2014年3月2日日曜日

火薬砲BANZAI-予告編

 戦争になると、私はすぐに逃げる。
 今回、2度も同じ相手から宣戦布告された私は、退避用の会社を設立し、FSに代わりのCEOを用意し、真雪もろとも、そそくさと移籍した。

 手間は掛かるが、HighSecでの交戦が許されるのは戦争が受理された(宣戦布告されて実際に戦争状態に入った)Corpどうしのはずだから、他社への移籍は悪くない選択だと思ったのだ。
 実際、その後に宣戦布告されることも、襲撃を受けることもなかった。

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 EVE Onlineでは、最終的なコンテンツレベルが、どうしてもPvPを含むように設計されているという。
 これはおなじみで、多くの人が言うところだ。
 人が誰でも幸せを探す旅人であるように、よりよい資源、よりよい環境をもとめて、人は宇宙をさまようのだ。

 これだけ宇宙が広いのに、それにもかかわらず、それでも資源は有限なのだ。

 だから、そのエンドレベルのコンテンツにおいて、競争し、対立し、略奪しあうのは必然なのだろう。

 PvPがエキサイティングな経験であることは知っている。
 PvPによって、ゲーム内の経済が活性化することも分かる。
 ゲームデザインの中で、PvPが重要な意味合いを持つことも、エンドレベルコンテンツであることも必然だと思うし、デザイナたちが「PvPをするべきだ」と言い放ち、それをあたかも免罪符のようにして他者に襲撃する人たちがいることも、必然だろう。

 だからなおさら、私はPvPをしたくない。
 もっと精確にいえばPvPを「強制されたくない」。

 冗談交じりに「Kamikaze Corp にしちゃおうか」なんてことを言うことはあるけれど、降りかかる火の粉を払うことさえも、私はできればしたくない。

「それはCCPのゲームデザインにそぐわない」と言われるなら沿わなくて結構。
 私はCCPに遊ばされるのではなく、EVEで遊んでいたい。

「PvPはエキサイティングだ」というのだから、時折(火の粉を振り払う程度に)してみることはあるけれど、やはり肌に合わない。

「すべてのゲームコンテンツを楽しむ上で絶対必要だ」とはいうものの、私は今のプレイに飽きることもなく満足している。

 もちろん自分からしたくなったら私はするだろう。
 けれども、それまでは誰にも(たとえゲームデザイナであろうとも)それを強制されたくないし、されるいわれもないと思っている。

 たしかに売られた喧嘩から背を向けるのは、みっともないかもしれない。
 それでも私は逃げる。

 したくないことを強要されて従うのは、自分でしたいことが分からないのと同じくらいみっともないことだ。
 PvEが好きなことは、PvPを敬遠することは、そんなに恥ずべきことだろうか。
 私はそうは思わない。

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 というわけで、以前のアップデートで強化された Marauderクラスに乗ってみることにした。
(詳細は当該ページで「バッションモジュール」「ヴァーガー」の単語で検索してみてください)
 まさかのT2BSである。

 なぜ「まさか」なのかというと、私はBSのことを「大きくて鈍くさい棺桶」程度にしか認識していなかったからである。スキルも重いし。
 T3CLをはじめ、CL/BCクラスに特化したスキル学習をして暮らしていたので、なおさらBSが苦手だ。

 が、たまたま火薬砲のスキルを Machariel で覚えるうちに、Minmatar と Gallente のBSもL5にしてしまった。

(ちなみに、なんどでも宣言しておきたいが、私はカルダリ生まれです。)


 LサイズT2火薬砲は覚えたものの、ブラスタは覚えておらず。
 そうなると、必然的に、乗りたくなる船は Vargur というわけですね。
 リンク先の画像は建造途中みたいなダサい船ですが、いつかのアップデートから、けっこうカッコいい建造中の船みたいになりました!

 まぁ、Fitは誰もが考えるようなありきたりなしろものですから公開しません。

 High Slot がどうしても余るし、電力不足もあって、Energy Vampire(他の船からキャパシタの電力を奪う)を装備することにしました。



 ということで、次回からは、火薬砲のすばらしさに関するレビューをまとめたいと思います。

 ……ほんとだろうか。

2013年12月2日月曜日

ひゃっはー、戦争だ!(副題:「つぉ」のススメ)

 EVE宇宙でのんびりぼんやりとお過ごしの皆さん、こんにちは。
 今日も放浪生活をエンジョイしてますか?
 私はしています。エンジョイしています。

 今回のアップデートで追加されたSoE(Sister of Eve)が開発した、探索向きのFGおよびCLについては、アップデートが導入される以前から話題になっていたことと思います。

 IRLは相変わらず多忙ですが、私もそろそろSoEのLPを集めてBPCくらいゲットしようかな。ゲットしちゃおうかな。とうさん、がんばっちゃおうかな。

 とか思って最寄のSoEエージェントのところに赴いて「最近なんだか忙しそうじゃない? 私も仕事を紹介してほしいんだけど」なんてブラスタ片手に話しかけてみたのです。

 あまねくEVEのあちこちで、八方美人にエージェントと仲良くしている私ですから、当然のようにお仕事をいただくことができました。
 そして2日ほど経ったある日。

 いきなり Flat Sleeper は宣戦布告を受けました。

 おお。
 これが噂の「SoEでちゃらちゃらミッションしてるグズども(私のことか!)に戦争をふっかけて、あわよくばバカども(私のことか!)を食い物にしてやるぜローラー作戦」のようです。

 はい。
 PvPがニガテな、グズです。すいません。
 Proteus でブラスタを撃つことにヨロコビを見出しておきながらも、PvEで今日も明日ものんびりぼんやり赤十字だけを追いかける日々を送るつもり満々です。
 対人とか怖いですよコワイ。きゃー、こわい(棒読み) 。

 ということで、SoEのエージェントには「短い間だけど親切にしてくれてありがと、じゃね」と短い挨拶もそこそこに、とっとと拠点に逃げてきました。フレイタで。
 Kamikazeおそるべし、なのですが、まぁ、なんとかなるだろ~? とか思ってステーションから出たものの、ワープインまでの時間が今まで以上にかかるものですから、すごく緊張しました。

「今、誰かに襲われたら、私の大事な2隻のT3と装備一式(と、ごみみたいなLoot品の数々)が燃えてしまうのね!」とか思ったらそりゃ緊張します。
 ワープインのときの重力子放射の副次作用のように、視界のまわりがチカチカしてきて、手足の指先がしびれました。
 緊張のあまり。

 なんていうか、こう。
 大きいほうの排泄を、ずーっと我慢してると、こういう感じになりません? なりません?
 力が入らなくて、しびれて冷たくなってきたり、しません? しません?

 そんな小心者の私が、PvPとかムリですよ、ムリ。
 Angelが装甲に穴を開けてきただけで、ビビって、Podのなかでちょっと漏らしちゃう(大きいほうではありません)くらいのビビりですから、PvPとかムリですよ、ムリ。

 だから、戦争期間中は引きこもります。
 The Skill Online。略してTSOですよ。読みとして最適なのは「つぉ」ですよ、「つぉ」。

 というわけで、一週間の「つぉ」生活に入りたいと思います。
 みなさんごきげんよう、また来週!

2013年11月26日火曜日

放浪は続く。

 春からIRLが多忙になり、日記の記録はおろか、プレイ時間は減少し、ログインさえままならないことも多くなってしまった。

 Null領を撤退したのは夏の終わりの頃だったろうか。

 High Secに戻ってきた私と真雪は、ふたたびエージェントたちをからかったり、ご機嫌を取ったりしながら、Corpの維持を続けている。
 なにせオフィスが6つくらいあるのだから、維持費を稼がないと、という意味不明な目的意識だけが私たちの行動の動機になっているんじゃないかと心配にさえなる。

 そんな、生きているんだか死んでいるんだか分からないような Corpなのに、先日、新しいパイロットが参加した。
 世の中には不思議なことがあるものだと思う。

 私と真雪以外のメンバのほとんども、生きているんだか死んでいるんだか、ときどきログインしてはスキルを覚えてふたたび眠りに就いている様子だ。
 とはいえ、新メンバの紹介くらいはメールでしておこう、と思ってメールを送信したら、24時間以内に4人くらいから返事がきた。
 なんだなんだ。
 みんな生きているんじゃないか(笑)。

 世の中には不思議なことがあるものだと思う。

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 アップデートでまた新しくモジュールやらが加わり、艦船の調整が入った。

 真雪は相変わらず「Rattle Snake」に乗って Drone をもてあそんでいるし、私は「Proteus」と「Loki」を主力に飛び回っている。
 Null では T3CL「Legion」にたいそうお世話になったものだが、HighSecだとやっぱりあの「死んだ鳥」みたいな風貌といい、T1レンズなら弾薬費はかからないけれど役に立つ場面が限られている武装といい、ぱっとしないのでそのへんに放り出してある。

「Tengu」も持ち歩いてはいるが、ミサイルはやっぱりあまり好きではないから、ついつい前述の2隻が私の主力なのだ。

 それでもいくつか、乗ってみたい船が出てきた。

 まず「Eos」。
 これはT2BC(Battle Cruiser)なのだけれど、Gallente の DroneBC 「Myrmidon」をベースにしている。
 今までは各国とも、T2BCになるのは2種類あるうちの一方(Gallenteの場合「Brutix」)だけだったので、見た目にも退屈だったのだ。

 ただ、私は、Drone艦との相性が、地味に悪かったりするのだけれど。

 あと、EFTで調べたら「Proteus」に乗っているときのDPSが、900を超えることもあると判明した。
(Void弾とDroneを併用する組み合わせで)

 PvEばかりの私にとっては、属性のほうが大事だけれど、いつかのように Proteus だけですべてのミッションに挑戦するのもいいのかな、と思ったり。

 あるいはそろそろT2BSにも乗ってみたいなぁ、と思ったり。

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 Gallente と Minmatar の境目の宙域を、かなり手広く漂っている私たちは、呆然と今後のことを考えているようで、やっぱり考えていないのかもしれない。

 パイロットとしてデビューしたてのころは、寝る間も惜しんでがつがつとプレイしていたけれど、長く付き合っている恋人同士のように、ほどよい距離でのプレイをずっと楽しめるのもこのゲームのよいところなのだろう。

2013年7月10日水曜日

それでも不屈の精神を

 POSが燃えた。
 POSが燃えて、船が盗まれた。
 ログインした直後、そこには、ぽっかりあいた虚無だけが残っていた。

 私の作った採掘艦4隻。
 私の作った輸送艦1隻。
 私の作ったサルベージ艦1隻。
 私の作った戦闘艦1隻。
 私の作った探査艦1隻。

 私の作らなかった艦船、3隻くらい。

 ああ。
 なんということだろう。

 ポッドの溶液が、失意と恐怖でその温度を急激に下げたように感じる。

 逃げるようにしてOPへジャンプを繰り返す。
 System 内には私と真雪しかいないけれど、何者かに追われるような、不気味な感覚が肌を覆う。

 OPに入って、ぐったりと艦長室のソファに横になる。
 いったい、これからどうすればいいのだろう。

 真雪などは魂が抜けたような表情で、うつろに虚空を眺めている。
 私たちが戦闘で使っている艦船は無事だが、失ったものは多い(気がする)。

 おそらくはWHからの侵入者がこぞってPOSを襲撃したのだろう。
 なんという不注意。
 なんという無防備。

 POSにそれだけの艦船を停泊させたままにしていたのは、すべて私の失策だ。

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 ふと Ship ハンガに目を移す。

 ああ。

 この期におよんで、まさか。

 なんということだろう。

 採掘艦が2隻、出来上がっているではないか。

 装備も一式、ころがっているではないか。

 Rigまでご丁寧に出来上がっているではないか。



 ぐったりうなだれた真雪に声をかける。
 彼女は蒼白な顔を重たそうに持ち上げ、私のいるあたりを見つめる。
 その瞳は、ブラックホールのように光を失っている。

 私たちは譴責を受けた末、追放されるかもしれない。
 けれども、それまでは、できることがあるのだ。



 真雪はOPを出る私に、しぶしぶついてくる。
 私は採掘をする。
 真雪はその護衛をする。

 今までより慎重に。
 今までより的確に。

 目の前には鉱石があり、OPには生産ラインとBPCがある。
 一晩掘って、採掘艦をさらに3隻製造することができた。



 そうだ。

 私たちは無力なんかじゃない。

 忘れてはいけない。

 私たちは無力なんかじゃない。

 失敗にうなだれたあとは、同じ失敗を繰り返さないように、糧にして立ち上がればよいのだ。



 ……でも。
 BPCが尽きたらどうしよう。
 今はそれが心配だ。

2013年7月9日火曜日

あなたのZAZENはDPSに貢献しない。

 Nullの静かな宇宙での日々は、私の心を優しく癒してくれる。
 そこには競争も執着もなく、ただただ心のおもむくままに船に乗るという、私がPod Pilotになりたいと思ったすべてがあるのだった。

 DPSも Bounty も、DED品もFac品も、そこではたいした意味を持たない。
 ただただBPC(あるいはBPO)があり、鉱石の採掘と、そしてときどきそれを妨害する、ちょっと風変わりな(だからといってことさら憎らしいわけでもない)Drone。
 ときどき襲撃を目的とした船が迷い込んでくることもあるが、これも蚊のようなものだ。
 遠くに戦火が上がっているというリポートも漏れ聞くが、それでも、私の採掘艦の半径50kmは、だいたい静謐で平和だ。

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 しかし、このまま闘争のない日々に埋もれてしまうわけにはいかない。
 なにせ、誰も石なんて買わないのだ。
(できたものだってたいして売れないのだから当たり前だ)

 私はこの星系を借りている家賃を納めなくてはならない。
 家賃滞納すなわち退去。
 世の中お金よおカネ!

 そんな世知辛い実情が、じりじりと、私の情報伝達プラグを加熱させる。
 Wallet情報を開く。
 数日で数mil増えて、数十mil減っている。

 マイナスだ。
 超マイナスだ。
 マイナスを超えるマイナス。すなわち超マイナス。
 それってプラス? いいえ、マイナスです。

 マイナス概念のゲシュタルト崩壊を尻目に、私は私(と妹の真雪)の財政を立て直す必要を感じた。

 Nullは楽しいかと尋ねられたなら、私たちは間違いなく「もちろん!」と答えるだろう。
 しかし、Nullは儲かるかと尋ねられたなら、私たちは間違いなく「え、いや、まぁ、そういう人もいるらしいよね」くらいの、台風の後の田んぼに向かう用水路を伝う水のような非常に濁った答えを出すだろう。
(Caldari生まれの私が、どうしてオールドアースの、ましてその小国であるヤポネの糧食生産文化とその風景に詳しいのかについて、皆さんには教えられない)

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 この地で即金になるといえば、強盗か、Drone退治だ。
 強盗は無理だ。
 私は他者の介在を極力避けているから。
 いわばPod引きこもり。
 Caldari生まれでCaldariを避けるように出て、今ではNullで石を掘っていますが本当はブラスタ使いです。

 なにこの「おたずねもの感」。

 とにかく、強盗はお金にしづらいので、Drone退治です。
 簡易サイトもごろごろ浮いています。
 たまに数十milの賞金がかかっているレアなDroneBSも出現します。

 というわけで、これをちまちま倒していました。
 相変わらず、私は接近してパルスを照射(通称:近づいて殴る)。
 真雪ははるか彼方からDroneにて支援(通称:見守り係)。

 と、あるとき、サイトの攻略を終えたときにダイアログメッセージが出ました。

「なんだか、真雪が特殊なサイトへの入り口に関する情報を入手したらしい(意訳)」というもの。

 な・る・ほ・ど。

 これはなんだかオタカラのかほりが、ぷーんと匂い立ちます。かほりますよ。

 ということで、特殊なサイトの入り口情報がジャーナルに記載されているので行ってきました。

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 というこの日の日記は、このままぷつりと途絶えている。

 うん。
 覚えてる。

 翌日、実際にサイトに出かけて、Mother Drone(ウツボカズラのお化けみたいなの)を相手に、真雪とふたりだけで1時間くらいかけて戦って、たいした報酬は手に入らなかったんだよね。
 ZAZENの心で心身滅却しても、ろくにダメージが入らなくて、本当に苦労したんだよね。

 ひたすらひたすら、レーザーをピンピン撃ちつづけたあの退屈な1時間と、手に入ったカスカスのアイテムやらDrone鉱石やら変な箱やら。

 うん。

 だからきっと、公開しなかったんだよね。

2013年6月23日日曜日

いつも不屈の精神を。

 また Ratに襲われて Retrieverが灰になりかけた。
 しかし私だって、いつまでもバカではない。
 岩がふさいでいる進路の逆方向を見回し、そこにジャンプできる先を見つけた。

 たまたまそこが Droneたちの巣窟になっているサイトだったのは、私の運が悪かったのだ。

 そのようなわけで、かれこれ3隻目か4隻目くらいになる採掘艦をお釈迦にした。
 さすがZAZENである(意味が分からない)。

 無論、鉱石は採掘済みであり、ミネラルは精錬済みであり、BPCは購入済であり、次の採掘艦は製造済みである。
 向かうところ敵なし。
 悔しさに目の前が霞んでいるのではない、ちょっと疲れているだけに違いない。

 なんて思っていたら、家賃の請求がやってきた。

 そうだった。

 泥遊びのように、毎日掘っては作り、作っては売りに出し、売りに出してはひとつも売れない日々が続いている。
 ZAZENの心は無の心。
 無心に目の前のことに相対してこそ、宇宙の真理が見える、はず。

 しかし、そんな泥遊びに興じている場合ではなかったのだ。
 お金を稼がなくちゃいけないのだった。
 
>>>

 一時は真雪を護衛につけて掘っていたのだけれど、Ratはそんなに頻繁に沸くものではない。
 二人で掘れば鉱石は2倍になるのだ。

 なんとかよい方法はないものか、と苦心する。

 そこで思いついた。

 まず、Retriever よりも防御力の高い Procurerで採掘し、満杯になったらPOSにJETする。
(POS:Player Owned Structure。テントのような簡易ステーション)
(JET:船外排出)

 何度かそれを繰り返し、鉱石積載量の多い Retriever に鉱石を積みなおし、OP(OutPost)へ輸送する。

 こうすれば短時間で大量の石を(けっこう安全に)採掘し、輸送のときは大容量で行うことができる。
 万歳。
 BPCをたくさん持ってきてよかった!

 というわけで、早速開始する。


 実質、2人のキャラで4隻の採掘艦を使うという、ちょっとゴージャスなことになってしまったけれど、掘るときは集中して掘り、運ぶときは連続で運ぶというスタイルが、今はたいそう気に入っている。

 今のところ、Procurer は落とされていない。

2013年6月16日日曜日

タレットの命中率を格安で安全に上げる方法。

 みなさんこんばんは。
 ZAZENの心はNullの心。
 宇宙の深遠の闇に心の底の空白を重ねることによって、己の精神に新しい無の境地がもたらされるのです。
(なにこのアヤシイ宗教)


 そんなわけで宇宙の果ての暗闇の中、心をNullにして採掘していたところ、Ratに採掘艦を壊された、つららです。
 私の心もお財布も、また一歩、空白に近づきました。ありがとうございます。
 いいえ、全然ありがたくありません。

 そこに鉱石があるから掘っていたのですが。
 そこに鉱石があるせいでワープできずに壊されました。

 鉱石のバカ! バカ!
 こうなったら掘ってやる! 掘ってやる!
 えーい、これでもかぁ~。
 きゃ~! もうやめてよぉ~!
 あはははは!
 うふふふふ!




 ……なにをやっているんでしょうか。
 孤独のあまり、変な白昼夢でも見ているんでしょうか。

 新しい採掘艦ができると、採掘艦は壊れる運命なのでしょうか。
 山は死にますか。海は死にますか。
 風はどうですか。空もそうですか。
 採掘艦は壊れますか。壊れたら作ればいいですか。
 作ったら壊れますか。そうですか、そうですか。

 ええ。
 BPCならまだあるんです!
 船のBPCがあるなら(そしてそこにミネラルがあるなら)作ればいいんです!
 Mexallonなんて、買えばいいんです!
 ミネラルがないなら掘ればいいんです!
 最悪、T3で掘ればいいんです!

 そんなわけで、壊されても壊されても、不屈の精神で同じ船と同じFitを作り続けています。

 そうこうしているうちに、真雪もやってきました。
 つらら的には、真雪がいてもいなくても放浪気分に変わりがないのですが、真雪的には、つららがいるとたいそう嬉しい気がします。
 プレイヤは一緒なのですが、気持ちにずいぶん乖離があるので、これはちょっとした並行人格障害なのではないでしょうか。でも気にしません。



 さて、今日は Legion のタレットです。
 Legion といえば、泣く子も黙る Amarr帝国の T3CL。
 Amarr帝国のタレットといえば、いわずと知れたレーザタレットです。

 ……が。

 どういうことでしょう。
 短距離用高火力兵装としてその地位を定着させているはずのパルスレーザータレット。
 そのトラッキングは、とても遅いのです。

 短距離高火力型タレットはパルス(光学系)/ブラスタ(ハイブリッド系)/オートキャノン(火薬系)と3種類あります。
 私は大型艦を嫌うため、Mサイズタレットを愛用しています。
 では、それぞれのMサイズタレットの特徴を見てみましょう。



Heavy Pluse Laser II(Pluse Laser)
Optimal:12000
Falloff:4000
Tracking:0.081

Heavy Neutron Blaster II(Blaster)
Optimal:3600
Falloff:5000
Tracking:0.12

425mm AutoCannon II(AutoCannon)
Optimal:2400
Falloff:9600
Tracking:0.105



 さて、それぞれMサイズで最大火力を誇るクラスのT2タレットです。
 それぞれの特徴がよく現れていますね。
 上記はスキル/インプラント/弾薬補正のない数値ですから、高威力/短射程の弾薬を使うと一般的に Opt.Rangeは半分になります。

 パルスレーザの場合、かなりの Opt.Range が存在します。
 Falloffは短いため、最大射程は16000~20000m。
 だいたい10kmの位置でも十分な威力を発揮できそうです。
 そのかわり、Trackingは低め。
 
 ブラスタの場合、ダメージ減衰しないようにするには3000m付近で攻撃しなくてはなりません。
 対FGでMWDを使ってOrbitなんてしていたら、命中する気がしませんね。
 最大射程は8600~136000。
 まぁ、10km以内の距離で殴るのは必須といえそうです。

 オートキャノンはダメージ減衰はやむなし、と考えたほうが良い感じです。
 最大射程は120000~21600mですが、ダメージのばらつきは大きく感じます。


 さてもトラッキングです。

 私はブラスタ使いですから、最短距離から殴る戦術を使い続けていました。
 ProteusにFac品の Tracking Computerを3つ(with Tracking Script)を装備し、インプラントも「Tracking5%上昇」を装備してT1(もしくはFac)弾薬を使えば、Webなど掛けなくても SpiderDrone(もっとも小さくてすばしこい、Web+Scramをかけてくる Drone)にも当てる事ができます。

 ところが、パルスレーザのトラッキングは 2/3です。
 これではトラッキングコンピュータなんてつけるだけ無駄です。無駄。
(Weapon Upgradeは、パーセンテージで性能が上がるため、当然ながらもとの性能が高ければ高いほど大きな効果を発揮します)

 さて、いったい Spider Droneを簡単に、かつ格安で撃退するにはどうすればいいでしょうか。

 以前「Tracking Computer のようなアレコレ」という項目で紹介したことがあります。
 敵に対する攻撃を命中させやすくするには、例の4つのモジュールを使えばよいのです。

 結論から言うと、今回のように極短射程(10km以内)においては、Webがもっとも効果を発揮するのは皆さんもご存知の通りです。
 ひとつあたり60%の速度低下は、垂直方向におけるトラッキングを倍ほどの効果にしてくれることに等しくなります。
 また、こちらが交戦距離を優位にコントロールできるのもWebの特徴でしょう。

 欠点は、Fac品や特殊なボーナスを持つ船を使わない限り、その最大射程は10kmほどしかない、ということ。
 もちろん、たいていの短射程兵装ならばこれで十分です。

 よって、Mサイズパルスにおける最適な装備は「Webを積めるだけ積む」で正解となるわけです。

 ミサイル使い/Drone使いの場合、WebとTarget Painterの組み合わせが最適です。



 さて、それでは Proteus に Tracking Computer を3つも装備したのはなぜでしょう。
 高額モジュールを見せびらかしたかったのでしょうか。

 3つの Shadow Serpentis Tracking Computer に Tracking Script をロードして、Heavy Neutron II に T1(Fac)弾薬を詰め込みます。
 トラッキング関連のスキルとインプラントにもよりますが、つらら(ブラスタに特化したインプラントを装着した個体)がこれを使用すると、Tracking が 0.457 になります。
 Spider Drone ほどの小さな目標でも、400m/s ほどに速度を落としていれば、至近距離であたるのはこういう理由があります。
 しかし、Spider Drone は10km以内に必ずやってきますから、Web×3なら、スタッキングペナルティを考慮してもよほど効果があるはずです。

(※スタッキングペナルティ:Stacking Penalty。同種の効果を発揮するモジュールを複数使用すると、2つ目以降のモジュールは効果が減衰する。この効果は累積し、4つ目以降になるとそのモジュールを搭載する意味がほとんどなくなってしまうほどである)

 実はT2ブラスタには、長距離用T2弾薬「Null弾」があります。
 先の Tracking Computer×3に Optimal Range増幅スクリプトをロードした場合、Null弾は30km以上先の目標にダメージを与えることが可能になります。
 普段なら5kmほどの距離で戦闘をしているブラスタ艦にとって、30kmの射程は絶大です。

 ある時期から Drone を射出してもNPCがたびたびこれを攻撃するようになりました。
 そのため私は Proteusでは、Droneをほとんど使わなくなってしまったので、なおさらです。
 そうでないならば、Tracking Computer と Target Painter と Webを併用すれば、スタッキングペナルティも発生しませんから、むしろ有利になるでしょう。

 しかし、Target Painter と Webは、ターゲットごとに毎回起動する必要があります。
 Tracking Computer は状況に応じてスクリプトを交換する必要はありますが、ターゲットごとに起動する必要はありません。

 このあたりは、武装や船のボーナス、スキルやインプラント、得意とする戦術によって使い分けるのが適切でしょう。

 そういうわけで、私の Legion は現在、Web(T2ですらない)を3つ装備しています。

 採掘艦は今でもときどき危ない目に遭いますが、真雪の採掘艦も二人の予備もできました。

 元 Flat Sleeperのメンバも一人やってきましたので、ZAZENの境地をもっと宇宙に広めてゆきたいと思います。