常に地味な効果ですが、1サイクルの時間が上昇すれば相対的にキャパシタの消費を抑えることが出来ます。
Inherent Implants 'Squire' Energy System Operation EO-60x シリーズ(Slot:06)
キャパシタ回復力を上昇させるインプラントです。
EO-605 を装着したいところですが、それなりの値段です。
Inherent Implants 'Squire' Energy Management EM-80x シリーズ(Slot:08)
キャパシタ容量を上昇させるインプラントです。
最後に、モジュール/リグです。
ベテランパイロットならこれらの特性をすでにご存知と思いますが、学校を卒業したての頃は、いくつもあるこれらのモジュールの差が私にはさっぱり分かりませんでした。
Capacitor Rechargers:(Med Slot)[Passive]
キャパシタの回復力を上昇させます。
ペナルティもなく使いやすい電力系モジュールです。
Capacitor Power Relays:(Low Slot)[Passive]
Shield Booster を利用したシールド回復力にペナルティが発生しますが、高い能力を持ちます。
(Armor防御はもちろん、Passive Shield防御の場合も影響ありません)
Armor防御、Passive Shield防御に適しています。
Capacitor Flux Coils:(Low Slot)[Passive]
キャパシタの容量が減少するペナルティがありますが、Shield Booster 回復力には影響しません。
(Passive Shield も影響はありませんが、上述の Power Relay のほうが発電能力が優秀なので、あえてこちらを選択する理由はないでしょう)
Active Shield防御に適しています。
Capacitor Batteries:(Med Slot)[Passive]
キャパシタ容量を定数で上昇させます。
船体スペックやパイロットの能力にもよりますが、容量を増やすよりも回復力を上昇させるほうが、安定効率が高い場合が多いようです。
定数で容量が増えるため、MWD装備の場合は有利なこともあるかもしれません。
いくつかのサイズが存在しています。
Capacitor Boosters:(Med Slot)[Active]
キャパシタ残量を、チャージ(弾薬のような使い捨て電池)を利用して回復させます。
チャージが物理的に大きいのが難点で、短期決戦に向いているため、PvE で使うケースは稀です。
Capacitor Control Circuit:(Rig Slot)
通称CCC。キャパシタの回復力を上昇させるリグです。
艦船サイズごとに適合する S/M/L 3つのサイズがあります。
Semiconductor Memory Cell:(Rig Slot)
キャパシタ容量をパーセンテージで上昇させるリグです。
艦船サイズごとに適合する S/M/L 3つのサイズがあります。
一般的に、CCC を装備したほうが回復効率が高く、安定しやすい傾向にあります。
Power Diagnostic Systems:(Low Slot)[Passive]
キャパシタはもちろん、PG や Shield 性能も上昇させる装置です。
汎用性は高いものの、専用モジュールに比べると見劣りします。
Shield防御の場合は一考の価値がありますが、Armor防御の場合はまず出番がありません。
ソロプレイの場合は、だいたい以上でしょうか。
Fleet の場合は、他の艦船に対して各種補充を行ったり、そのためのモジュールの消費電力軽減スキルやらインプラントやらがあったりするのですが、そのあたりは割愛しています。
とくに初期の頃は、電力系のスキルだけに割り振って先に上げてもあまり意味がありません。
いろんなスキルやモジュールを組み合わせて、せめて30分くらいは継続運用できる余裕が欲しいものです。
ちなみに私の Proteus ですが。
Rig を交換してMWDのスキルを上げて、10分くらいは安定稼動するようになりましたとさ。
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