今回は、何度となくミッションで高価な艦船を灰にした私が、苦労の末に編み出した(ものばかりではありませんが)ミッションでの生存率を上げる方法をレクチャしましょう(エラソー)。
0.Web と Scram をしてくる人から倒す。
Web というのは、Stasis Webifier というもので、慣れないうちは気がついたらこちらの航行速度が激減していたりします。
すると、なかなか適正射程に敵を収められないばかりではなく、ミサイル攻撃によって受けるダメージが増え、タレットによる攻撃の被弾率が上がります。
Scram というのは、Warp Scrambler のことで、身の危険を感じて最寄のステーションなどにワープしようとしたのに、ワープできない、という状況を引き起こします。恐怖です。
これらの敵には命名ルールがあるようですが、よくわからないうちは「かけられたらとりあえず最優先の攻撃目標にする」ことをおすすめします。
1.しっかり防御する。
ナニアタリマエノコトイッテンノ? とお思いの皆さんもいると思いますが「とりあえずなんでも全属性防御」では、とくに弱点属性に弱いものです。
先日のPOSTでは、
・艦船には Shield 防御向きと Armor 防御向きがある。
・Shield 防御は Exp/Kin 防御に高い適性を持つ。
・Armore 防御は EM/Therm 防御に高い適性を持つ。
・防御の適正があっても、スロットが足りないほうで防御するのは、ちょっと危ない。
というようなことを申し上げました。
すなわち、Shield で全属性防御にしておくと EM/Therm 攻撃された場合、Armor での全属性防御だと Exp/Kin 属性での攻撃をされた場合、万全の体勢に比較して2倍以上のHPを削られることも少なくありません。
とくに苦手属性の攻撃をしてくる相手には、防御をしっかり(とせざるを得ない)、です。
Armor防御艦で、たとえば対Angel(Exp/Kin攻撃をしてくるNPC海賊です)の場合、Exp x3/Kinx1(もしくは2)、リペア1~2の防御をするとかなり安定します。
逆に Shield艦の場合、EM/Therm の攻撃をする敵(たとえば Sansha など)が相手であれば、EM ハードナを1~2、Therm ハードナを1つは装備するとよいでしょう。
(シールド艦は、シールドの総HPを増やすことで、回復量も上がるため、実際の耐久可能なダメージはハードナを使う場合と総HPを上げる場合とで効率が変わることがあります)
2.大きな艦船のときは、最寄のステーションに向きを合わせる。
これはよく言われるところです。
特にBCクラス以上の艦船は、動きが遅いので、あらかじめ退避先のステーションに回頭(軸あわせ)しておくとよいでしょう。
3.HPアラートをきちんと設定する。
アーマ防御の場合、シールドHPアラートを
特にキャパシタが Stable(安定)でない場合、シールドアラートが鳴ってからリペアを起動し、アーマアラートが鳴ったら撤退を開始する、というのが無難だと思います。
シールド防御の場合、シールドHPアラートを
(シールド防御にうとい作者の傾向が明らかに)(←これでもカルダリ生まれです)
また、アラートが鳴った場合、無理せず撤退を開始しましょう。
とくに Fleet での活動時に、ベテランパイロットが戦闘慣れしていないメンバを守るために船を灰にしかけたり、実際に灰にしてしまう光景を何度か目撃してきました(実際に経験したこともあります)。
戦場は、船を灰にして慣れるものですが、高価な艦船に乗っていて、逃げる判断ができるなら、かまわず逃げましょう。
こんなふうにいうと非情かもしれませんが、Mission では Pod まで割られることはありません。
船と全ての装備を他人のために犠牲にする必要はまったくないのです。
自分の船と参加者の船を見て、自分のものがメンバの船より高価な部類であれば、迷うことなく逃げましょう。
【設定の方法】
こんな感じで、HPゲージ類の右下の横棒をクリックして、下から2番目の「Audio Alerts」をクリックします。
(日本語版は、位置から察してね!)
4.回避先のウィンドウを常に表示する。
ミッション地の最寄のステーションをブックマークするようにしてください。
ミッション専用のブックマークフォルダを用意して、最寄エージェントのステーションや避難先のステーションを登録し、常に表示しておくようにします。
【設定の方法】
People & Places ウィンドウの Places タブに、場所のブックマークを作ることができ、ウィンドウ下の「Create Folder」から、フォルダを作ることができます。
ブックマークはドラッグ&ドロップで、フォルダを移動したりもできます。
この中で「Show Window(もしくは Open Groupe Window)」を選択すると、別の小さなウィンドウで中のリストが表示されます。
これを、戦闘中につねに表示しておけば、困ったときにすぐに右クリックして Dock したりできるようになります。
OV(オーバビュー)にステーションやゲートなんて、表示しておかないのが時代のトレンドです(そうかな?)。
5.ドロンを待つのはほどほどに。
戦況が危うくなったときに、ドローンがまだ遠くで戦っている、という状況はよくあることです。
場合によっては、Web や Scram をかけてくれる敵を倒すために、回収するわけにはいかないという、ぎりぎりの状況もあるでしょう。
ドロンを使う Pilot にとって、ドロンはペットであり、武器であり、かけがえのない戦友でもあります。
自分が危険だからといって、愛着のあるドロンを放り出して逃げることは、あまりしたくないという人も多いことでしょう。
ドロン回収と同時にワープインするのが理想的ですが、削られる自艦のHPと、戻ってくるドロンとの競争のなかでそのタイミングを計ることは容易なことではありません。
自分の艦船+モジュールは、5機のドロンよりも安いものでしょうか。
もしもドロンよりも安かったとしても、船を燃やされてしまえばドロンは帰る場所を失い、NPCはドロンまでをも次々と灰にしてゆくでしょう。
待ちすぎて、艦船を落とすくらいなら、ドロンは見殺しにしましょう。
待っていて、はたしてドロンが間に合うかどうかは、何度も危うい経験をしてやっと判断が身につくものかもしれません(私はそうでした)。
それを覚える意味でも、船を落とすということは大切な勉強の機会ともいえます。
しかし、その損失は、決して小さなものではありません。
6.T2/Fac弾薬は、使えるなら遠慮なく使う。
T2/Fac弾薬は、T1弾薬と比較た場合、10~20%程度の威力アップにもかかわらず、価格は10倍ほどにもなります。
正直なところこれは「ありえないなぁ」といえるコストパフォーマンスではないでしょうか。
それでもミッションランナは、やがて高価な弾薬に手を出します。
何故でしょうか。
攻撃は最大の防御、という古い言葉にもあるとおり、敵を1機倒すことは、自分を危険にさらす相手を減らすことでもあります。
また、仮にカタログスペックでは20%UPでも実際に使った感覚は異なります。
具体的には、攻撃力と完全に均衡してしまうような回復力を持った相手がいた場合、ダメージが20%上回っていれば、そこから削ってゆくことができるわけです。
そこまで極端でなくても、T1弾薬でこちらが与えるダメージの30%を防御して30%ぶんを回復してしまう敵がいたら、実ダメージは40%になります。
ここで、Fac/T2弾薬で20%の威力UPがあれば、実ダメージは60%になり、T1弾に対して1.5倍のダメージになるわけです。
早く敵を殲滅できれば、時間当たりの収益も上がります。
結果として、この連鎖が、高価な弾薬を使い続ける理由になるのです。
7.泥棒に発砲しない。
ミッション中にどこからともなくやってきて、サルベ泥棒をする連中というのには、本当に腹が立つものです。
ついカッとなって、発砲したい気持ちになることもあるのではないでしょうか。
けれども、それは得策ではありません。
たいていの場合、相手はPvP用の装備をしていたり、あるいはPvP用の艦船をステーションに保持しています。
単にサルベージをしたいだけの人もいるかもしれませんが、反撃フラグを立ててあなたの船を攻撃したがっているわけです。
あなたに攻撃されても、十分な反撃をできる用意をした上で挑んでくる場合がほとんどで、PvPをするために、たとえばMWDを装備していたり、Web や Scram(ワープスクランブラ)を装備していたり、短距離型のタレットなどを装備していたりするわけです。
ついでに、NPCが一隻でも残っていれば、敵の属性からあなたの攻撃/防御の属性が丸分かりになってしまいます。
結果的に「こちらの攻撃属性に合わせた防御をして」「こちらの防御属性の穴を見破られて」「相手は自由にワープで逃げられる状況で」「こちらはワープ不可にされて」「こちらの苦手とする攻撃レンジから攻撃される」ということになるわけです。
はっきりいって、勝負でもなんでもなく、ただのいじめです。
そのうえ、かなりの確率であなたの船は灰にされます。
対策としては、
- 黙認する
- 敵の残骸を、出るたびに自分で破壊する
- 無視して別のミッションを進める
ただし、回収物のあるミッションで、その回収物を先にとられてしまうこともあり、その場合は相手の言い値でそれを買い取るか、ミッションを途中で放棄するしかなくなります。
一度受けたミッションを放棄すれば、NPCエージェントはあなたに対する評価(スタンディング)を下げると思いますが、また何度も取引をするうちに、きっとあなたを信頼してくれることでしょう。
8.途中で寝ない。
問答無用です。
眠くなったら、ステーションにドックしてから眠りましょう。
それでも、眠ってしまうときは眠ってしまうのですが。。。
9.無理にチャットの返事をしない。
チャットで盛り上がってしまい、ミッションで危うい目に遭った、という話を聞くことがあります。
10.ECMなどの妨害をしてくる敵に Tag をつける。
地味に役立つ小枝です。
アルファベットと数字が選べます。
タグをつけておいたから、次はあなたがターゲットだよ!
【設定方法】
こんな感じで、タグを表示するように設定します。
私は、妨害をしてくる敵は「0」を、次のグループのトリガになる敵には「A」をつけて確認するようにしています。
トリガの敵って、ときどき、まぎらわしいのがたくさん出てきますし、いちいち読むのも面倒なので。
また、好みだとは思いますが、妨害をする(0のタグをつけられた)敵から率先して倒すようにしています。
あとあと、 ソロでもいいので Fleet にしておかないと、Tag 機能は使えません。
11と12は、あなたが作って、教えてください。おもに私が喜びます。
(ところで「小技」を「小枝」と書いておいたのはヒミツです)
シールド68%で逃げるん?
返信削除パッシブだと30%で最大防御力でるからそこまで粘りたいです。
まあ、30%切ったら問答無用で逃げますけどね
アーマー削りながらステーションには戻れますよw
あれ? あ、そうかそうか^^>
返信削除ダメージ量じゃなくて、あの数値は残量だったですね(笑)
(遠い昔のことで、テキトーでした)
記述を直しておきます。
どうもありがとう^^
8.途中で寝ない。
返信削除俺的には これがトップ
あれー?
返信削除はいずりさんは、いつも、Webと Scram の表示を見落として、逃げ切れずに燃やされてるんじゃなかったっけ?(笑)
と、そういえば、Stasis Webifier と Warp Scramble をかけてくる敵を優先的に倒すことと、そういうステータス異常が見えるように、OV の右に余白を作ること、って書くのを忘れてた。。。
^^;